【DIY花嫁必見!】手作りウェルカムボードの素材の選び方
ウェディングアイテムを手作りで用意しようと準備を始めたプレ花嫁さんへ。ウェルカムボード作りでなにより大切なのはイメージを決めることですが、それが決まればベースとなる素材やあしらいのパーツの有無、どのような絵柄を盛り込むかなどもスムーズに決めていくことができます。
この記事では、ウェルカムボード作りで人気の素材やパーツ、題材別に特徴をご紹介していきます。無料でダウンロードできる素材テンプレート集でおすすめのサイト情報もお届けします。
目次
【題材は何にする?】写真や似顔絵を使ったウェルカムボードは根強い人気です
ウェディングのイメージが固まったら、その世界観をしっかりと表現するためにウェルカムボードもイメージに沿って題材を決めていきましょう。ベースとなる題材で人気なのは次の3つです。
【写真】前撮り写真や思い出の写真をプリントして作るウェルカムボード
出典:Pinterest
ウェルカムボードを作るために結婚式を前にスタジオ撮影やロケーション撮影を行うカップルも多くいらっしゃいます。プロのカメラマンに撮影してもらえるめったにない機会ということもあって、洋装での撮影とは別の日に和装での撮影を楽しまれるカップルも少なくありません。
データの容量は大きめのものをもらえるので大きく引き伸ばしたタペストリータイプにしてコラージュでお気に入りの写真をお披露目するのも素敵です。
【似顔絵】似顔絵作家におふたりの特別な姿を描いてもらえる貴重な体験!
作成似顔絵師:daw
作成似顔絵師:栞
プロの似顔絵師にオーダーできる体験はそうめったにありません。そういった意味合いからもウェルカムボードの題材に似顔絵を選ぶカップルがとても多いです。
多くの似顔絵作家が所属する「似顔絵グラフィックス」は、作品例を見ながら好きな絵のタッチの作家が選べて、描いてもらう内容も希望を伝えられるとあって人気を集めています。メッセージもプロならではのバランス感覚で絶妙な場所に配してくれるので任せて安心な面も魅力です。
【文字】余白を楽しみ、質感や書体も楽しむ。大人向けのウェルカムボード
出典:Pinterest
おふたりの名前と結婚式の日付、それに感謝の気持ちを綴ったメッセージとすべて文字だけで構成されたシンプルながらおしゃれなスタイルです。ウェルカムボードに記す文字は、「WELCOME」「HAPPY WEDDING」が定番ですが、文字だけで作るウェルカムボードの場合はひとつの文章として載せるのもアイデア。
英語や日本語でのメッセージが主流ですが、手書きならフランス語などで作ることができます。
【素材は何にする?】おしゃれ花嫁に人気のウェルカムボード素材
題材が決まったら、それを描くまたは書く土台は何にするかを検討します。おしゃれなウェルカムボードを手作りした卒花さんたちの作品で多く用いられているのは次の5つの素材です。
【ウッド】ナチュラル、ボタニカルなウェディングの雰囲気にぴったり
出典:Pinterest
ホームセンターなどで木の板とニス、インクを手に入れて、好みの色目に仕上げるところから始めます。ホームセンターによっては希望のサイズにカットしてくれるのでおおよそのサイズを決めてから出かけましょう。
文字やデザインは無料で使用できるテンプレートを使用して気に入ったものを出力し、カーボン紙などで木の板に転写します。文字は白で塗るのが人気です。中央にリースを飾ったり、角にグリーンをあしらうなどのコーディネートも素敵です。
【キャンバス】前撮り写真やイラストが温かみのある風合い仕上がる!
出典:Pinterest
出典:Pinterest
絵画を描く際に用いるキャンバス生地を使ったウェルカムボードは、元々のニーズ通りに絵画を描いてお披露目するのもいいですが、最近人気なのは前撮り写真をキャンバス生地にプリントしてウェルカムボードとしてお披露目するスタイルです。
プリンターなどで印刷するよりも、どことなく懐かしい風合いがあり、まるで写真集の1ページのよう。無料のテンプレート素材から好みのイラストをピックアップして名前や日付の部分を変更してプリントするのも人気です。
【アクリル】透明な素材のメリットを生かして手書きで素敵な文字が描ける!
