結婚式が90人なら相場はいくら?自己負担額を計算してみよう
「結婚式に90人のゲストを呼びたい」
「90人呼ぶときの相場や注意点が知りたい」
90人を招待する結婚式は、たくさんの費用がかかるので、あらかじめ確認しておきたいものです。
今回の記事を読むことで、たくさんのゲストを呼ぶときにかかる相場や注意点が分かります。
目次
90人を呼ぶ結婚式にかかる相場は?
結婚式にかかる費用は、総額だけに注目するのではなく、自己負担額との差額を計算します。
総額と自己負担額を計算する
結婚式に呼ぶゲスト1人あたりにかかる費用を6.4万円として計算すると、576万円になります。
つまり、90人のゲストを呼ぶことを考える際は、500万円以上の費用がかかることを念頭に置いておく必要があります。
90人から3万円のご祝儀をいただくとして計算すると、270万円です。
そのため、自己負担額は576-270=306と計算できるので、新郎新婦は300万以上用意します。
たくさん呼べば得をするわけではない
結婚式に多くのゲストを招待すれば、ご祝儀をいただいて得をすると考える人がいます。
しかし、現在の結婚式では、ゲスト1人あたりにかける費用が高い傾向にあるので、一概には言えません。
90人規模の結婚式で気をつけること
90人のゲストを結婚式に招待するときは、規模が大きいからこそ注意したいことがあります。
会場の広さに注意する
結婚式で、90人ものゲストを迎えるとき、収容人数ギリギリの会場を選ぶことはおすすめしません。
圧迫感を覚えるので、できれば100人以上を収容できる会場を選ぶといいでしょう。
ゲストのほかに式場のスタッフもいるので、収容人数に余裕を持って式場を選びます。
2次会の場所に注意する
90人以上を収容できる2次会の会場を選ぶことは困難です。
そのため、披露宴の会場を見つけて安心するのではなく、すみやかに2次会の会場を探すといいでしょう。
2次会は日付も時間も決まっているので、該当の条件で探すと候補が少なくなります。
プランナーの言葉に注意する
プランナーの「大丈夫です」という言葉は、魔法の言葉ではありません。
結婚式をプランナーの言う通りに手配したら、会場を見たときに「やっぱり狭かった」と感じることもあります。
ゲストに結婚式をゆっくりと楽しんでほしいなら、今一度冷静になって考える時間を設けましょう。
早めの予約を心がける
90人以上の大規模な結婚式に対応できる式場は、数が限られています。
なぜなら、結婚式に呼ぶゲストの人数は、一般的に50人から60人が多いからです。
希望の場所や日取りがあるのなら、すみやかに行動することが重要です。
もちろん、大人数に対応している会場もありますが、日取りによっては予約がいっぱいで受け入れてもらえないこともあります。
100人規模の結婚式を挙げる際の相場
結婚式でゲストを100人ほど呼ぶときは、400万円から600万円が相場です。
しかし、600万円かかる例は珍しく、持ち込みや手作りなどをすることで、結婚式の費用は抑えられます。
料理やドリンク代、引き出物代、テーブル装花代などは差額のある内容です。
人数が多いことを理由にして、料理の値段を交渉したりセット割引購入などをしたりして、対策しましょう。
90人規模のときと同様に、呼びたいゲストを全員呼んで華やかなお祝いをしたい人に向いています。
大規模な結婚式を挙げる理由とは?
