「似てる!」と言われる似顔絵のコツ|誇張すべきパーツはどこ?
「似ている似顔絵を書きたいのだけれど、どんなところを誇張したらいいの?」
似顔絵を誇張して書くことを習得できれば、豊かな表現でイラストを書くことができます。
とはいえ、いざ書いてみると、「なんだか似ていない…」「かわいくない…」とお悩みではないですか?
実は、コツさえ掴んでしまえば、絵が上手くなくても簡単に似ている似顔絵が書けてるのです!
そこで本記事では、デフォルメ似顔絵の書き方のポイントを解説します。
あなたも、似顔絵の書き方のコツを知って、楽しく似顔絵を作成してみましょう!
目次
デフォルメ似顔絵とは?
デフォルメ(déformer)はフランス語で「変形する」「誇張する」といった意味です。
対象の物に歪みを加えて変形させることで、より印象的にする効果があります。
イラストや似顔絵で使う表現のデフォルメは、対象者の特徴や個性をとらえて、分かりやすく誇張することを指します。
つまり、似顔絵をデフォルメする場合には、顔を見たまま模写するのではなく、愛着を持たせて形を変化させていくのです。
デフォルメ似顔絵は、少なくシンプルな線の中に、似せるためのポイントがたくさん詰まっています。
顔の輪かくや、各パーツの線、影の表現が少ないため、端的に相手の個性を表すことが大切です。
デフォルメによってアレンジができ、多彩な表現ができるのも魅力ですね。
デフォルメ似顔絵の活用シーン
デフォルメ似顔絵は、その人の特徴が分かりやすく表現されているため、見る人の記憶に残りやすいのが魅力です。
SNSのアイコン
インパクトを出したい場合、デフォルメ似顔絵をアイコンにするのがおすすめです。
各SNSの特性に合わせた似顔絵の選び方を解説します。
例えば、Twitterなら、デフォルメしたキャラクター風、LINEなら友達や知り合いがすぐわかる自分にそっくりな似顔絵など、それぞれのSNSによって好まれる絵柄があります。
また、SNSでコミュニケーションを活発にしたいなら、男性や女性ともに親近感がある、かわいいらしさのあるイラストがおすすめです。
仕事用・副業用のアイコン
仕事用・副業用のアイコンにも似顔絵のイラストを活用することができます。
例えば、クラウドソーシングサイトやビジネスで使うチャットツールなどでも、プロフィール画像(アイコン)の設定をすることがあります。
都合上、顔写真を掲載することができない人でも、代わりに似顔絵を設定できるので便利です。
似顔絵のイラストは、何度も目に入るたびに相手に覚えてもらいやすくなります。
そのため、名刺やカードの挿絵に活用すれば、相手の印象に残ることまちがいなしです!
大切な人へのプレゼント
家族や友達など、大切な人へのプレゼントに似顔絵が選ばれることが多くなりました。
似顔絵は、高価なものとは言い難いですが、思いが込められているプレゼントだといえます。
相手の方にそっくりのリアルな似顔絵も人気の一方、「そっくり過ぎずほどよい似顔絵」を求める方もいます。
デフォルメされた似顔絵は、本人の特徴をとらえつつ、ちょうどいい感じの似顔絵を探している方にピッタリです。
送った相手と一緒に似顔絵を見ながら、「ここが似ているね!」と盛り上がるのも楽しいですね。
デフォルメ似顔絵の基本|これだけはおさえよう!
デフォルメ似顔絵を作成するときに大切にしたいことをお伝えします。
まずは「その人らしさ」が出ているパーツを見つける
「特徴を誇張する=デフォルメ」ですので、まずは対象者の特徴をじっくりと観察します。
まずは、全体をじっくり観察して、その方のチャームポイントはどこなのかを見つけます。
たとえば、大きな目が印象的なら、目元をデフォルメして、生き生きと印象的にしてみるのはいかがでしょうか?
