七五三では何をする?基本の流れや準備する持ち物、注意点を徹底解説!
子どもの健やかな成長を祝う七五三ですが、「当日に何をするか」という全体像が見えにくいでしょう。
初めて経験する家族にとってはなおさらです。
神社への参拝や写真撮影などによって、当日のスケジュールや準備内容は大きく変わります。
直前に慌てることがないよう、七五三当日の基本的な流れと必要な準備・注意点を把握しておきましょう。
【この記事でわかること】
- 七五三のお祝い年齢や参拝時期の選び方がわかる
- 当日の流れやスケジュールから無理のない1日を計画できる
- 持ち物や注意点を事前に把握し、当日のトラブルを防げる
- 七五三の思い出を形に残す方法がわかる
本記事では、七五三の基本の流れや当日のスケジュールプラン、注意点を紹介するので、七五三を行う予定の方はぜひ参考にしてください。
七五三でお祝いする年齢と参拝の時期
七五三の実施にあたり多くの親御さんが最初に迷うのが、子どもの年齢や参拝時期です。
「数え年と満年齢のどちらで祝うべきか」や「いつ参拝に行くのがベストか」という悩みは、いつの時代でも尽きません。
古くからの慣習と現代のライフスタイルでは選択肢が多様化しているため、それぞれの違いやメリットを正しく理解するのが重要。
以下では、七五三でお祝いする年齢と参拝時期を解説するので、家族全員が納得できる最適なタイミングでお祝いしましょう。
数え年と満年齢の選び方基準
七五三を祝う年齢には、生まれた年を1歳とする「数え年」と、現在の年齢を基準にする「満年齢」の2種類があります。
結論から言うと、現代ではどちらのタイミングでお祝いをしても一切問題ありません。
かつては数え年で行うのが厳格なルールでしたが、現在では子どもの成長度合いに合わせて柔軟に選択する家庭が大半です。
例えば、3歳のお祝いを数え年(満2歳になる年)で行おうとしても、まだおむつが外れていないことも。
着物を嫌がって泣いてしまうケースも少なくありません。
子どもの精神的な落ち着きや体力的な余裕を考慮して、満年齢に達してから実施すると親側の負担も軽くなるでしょう。
主役である子どもの成長度合いに合わせて実施してください。
男女で異なるお祝いの年齢
七五三は文字通り3歳、5歳、7歳で儀式を行うのが通例です。
性別によってお祝いをする年齢に明確な違いが存在するので、お祝いする前に必ず確認してくださいね。
七五三でお祝いする年齢と性別は以下のとおりです。
- 3歳:男女両方
- 5歳:男子のみ
- 7歳:女子のみ
一般的には、3歳は男の子と女の子の両方、5歳は男子のみ、7歳は女の子のみがお祝いの対象となります。
3歳「髪置(かみおき)」は男女ともに髪を伸ばし始める儀式であり、5歳の「袴着(はかまぎ)」は男の子が初めて袴を着用する儀式です。
そして、7歳の「帯解(おびとき)」は女の子が紐付きの着物を卒業して大人と同じ帯を締め始める儀式を意味します。
地域によっては年齢や性別を通例以上に限定する風習もある点には注意してください。
事前に地元の慣習や配偶者に実家の意向を確認し、七五三のお祝いにおけるトラブルを回避しましょう。
混雑を避けるベストな参拝時期
伝統的な七五三の参拝日は、毎年11月15日と定められていますが、こだわりすぎる必要はありません。
11月の週末はどこの神社も祈祷の予約で非常に混雑し、駐車場の確保や待ち時間だけで子どもが疲れてしまうでしょう。
現在では、10月中旬から11月下旬までの期間を目安に、家族に都合が良い吉日を選ぶのが一般的です。
混雑をより回避したい場合は、気候が穏やかな9月の連休や時期をずらした12月上旬に参拝を行うという選択肢も。
神社の受付自体は年中行っている場所も多いため、混雑度と気候のバランスを見て、家族全員が快適に動ける日を設定しましょう。
七五三の基本的な流れとは
七五三の基本の流れは、一般的に大きく以下の3つに分かれています。
- 神社やお寺への参拝・御祈祷
- 思い出に残る記念撮影
- 家族での食事会
上記を1日ですべて実施するか、数日に分けて行うかによってスケジュールは大きく変わります。
初めて七五三を迎えるご家族や久しぶりに七五三をする方は、まず基本的な流れを押さえておきましょう。
