9月に結婚式をする人が多いって本当?9月挙式のメリット・デメリットと秋ならではの演出を紹介!
「9月に結婚式をするメリットは?」
「結婚式の演出に季節感を取り入れたい」
気候の良い秋は、結婚式シーズンと言われています。
夏から秋へと季節が変わる9月も、結婚式に人気の月です。
9月の結婚式にはどんな魅力があるのかを知り、早めに結婚式の準備に取り掛かりたいですね。
この記事では、9月に結婚式をするメリット・デメリット、さらに季節感のある披露宴の演出を紹介します。
結婚式に出席するゲスト向けの情報もありますので、9月の結婚式に招待された方は参考にしてください。
目次
いつ結婚式を挙げる?挙式月の人気ランキング
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国推計値)」によると、多くの新郎新婦が11月に結婚式を挙げていることがわかりました。
上位3位は、以下の通りです。
1位:11月(14.0%)
2位:10月(12.1%)
3位:5月(11.3%)
9月は、8位(7.2%)という結果でした。
数字の参照元:ゼクシィ結婚トレンド調査2022
9月の結婚式は人気が高いイメージがありますよね。
ですが、実際には秋本番の11月や10月、気候が穏やかな5月が人気であることがわかります。
とはいえ、9月に結婚式を実施する方は多く、会場の予約が取れにくいと言われています。
9月の結婚式にどんな魅力があるのか、またどんなデメリットがあるのかを知り、早めに挙式日を決めたいですね。
【メリット】9月に結婚式を挙げるメリットと魅力
9月の結婚式には、主に4つのメリットがあります。
真夏を避けて結婚式を挙げたい方、秋の結婚式を検討中の方は、9月挙式ならではのメリットと魅力を確認しておきましょう。
連休が多いため、ゲストを招待しやすい
9月は「敬老の日」「秋分の日」といった祝日があり、連休があるのが特徴です。
秋の大型連休である「シルバーウィーク」も9月にあります。
連休の初日に結婚式を行えば、遠方に住むゲストは出席しやすいでしょう。
9月の結婚式は、ゲストを招待しやすい点がメリットと言えます。
秋らしさを先取りして取り入れられる
9月は秋本番ではありませんが、季節を先取りして結婚式に秋らしさを取り入れても違和感がありません。
屋外では暑さを感じても会場内は涼しくて過ごしやすいため、残暑を忘れて秋らしい雰囲気を楽しめるでしょう。
結婚式において、季節感は大きなポイント。
会場コーディネートや新郎新婦の衣装、演出などに秋らしさを入れることで、ゲストの心に残る結婚式になります。
秋と夏の両方を楽しめる
夏の気配が残る9月の結婚式では、夏と秋の両方を楽しめるのもメリットの1つです。
会場のカラーコーディネートや衣装に涼を感じるブルーと秋を感じる赤やオレンジを取り入れれば、2つの季節を楽しむことができます。
9月に結婚式を行えば、オリジナリティー溢れる演出でゲストをおもてなしできるでしょう。
ガーデンなどの屋外でセレモニーができる
8月と比べると暑さが落ち着く9月は、屋外でのセレモニーが行いやすいでしょう。
屋外スペースがある会場では、ガーデンで写真撮影やブーケトス、デザートビュッフェなどの演出が可能です。
真夏や真冬にガーデンセレモニーを行うのは大変ですが、暑さや寒さが和らぐ季節なら快適に過ごせるでしょう。
【デメリット】9月に結婚式を挙げるデメリット
9月の結婚式には多数のメリットがある一方、知っておきたいデメリットもあります。
デメリットを把握して対策を練ることで、9月の結婚式を成功させることができるでしょう。
ここでは、3つのデメリットについて解説します。
日中は残暑が厳しい
9月は暑さが和らぐとはいえ、日中は真夏のような暑さになることがあります。