90人規模の結婚式となると、呼びたい人を全員招待して盛大にお祝いした人もいます。
2次会を開く予定がなかったので大人数を呼んだ例もあり、式を挙げた後のスケジュールで決めるカップルもいます。
地域により、会社員がゲストを200人以上呼ぶこともあり、まるで芸能人カップルをお祝いしたようです。
大規模な結婚式におすすめの演出
大規模な結婚式は、費用が気になるものですが、華やかな演出ができるメリットもあります。
ここでは、大規模な結婚式でぜひ取り入れたい、おすすめの演出をご紹介します。
フラワーシャワーをする
フラワーシャワーとは、教会から出てきた新郎新婦にゲストが花びらをまいて祝福する演出です。
少人数の結婚式でもできますが、ゲストの人数が多ければ、その分、華やかになること間違いなしです。
また、花びらの量が少ないと寂しい気分になるので、大人の片手におさまるくらいの量を用意してください。
会場によってはフラワーシャワーに対応していないことがあるので、前もって結婚式場に確認しましょう。
お揃いのアイテムで華やかにする
2人にとっては大切な人でも、ゲスト同士は知らない人もたくさんいます。
お揃いのアイテムを身につけてもらえば、会話のきっかけができて、思いがけない共通点が見つかるかもしれません。
大人数の結婚式でゲストのドレスコードを指定すると、写真映え抜群です。
ドレスコードを指定するときは、ゲストの希望を聞いて、新郎新婦からプレゼントできるといいですね。
全員でジェット風船を離す
プロ野球のように、ゲスト全員でジェット風船を空に向かって離す演出をするカップルもいます。
子どもから大人まで盛り上がれるので、ゲストの年齢層に配慮する必要がありません。
ユニークなアイディアなので、ゲストにとって忘れられない思い出になることでしょう。
大きなウェディングケーキを用意する
ゲストが多い結婚式では、大きなウェディングケーキを準備するのはいかがでしょう。
小さなウェディングケーキだと、席が後方の場合はよく見えないことがあります。
しかし、大きければインスタ映えするので、ゲストから喜んでもらえます。
結婚式を挙げるときに確認したいこと
結婚式を挙げる際には、いくつか確認しておきたいことがあります。
結婚式の費用は誰が支払うもの?
結婚式の費用は、一般的に、新郎新婦の両家で話し合い、負担割合を決めて支払います。
必ずしも折半になるわけではなく、カップルによって負担する割合は異なります。
子どもの結婚式にいくら支援する?
親が子どもの結婚式に支援する金額は、100万円から150万円が目安です。
結婚式を挙げないカップルには、目安として50万円を支援しています。
結婚式に呼ぶゲストの平均人数は?
結婚式に呼ぶゲストの人数は、およそ65人が一般的です。
60人から70人未満が多く、50人から60人未満の人数を呼ぶ人もいます。
結婚式に招待する人数は、地域によって差があります。
たとえば、北海道では100人以上を呼ぶカップルも多いです。
北海道の披露宴は会員制が多数派で、ご祝儀のことを考える必要がなく参加しやすいといった理由です。
いくら貯金できたら結婚する?
多くの先輩カップルは、おおよそ300万円を貯めてから結婚しています。
とはいえ、300万円の貯金額を達成したのは半数で、残りの半数は260万程度を貯金しています。
90人規模の結婚式を挙げるときに必要な576万円には届いていません。
結婚式の費用を支払う方法は?
結婚式の支払い方法は、たとえば以下の3種類があります。
・現金払い
・クレジットカード払い
・ブライダルローン
大金を持ち歩くことが不安なときは、現金を指定口座に振り込む方法があります。
現金を手渡しで支払う方法もありますが、抵抗があるときは、すみやかに結婚式場へ相談しましょう。
現在では、クレジットカード払いに対応している結婚式場も多いです。
次回の引き落とし日までに結婚式を挙げると、ご祝儀を支払いに充てることができます。
しかし、リボ払いなどの支払い方法には注意が必要です。
結婚式の費用を工面することが難しいときは、ブライダルローンを利用することもひとつの選択です。
ブライダルローンは、審査が厳しい傾向にあるので、余裕を持って審査してもらいましょう。
まとめ|ゲスト90人の結婚式で盛り上がろう
今回は、90人規模の結婚式をする際の相場や注意点をご紹介しました。
ゲストの多い結婚式は、比較的少人数でする結婚式より、注意点が異なることがお分かりいただけたと思います。
招待したゲストに楽しんでもらえる結婚式を挙げて、夫婦の思い出を作ってくださいね。
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結婚式が終わっても、家に飾ればいつでもあの時の気持ちが蘇ります。