明るい笑顔が印象的なら、口元をデフォルメしてキラキラした笑顔の似顔絵にするのも素敵です。
ポニーテールが印象的な女の子なら、髪型をデフォルメするのもかわいいですね。
このように、目立つ特徴は誇張して強く印象づけてると、「似てる」似顔絵に近づきます。
まずは、じっくりと対象者を観察しましょう。デフォルメすると素敵だなと感じる部分を見つけるのがとても大事です。
前向きにいい部分を誇張する
モデルとなる方に喜んでもらうために大切なのは、前向きにいい部分を誇張し、美しく作成することです。
そのため、かわいらしく、かっこよく、きれいに仕上げるのは最低限のマナーと言えるのではないでしょうか。
特徴をおもしろおかしく際立たせる似顔絵の手法があります。
それは同時に対象者のコンプレックスを強調することにもつながります。
特徴としてある程度活かすのはかまいませんが、コンプレックスだと感じているかも知れないパーツについては、先に確認するか配慮しつつ仕上げていくとよいでしょう。
相手に喜んでもらえる似顔絵にすることを、ぜひ心がけてみてください。
誇張に優先順位をつける
デフォルメ似顔絵では、各パーツと全体のバランスが重要です。
顔のパーツに髪型、服装まで、全てをデフォルメして強調させると、ごちゃごちゃした印象になってしまいイマイチです。
どのパーツも目立たなくなってしまうことは避けましょう。
対象者の特徴に優先順位をつけて、デフォルメに強弱をはっきりさせるのがポイントです。
例えば、「目と髪型は強調したから、鼻は誇張しすぎず控えめにする」など、バランスを意識するとまとまりのある似顔絵になります。
デフォルメ似顔絵を作成するコツ
アイコンやプレゼントなど、様々なシーンで活用できるのがデフォルメ似顔絵です。
ここからは、デフォルメ似顔絵を作成するコツを解説していきます。
顔の輪郭のデフォルメ
輪郭をとてもシンプルですが、実は奥が深くとても重要です!まずは、ざっくりとした輪郭の形をとらえていきましょう。
いきなりリアルな顔の形を書こうとせずに、図形として捉えると似やすいです。
輪郭は、丸型・楕円型・四角型・三角型・ベース型…といった風に分けられます。
輪郭がピタッとハマると、「そうそう!似てる!」と言われる可能性がグッと上がります!
顔のパーツのデフォルメ
誇張しやすいのは、目や鼻、口といった顔のパーツです。
・目のデフォルメ
目は似顔絵を印象づけるもっとも大切なパーツです。
目が細い人(一重まぶたの人)などは上のアイラインを1本太く書きます。
タレ目の場合はデフォルメして、目じりが垂れるようにします。
くっきりした印象の人(二重まぶたの人)は、二重の形も観察します。
上まぶたのどれぐらいの幅で二重があるのかもよく見てみるとよいです。
また、奥二重の人は目頭のどこから二重が始まっているのかよく観察してみると色々な形があることが分かります。
笑顔が印象的な人は目を三日月型にするのもよいです。
また、まつげが印象的な人は、ハッキリと書けばグッと印象的になります。
・まゆのデフォルメ
まゆも目とと同じく、対象者を印象づける大事なパーツです。
まず全体の形が、直線型なのかアーチ型なのかとらえましょう。
まゆの上下のアウトラインが直線で構成されているものが直線型、上下が目の形に沿うように曲線で構成されているものがアーチ型です。
直線型は男性に多く、アーチ型は女性に多く見られる形です。
直線型は男性的(力強い・りりしい)、アーチ型なら女性的(優しい・華やか)な印象になります。
・口のデフォルメ
「笑顔の似顔絵を書きたい!」と思う人は多いです。そこで重要なのは、口の表現です。
1番簡単なのは、口角を上げて書くことです。
口の両端をキュッと引き上げることで、簡単に笑った表情を作ることができます。
さらに口を開けると、人懐っこい可愛らしい笑顔を作ることができますので挑戦してみるのもいいです。
人柄まで現れているような口元になれば、さらに豊かな表情になりますね。
髪型のデフォルメ
毎日髪型が変わる女性だったらとても悩みますが、対象者が普段からしている、1番イメージがしやすい髪型で書くのがよいでしょう。
それには、「髪型を含めた頭全体のシルエットの形をつかむ」ことがポイントです。
