似顔絵で子供を描きたい!基本のコツや男女別のポイントを紹介
子供の似顔絵を描きたいけど、あまり絵を描いてこなかったから自信がない人もいるでしょう。
似顔絵を描くには、それぞれのパーツをじっくりと観察することがコツです。似顔絵を描くと、子供の顔をじっくりと観察することができるので、新たな発見に繋がるかもしれません。
今回は、子供の似顔絵を描く方法をパーツごとに紹介しているので、絵を描くときの観察の仕方が分かるでしょう。
目次
子供の似顔絵|基本の方法
似顔絵を作成するときは、はじめに子供の特徴を観察しましょう。私たち人間はほかの人の顔を見るとき、一番印象的な部分を無意識に見てしまうといいます。目が大きかったりおでこが大きかったり、印象的だと感じる部分は人によってさまざまです。
似顔絵を描くときは印象的だと感じた部分を強調して描くといいでしょう。よく似た絵をかくには、印象的だと感じた部分が重要だからです。
まずは輪郭を描く
はじめに輪郭を描くので、どのような形をしているか観察してみましょう。輪郭では、顔の形と耳の位置がポイントになります。基本的に、顔の形は面長か丸顔かの二種類に分かれます。絵を描くときに忘れがちですが、耳の位置は似顔絵の年齢を左右するパーツです。大人は耳の位置がやや高く、子供は耳の位置がやや低いです。
目の形を決める
目の形は、顔の全体的な印象を決めるパーツだと言っても過言ではありません。形だけに限らず、位置も顔の印象を変える要素です。たとえば、以下の種類があります。
-
- 大きなたれ目
- 二重
- 一重
- キリっとした目
- 丸い目
など・・
目は、顔のパーツの中でも個性が出やすい部分です。目がぱっちりとしていてまつ毛が長い男の子もいますし、切れ長でかっこいい雰囲気の女の子もいるでしょう。
大きなたれ目を描くときは、目の上のカーブと合わせて黒目の下もたれさせることがポイントです。キリっとした目なら、たれ目とは反対に目頭の方が下がります。丸い目を描くときは、目の上のカーブが丸に合わせて強くなります。
口の形を決める
似顔絵を似せるポイントとしては、口の形も外せません。対象者が日常的にする表情をいかにして表せるかが重要だからです。口の形には、たとえば以下の種類があります。
- 標準的な唇
- うすい唇
- 下唇、または上唇のどちらかが厚い
- おちょぼ口
など
普段あまり絵を描かない人に注意してほしいのは、口を表現するのは難しいということです。なぜなら、ふっくらとした唇を表現しようとするとギャグ調になり、イメージ通りの絵にならないからです。
唇の形はデコボコしているので、一本の線で表現してしまうと、どうしてもイメージ通りに描けません。そこで、以下の方法があります。
- 上唇に影を描く
- 影のみを描く
- 線のみで表現する
リアルな作風を目指しているわけではないのなら、2番や3番の描き方を練習するといいでしょう。
口角を上げて歯を描くと、「イヒヒ」と笑った表現ができます。小さな口を閉じて口角を少し上げると、はにかんだ表情を描くことが可能です。口以外のパーツが上手に仕上がらなくても、口が似ていると対象者に似た似顔絵になります。
眉毛を決める
眉毛は、表情が決まるので重要なパーツです。しかし作成している似顔絵が子供の場合、ほかのパーツほど重要ではありません。目や口などで特徴をきちんと掴めていると、眉毛がなくても似顔絵として成り立ちます。
髪型を決める
髪型を描くときにポイントになるのは、後ろ髪の長さや前髪の形です。後ろ髪や前髪が合っていると、「なんとなく特徴を捉えている」似顔絵になるので、形を観察して描いてください。
子供の似顔絵|女の子で重要なこと
女の子の似顔絵を可愛く描くコツは、以下の通りです。
「可愛い」の基本は丸
可愛い顔を描くときは、丸い顔を意識して描くことがコツです。頬をふっくらと、目は丸く描くと、可愛い女の子の顔になります。幼さを強調したいときは、両方の目の幅を、目1個分より少し離して描きます。
鼻は描かない
絵の雰囲気によって、鼻を描かないことで可愛さが強調されます。リアルな鼻は普段から絵を描く人にとっても難しく、きちんと鼻の位置や構造を理解していなければ、絵の印象が変わってしまいます。
鼻の穴まで描いてしまうと絵の雰囲気がイメージと離れてしまいますし、立体感を上手に表現できません。そのため女の子の似顔絵を可愛く描きたいのなら、省略した方がいいのです。
子供の似顔絵|男の子で重要なこと
基本的に子供のうちは男女差があまりないので、気にするパーツも多くありません。
小学校低学年までは男女差があまりない
小学校低学年までの子供を描く場合、体格による男女差はあまりありません。顔は丸く、首は細く短くすることで可愛らしい雰囲気になります。幼さを出したいのなら、ぽっちゃりとしたお腹を描くといいでしょう。似顔絵なら、髪型や配色で男の子らしさをプラスできます。
眉毛に注目する
男の子の絵で女の子との違いを出せる部分は、眉毛です。可愛く表現したいのなら短く太めの眉を描きます。長くて少し吊りあがった眉の場合は、かっこよさが表現できます。
子供の似顔絵|赤ちゃんの場合
子供でも赤ちゃんの場合は、また特徴が異なります。
赤ちゃんの顔のポイント
身体が発達していない赤ちゃんは顔がしもぶくれで、シルエットは四角いことが特徴です。おでこは広く、髪は柔らかくふわふわに描きます。見た目よりも淡い色を使うと、髪やまゆげの柔らかさや細さが表現できます。色には心理的な効果があると考えられていて、目に見えた配色のまま描いてしまうと、イメージと離れてしまうケースが少なくありません。
黒目の大きさは見えた通りに描く
赤ちゃんの絵を描くと、どうしても黒目を大きく描いてしまう人がいます。これまでにいろいろな赤ちゃんと会ってきた中で、どうしても「赤ちゃんは目が大きい」というイメージが染みついているのでしょう。
イメージを優先して描くと、自分は可愛い似顔絵ができたと思っていたのに、他人から目の大きさを指摘される可能性があります。赤ちゃんを可愛く描くコツは、黒目を大きく描きすぎないことです。
似顔絵師は子供の顔をどう表現するか
ここでは、「似顔絵グラフィックス」の似顔絵師が、子供の顔をどう表現しているのか確認してみましょう。自分で似顔絵を描くことが難しい場合は、似顔絵師に依頼するのもひとつの方法です。
dawさんが描く子供
1歳の男の子ですが、おでこを広くとる、目を大きく描き過ぎない、髪をふわふわにするなど赤ちゃんの絵で重要なポイントを押さえて描いています。
「上月」さんが描く子供
こちらは6歳の男の子です。口角をしっかりと上げてにっこりと笑った子供の絵ですが、淡い線で小さな鼻を描いて、絵の邪魔にならない工夫をしています。
「レンズ」さんが描く子供
髪はアニメ調の表現で、似顔絵師の個性が溢れる一枚です。髪の長さやボリュームを変えて、男の子と女の子を描き分けています。
まとめ
似顔絵で子供を描くコツを紹介しましたが、赤ちゃんや顔のパーツによって描き方が異なることがお分かりいただけたでしょう。子供たちの顔を観察する機会を作って、似顔絵を描いてみてください。もし難しいのなら、プロに依頼するのもいいでしょう。
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