神社やお寺への参拝・御祈祷
七五三の最も重要な儀式となるのが、氏神様や崇敬する神社、お寺へ足を運んで行う参拝と御祈祷です。
当日は事前に用意しておいた初穂料(御祈祷料)を持参し、社務所で受付を済ませてから本殿での御祈祷に臨みます。
神職にお祓いをしてもらい祝詞を奏上してもらいましょう。
子どものこれまでの無事を感謝し、これからの幸福を神仏に祈る行事としての区切りがしっかりとつきます。
思い出に残る記念撮影
子どもの愛らしい晴れ着姿を美しく記録するために、プロのカメラマンによる記念写真撮影は外せない要素です。
撮影のタイミングには、参拝当日にすべてを済ませる「当日撮影」と、別の日に行う「前撮り・後撮り」の2つが存在します。
当日すべてのスケジュールを詰め込むと子どもにも疲れが溜まりやすく、あまりおすすめできません。
現代では春先から夏にかけての空いている時期にスタジオ撮影だけを先に済ませておく「前撮り」を選ぶのが主流です。
一生の思い出に残る記念撮影だからこそ、子どもも家族も万全の状態で臨んでくださいね。
家族での食事会
参拝や撮影が無事に終了した後は、両親や祖父母を交えて子供の成長を祝うための食事会を開催するのが定番です。
お店を選ぶ際は、主役である子どもがリラックスして過ごせる環境かどうかを最優先に考えます。
着物を着たまま移動することを考慮し、神社からのアクセスが良い場所や、実家から集まりやすい立地にある個室のお店を選びましょう。
周囲の目を気にすることなく、お祝い膳などを囲んでゆっくり過ごせる環境がベストです。
当日のスケジュールをプラン別で解説
七五三の当日を家族みんなが笑顔で乗り切るためには、無理のないタイムスケジュールを組むことが何よりも大切です。
当日の予定は、写真撮影や食事会をどのように組み合わせるかによって大きく以下の3つのパターンに分かれます。
- 1日で完結するプラン
- 前撮りを含めたプラン
- 会食に時間をとるプラン
それぞれの動き方の特徴と、具体的な時間配分の例をチェックしましょう。
1日で完結するプラン
はじめに、1日で完結するプランを紹介します。
遠方から祖父母を招く場合や、1回ですべての行事をスマートに完了させたいご家庭に最適なプランです。
最も標準的な1日で完結するプランのタイムスケジュール例は以下のとおりです!
- 09:00〜 スタジオや美容院で着付け・ヘアセット
- 10:30〜 神社やお寺へ移動し、御祈祷の受付
- 11:00〜 本殿にて約30分間の御祈祷、その後写真撮影
- 12:30〜 予約していたお店で親族揃っての食事会
1日で完結するプランを成功させる秘訣は、着付け場所、神社、飲食店の3つが近距離に位置するエリアを選ぶこと。
移動時間を最小限に抑えることで、着慣れない衣装による子どもの負担を減らしましょう。
前撮りを活用するプラン
「当日に子どもが泣いて着崩れするのが心配」
「体力を考慮してゆとりを持たせたい」
上記のように考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで、強くおすすめしたいのが写真撮影を別日に済ませておく、前撮りを活用したプランです。
前撮りを活用したプランのタイムスケジュール例は以下のとおりです!
- (別日に前撮りを実施しておく)
- 10:00〜 自宅や着付けスタジオで、参拝用の衣装に着替え
- 11:00〜 神社へ直行し、混雑のピークを少しずらして御祈祷に臨む
- 12:00〜 家族で記念撮影
- 13:00〜 近場のお店や自宅へ移動し、食事会へ
最大のメリットは、当日のやることが「参拝と食事」だけになる点です!
午前中のスタートを遅らせることで、スケジュールに大きな余裕が生まれます。
すでに別日で晴れ姿をスタジオ撮影できているため、当日は天候や機嫌に左右されず、純粋に参拝の儀式に集中できるでしょう。
会食に時間をとるプラン
最後に、会食に時間をとるプランを紹介します。
会食に時間をとるプランでは、食事会をあえて後日に回すか自宅でのホームパーティーに切り替えます。
長時間の外出が困難な場合や、主役の子どもが疲れやすい場合におすすめですよ!