そのため、9月に屋外でセレモニーを行う際は、時間帯に注意が必要です。
気温が上がりやすい日中を避け、午前中や夕方に屋外でセレモニーを行ったり、ゲストの暑さ対策を考えたりするなど、快適にセレモニーができるように工夫しましょう。
台風が多く、天候が変わりやすい
9月は天気が変わりやすく台風が発生しやすいため、天候の悪化が結婚式に影響をおよぼすおそれがあります。
憧れのガーデンセレモニーが雨で中止になったり、台風で公共交通機関がストップし、ゲストが会場に到着できなくなったりすることが懸念されます。
9月の結婚式に対して秋晴れの空をイメージしていると、天候が悪化した際にがっかりしてしまうかもしれません。
結婚式の日取りを決める際は、天候を考慮することが大切です。
お日柄の良い日は予約がすぐに埋まる
連休初日や大安などのお日柄が良い日は、会場の予約がすぐに埋まります。
そのため、せっかく気に入った会場であっても希望日に予約が取れないことがあります。
最近ではお日柄を気にしない方が増えていますが、新郎新婦は気にしなくても両家の親御さんが重視されるケースも。
結婚式の日時を決める際、「六曜」または「六輝」と呼ばれるお日柄も確認することをおすすめします。
【大安】 午前・午後ともに吉
【友引】 午前は吉、正午は凶、午後は吉
【先勝】 午前は吉、午後は凶
【先負】 午前は凶、午後は吉
【赤口】 午前・午後ともに凶 ※午前11時~午後1時は吉
【仏滅】 午前・午後ともに凶
【新郎新婦向け】結婚式を9月に行う際の注意点
9月に結婚式を行うメリット・デメリットを踏まえたうえで、9月挙式の注意点を紹介します。
ポイントは、事前準備とゲストへの配慮。
人気の高い9月に結婚式を行いたい方は、参考にしてください。
早めに会場の予約を取る
9月の連休中や大安の土日・祝日は人気が高いため、早めに会場を予約することをおすすめします。
複数の部屋がある会場では、ゲストの人数に合った部屋を押さえられないこともあります。
9月に結婚式を挙げたい方は、早めに披露宴の規模を考えておくとよいでしょう。
残暑対策をする
9月にガーデンセレモニーを行う場合、暑さ対策が必要です。
例えば、男性ゲストにジャケットを脱いで参加してもらったり、セレモニー後に冷たいおしぼりや汗拭きシートを渡したりします。
なるべく屋外にいる時間を短くするため、ガーデンでのセレモニーを最小限にとどめるのも1つの方法です。
雨が降った時の対応を考える
台風や雨天時は、屋外でのセレモニーができません。
ガーデンでブーケトスやフラワーシャワーを予定していた場合、披露宴会場やチャペル、ロビーなどでも行えるかどうか、会場に確認しておきましょう。
天井の高さによってはブーケトスができず、ブーケプルズに変更したり、友達にそのままブーケをプレゼントしたりするなど、演出方法の変更が必要になるケースもあります。
【ゲスト向け】9月に結婚式に出席する際の注意点
9月に行う結婚式に招待された場合、ゲストはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。
ここでは、ゲスト向けの注意点を3つご紹介します。
欠席の連絡を早めにする
結婚式と他の予定が重なってしまった場合、招待状の返信をしづらいですよね。
特に、9月の連休中に結婚式がある場合、結婚式と自分の予定のどちらを優先しようか迷う方が多いでしょう。
「どうやって欠席を伝えようか」
「結婚式を優先した方がいいかな」
と迷っていると、返信が遅れてしまい、相手に迷惑をかけてしまうかもしれません。
どうしても外せない先約があることを伝え、なるべく早めに欠席の連絡をするのがマナーです。
結婚式を欠席する場合、結婚祝いのプレゼントを贈るのがおすすめです。
遅くても結婚式の1週間前までに、手渡しまたは宅配でプレゼントを贈ります。