女性は特に、ショートヘア、ロングヘア、髪を結っている、ウェーブがあるなど髪型のバリエーションが豊富です。
髪型にこだわりを持っている方も多いので、その人の個性が素敵に見えるように書いていきましょう。
服装のデフォルメ
もし顔だけでは個性が出しにくいと感じる場合でも、特徴的な服装やポーズにすれば、その人らしさに近づけることができます。
中には、ファッションにこだわりがある方が多いので、小物やアクセサリーで個性を出せます。
ただし、あくまで似顔絵を引き立てるための小物類と考え、それらが目立ちすぎないようにする方がよさそうです。
また、対象者の特徴を表すにはポーズを工夫してもよいです。
とはいえ、ポージングを取り入れた似顔絵は、顔だけの似顔絵より難易度が上がるのも事実。
まずは、顔や髪型、服装などをデフォルメする練習をしてから、ポージングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
自分で書くことが難しいならプロに依頼しよう
自分で書く方法をチェックしてみたけれど、「どうしても自分で書くことは難しそうだな」と感じる人もいるでしょう。
似顔絵を自分で書くことが難しい人は、無理をせずプロに依頼してください。
インターネットから依頼する似顔絵師を選べば、対面で気まずい思いをする必要がありません。
手軽に依頼できることがオンラインの魅力ですが、主役の思い出づくりがしたいなら、似顔絵の実店舗に行って依頼する方法もあります。
以下にて、インターネット上で似顔絵を注文できる通販サイト、「似顔絵グラフィックス」を紹介します。
手軽にデフォルメ似顔絵を依頼するなら「似顔絵グラフィックス」
「デフォルメ似顔絵のコツは分かったけど、そもそも似顔絵を書くのが苦手…」
「プレゼントように似顔絵だから、プロに作成して欲しい!」
そんな方には、「似顔絵グラフィックス」がおすすめです。
似顔絵師「ひでお」
作成似顔絵師:ひでお
似顔絵を描くことが大好きな似顔絵師です。お客様の魅力を引き出すのが得意で、はっきりとした線と明るい色使いで仕上げます。
この似顔絵師の作品を見てみる!似顔絵師「明浩」
作成似顔絵師:明浩
大切な記念日や、お世話になった方へのお礼など、お客様の「想い」を乗せてお届けします。ふんわりと暖かい似顔絵をやさしく淡い色使いで仕上げます。
この似顔絵師の作品を見てみる!デフォルメしない似顔絵を書いてほしいときにおすすめの似顔絵師
人物をデフォルメした似顔絵があれば、デフォルメしない似顔絵もあります。
主役の雰囲気や性格に配慮した際、デフォルメしない似顔絵の方が魅力を引き出してくれることもあるでしょう。
下記にて、似顔絵グラフィックスに所属している、デフォルメしない似顔絵師を紹介します。
似顔絵師「エース」
作成似顔絵師:エース
エースは、デフォルメしない似顔絵を書く似顔絵師の中でも、とくに人気があります。
万人受けしやすいタッチなので、どのような関係の人にも気軽に贈れることが特徴です。
似顔絵師「マル」
作成似顔絵師:マル
おだやかなタッチでクオリティの高さを求める人には、マルの似顔絵が向いています。
結婚記念日以外のプレゼントも、お気軽にご相談ください。
似顔絵師「はるてる」
作成似顔絵師:はるてる
可愛らしくてコミカルなタッチの似顔絵が好きな方には、はるてるの作品をプレゼントしてみましょう。
主役を、艶やかで若々しい雰囲気に仕上げてくれます。
まとめ|誇張似顔絵の書き方を覚えよう
デフォルメ似顔絵の書き方のポイントを解説しました。似顔絵を誇張して書くことを習得できれば、豊かな表現が身につきます。SNSのアイコンや、プレゼントにするなど、様々なシーンでイラストを活用することができます。
「似顔絵を書くのが苦手…」「プレゼントにしたいから、プロに作成して欲しい!」そんな方は、「似顔絵グラフィックス」に依頼するのがおすすめです。
「似顔絵グラフィックス」には、プロの似顔絵師が在籍しています。たくさんの作品サンプルから、お好みの絵柄を見つけるのも楽しいですよ。
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