- 08:30〜 早めの時間から子どもの支度・ヘアセットを開始
- 09:30〜 写真スタジオに移動して記念撮影
- 11:00〜 晴れ着姿で神社へ移動し、御祈祷を済ませる
- 12:30〜 一旦帰宅し、普段着に着替えさせてリラックスさせる
- 13:00〜 自宅でお祝いのちらし寿司や料理を囲んでお祝いする
上記スケジュールの特徴は、最も体力を消耗する会食の手間を省き、午後早い時間にはすべてを終了できる点です。
着物を脱いで普段着に着替えさせると、子どもは一気にリラックスできます。
子どもの調子を崩さず、トラブルを未然に防ぐためにも、七五三のスケジュールには細心の注意を払ってくださいね。
七五三当日に失敗しないための注意点
入念に準備をしていても、七五三の当日は予期せぬトラブルが発生しやすいものです。
普段とは違う窮屈な着物や履き慣れない草履、大勢の大人に囲まれる緊張感から、子どもに大きな負担がかかるケースは多々あります。
家族まで焦って笑顔を失ってしまっては、せっかくにお祝いも意味がありません。
以下では、七五三当日に失敗しないための注意点を紹介するので、この機会にチェックしてください。
足の負担を軽減する靴を用意する
七五三のトラブルで最も頻出するのが、慣れない草履や革靴による「足の痛み」とそれによる歩行拒否です。
神社への境内は砂利道や階段が多く、鼻緒が指の間に擦れて痛みを訴える子どもが後を絶ちません。
足の問題を解決するためには、移動時には普段から履き潰しているスニーカーや歩きやすい靴に履き替えさせる方法がおすすめ。
移動中は草履や足袋を履き替えて動きやすい靴に変更すると、子どもへの負担も少なく、スムーズに当日進められます。
子どもが歩けなくなったときに備えて、親の靴も履きやすいものを選んでおきましょう。
一口サイズの軽食や飲み物も忘れない
慣れないスケジュールで疲れた子どもは、突然お腹を空かせたり喉の渇きを訴えたりすることも。
せっかくのお祝い事でも、主役が不機嫌になっては困りますよね。
そこで、カバンの中に一口サイズで食べられるおやつや飲み物を常備しておくことが大切です。
駄菓子のラムネやキャンディ、小さく切ったグミなど、口の中にすぐ収まるおやつを選んでください。
飲み物もストロー付きのマグやペットボトル用のストローキャップを用意すると、襟元を濡らす心配がありません。
着物をレンタルしている場合や高価な衣装を着ている場合は、食べこぼしによるシミや汚れには注意しましょう。
当日はウェットティッシュも多めに持参して、万全の対策で挑んでくださいね。
トイレ対策とお着替えの準備
着物を着用した状態でのトイレは、大人でも手惑うほど難易度が高く、子どもにはなおのこと困難でしょう。
そこで、着付けが終わって神社へ出発する直前には、必ずトイレを済ませることを徹底しましょう。
袴や振袖は裾が長いため、当日のトイレに備えて、着物の裾をたくし上げて固定できる「大きめのクリップ」が欠かせません。
一つだけでもバッグに忍ばせておくと非常に重宝します。
また、御祈祷や撮影が無事に終わった後の食事会でも、衣装で締め付けられた状態では楽しめませんよね。
解放してあげるために、普段着のワンピースや楽なセットアップなど、簡単な着替えを一式持参してください。
当日を平穏に終えるための隠れた重要ポイントですよ。
七五三の思い出を残すおすすめの方法
無事に七五三の儀式を終えた後、手元に残る思い出をどのような形として保存していくかも大切な要素です。
スマートフォンの画面やパソコンのデータの中に写真を閉じ込めておくだけでなく、日常でいつでも見返せるよう工夫しましょう。
以下では、七五三の思い出を残すおすすめの方法を紹介します。
デジタル共有とアルバム作成
七五三の思い出を残すおすすめの方法として、デジタル共有とアルバム作成があります。
写真スタジオから受け取ったデータは、万が一の紛失に備えて複数の場所にバックアップを取っておくことが基本です。
クラウドストレージに保存するだけでなく、簡単に写真を共有できるスマホアプリを活用すれば、リアルタイムで当日の様子も共有できます。
また、誰でも簡単にデザインできるデザイン性の高いフォトブック作成サービスが普及しているのをご存じでしょうか。
当日の子どもの言葉などをテキストとして写真の横に添えて、世界に一冊だけのアルバムを作成しましょう。
子どもが大きくなった時に一緒に見返す楽しみも生まれるので、ぜひ検討してください。
当日の声を残すボイスフォト
七五三の思い出を五感で振り返るために、その年齢ならではの「声」を一緒に残せるボイスフォトスタンドはいかがでしょうか。
最近では、QRコードを印刷してスマホから当時の音声を再生できるサービスがあります。
また、ボタンを押すだけでその場で録音・再生ができる音声モジュール付きのフォトフレームも人気です。
子ども自身の声や家族のお祝いメッセージを吹き込んでおけば、数年後に見返した際に、当時が一瞬でよみがえる宝物になります。
世界に一つの似顔絵イラスト記念品
家族が集まる七五三のお祝い時には、形に残す記念品として「似顔絵イラスト」を選択肢に加えるのもおすすめです。
他のお土産やグッズとは違って、世界に一つだけのオリジナルプレゼントとして非常に高い人気を集めています。
上記の似顔絵は似顔絵グラフィックスに在籍する似顔絵師「natsumi」の作品です。
natsumiは人物の生き生きとした表情や細やかな個性を捉える表現力に優れている、人気の似顔絵師です。
似顔絵師「natsumi」の作品は他にも見られるので、ぜひこの機会に一度チェックしてくださいね!
まとめ
本記事では、七五三の基本の流れや当日のスケジュールプラン、注意点などを紹介しました。
七五三は、子供のこれまでの健やかな成長に感謝し、これからの幸福を家族みんなで願う人生の大切な節目です。
当日の流れを丁寧に組み、家族全員の記憶に一生残り続ける最高の晴れ舞台をプロデュースしてあげてくださいね。
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