お祝いの言葉と出席できず残念な気持ち、お詫びの言葉を添えて渡しましょう。
暑さ対策を考える
結婚式場は冷暖房が整っているため、屋内は快適な温度が保たれています。
注意したいのは、会場へ向かうまでの暑さです。
残暑が残る9月に屋外を歩いていると、大量に汗をかくことがあります。
最寄駅から会場まで徒歩で向かう場合、どれくらい時間がかかるのかを確認し、途中にカフェなどの店があれば、汗が引くまで店内で涼むのがおすすめです。
悪天候時の交通手段を考えておく
結婚式当日に悪天候が予想される場合、公共交通機関がストップするおそれがあります。
悪天候時の交通手段に不安がある方は、前もって新郎新婦に相談したり、結婚式の前日に会場付近に宿泊したりするなど、対策を練ることが大切です。
また、披露宴後に悪天候が予想される際も対応を考えておきましょう。
9月の結婚式ならではの演出とは?季節感のあるアイディア4選
結婚式の演出や会場コーディネートに迷っている方は、9月にちなんだアイディアを取り入れるのがおすすめです。
結婚式に季節感を取り入れることで、新郎新婦とゲストにとって忘れられないひと時となるでしょう。
ここでは、9月の結婚式でおすすめの演出を4つご紹介します。
どの演出もゲストへのおもてなしにつながりますので、ぜひ参考にしてください。
会場コーディネートに秋らしい色を取り入れる
紅葉をイメージして、赤や黄、オレンジなどの色を会場コーディネートに取り入れるのはいかがでしょうか。
例えば、テーブルクロスや椅子カバー、ナフキンなどに秋らしさをプラスします。
もちろん、ドレスやブーケに季節感を取り入れるのもおすすめ。
「秋をイメージしてコーディネートしました」と司会者さんにアナウンスしてもらうのもよいですね。
夏と秋の両方を楽しめる演出を行う
暑さが残る9月は、夏と秋両方の季節感を結婚式に取り入れても違和感はないでしょう。
例えば、さまざまなアイテムの色を考える際、涼しげなライトブルーで夏を演出し、赤やオレンジで秋を先取りします。
また、夏と秋はお祭りが多いので、「祭り」をテーマにして披露宴の演出を考えるのもおすすめです。
会場内に屋台風のコーナーをつくったり、祭りをイメージするBGMをかけたりするのはいかがでしょうか。
工夫次第で、オリジナリティー溢れる楽しい演出ができそうですね。
料理に秋の味覚を取り入れておもてなしする
秋の食材といえば、栗、かぼちゃ、さつまいもなど。
デザートや前菜などの一部に秋の味覚を使うことで、季節感のある料理になります。
司会者さんにメニューの紹介をお願いするのもおすすめ。
新郎新婦オリジナルのメニューであることをアナウンスしてもらいます。
また、引出物や送品時のプチギフトに、秋の味覚を使ったものを取り入れるのも1つの方法です。
月見や天体をテーマにする
9月といえば、お月見。
そこで、月や天体をテーマにしたアイテムを取り入れるのはいかがでしょうか。
席札、席次表に月や星などのモチーフを入れたり、キャンドルを星に見立ててキャンドルサービスやキャンドルリレーを行ったりします。
幻想的な光に包まれた披露宴会場は、とてもロマンティックです。
まとめ|9月の結婚式は秋らしい演出を!
9月の結婚式は人気が高く、特に連休中やお日柄が良い日は予約が取れないこともあります。
人気の理由は、暑さが和らぐことと、連休があり遠方のゲストを招待しやすいこと。
さらに、秋らしい演出を取り入れやすいことが考えられます。
9月は、夏と秋の両方が楽しめる時期です。
季節感とオリジナリティー溢れる結婚式にしたいですね。
似顔絵グラフィックスの似顔絵ウェルカムボード
結婚式会場で、ゲストをお迎えするウェルカムボード。
あなたのことをよく知っているゲストだからこそ、「似てる!」と評判に。
結婚式が終わっても、家に飾ればいつでもあの時の気持ちが蘇ります。