出典:Pinterest
アクリルボードの魅力は、透明な素材の特徴を生かして文字やイラストを模写できることです。書きたい文字または描きたいイラストのサンプルをネットなどから探して出力し、アクリルボードの下に設置します。ポスカなどの油性ペンを使って上からなぞるだけ。
文字やイラストを描いたら、アクリルボードの裏面からカラースプレーなどで背景を吹きかければできあがりです。背景は描かなくてもとっても素敵ですので、お好みでどうぞ。
【チョークボード】黒板にチョークで書くような素朴なテイストがおしゃれ!
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チョークボードのウェルカムボードは、カフェの立て看板のような手描きの味わいが魅力です。DIYでチョークボードから作ることが可能です。
木材商品を取り扱うホームセンターなどでベニヤ板のような薄い板と黒板用スプレーを入手して、ベニヤ板にスプレーをムラなく吹きかけるだけでできあがります。文字や図柄はカーボン紙などを使って下絵を描き、油性ペンを用いてなぞるだけでOK。
【ミラー】文字入りのウェルカムミラーに映し出されるお花や会場装飾がアクセントに
出典:Pinterest
アクリルやチョークボードのウェルカムボードをアレンジする形で人気を集めているのが鏡を使った「ウェルカムミラー」です。手作りで用意する時の方法はチョークボードと同じで、描きたいデザインを出力してカーボン紙などを使って鏡に複写して上からなぞるだけ。
ミラーはホームセンターなどで購入できますが、丸や楕円形など形の種類が豊富な井インテリアショップなどで手に入れるのもアイデアです。オンラインショップ専門のお店もたくさんありますが、できたら実際に目で見て確かめることをおすすめします。
【飾りはつける?】ウェルカムボードのおしゃれ度をアップさせるパーツ素材
手作りウェルカムボードもいよいよ最終仕上げの段階です。最後は作ったウェルカムボードにデコレーションを加えるかを検討します。ウェディングのテーマによって用いるデコレーションのパーツ素材は異なりますが、人気のパーツ素材や定番のパーツ素材に次の3つがあります。
【ドライフラワー】スワッグスタイルで飾ってシンプルなデザインを華やかに
出典:Pinterest
スワッグはドイツ語で「壁飾り」を表す言葉で、お花を一輪ずつドライにしたり、花束をそのままドライにするなど方法はさまざまです。ドライフラワーと相性の良いのは、文字だけでデザインしたシンプルなウェルカムボードで写真のように花束を逆さに飾ることでおしゃれ度がアップします。
出典:Pinterest
一輪ずつドライにした場合は土台にグルーガンなどで接着してデコレーションするのもアイデアです。
【アーティフィシャルフラワー】生花に近いクオリティの造花で上品に、そして優しい雰囲気に
出典:Pinterest
近年のアーティフィシャルフラワーはまるで生花のようにクオリティが高く、種類も豊富に市販されているので、ブーケをアーティフィシャルフラワーで作成する花嫁さんも増えています。
少し多めにアーティフィシャルフラワーを購入しておいてウェルカムボードにも活用するのがトータルコーディネートを成功させるコツ。クラシカルなテイストがお好みの場合は挿し色にネイビー系を用いるのもおすすめです。
【ウールレター】100均ショップで材料すべてが揃う可愛くてお財布に優しいパーツ素材
出典:Pinterest
和のウェディングでも人気のパーツが、「ウールレター」というリリアンや毛糸を使って作る文字オブジェです。ウェディングフォト撮影の小物としてじわじわと人気を集め、今ではウェルカムボードのオブジェとして活用するカップルがとても増えています。
リリアンを編む道具も毛糸やワイヤーも100均ショップで手にいられるので試しに一度作ってみてはいかがでしょうか。
【時短で簡単に!】無料で利用できる、おすすめのテンプレート素材集
実際に作ってみたところ、イメージとはまったく違ってしまい、「イチから作るのは難しい」と実感したカップルも多くいらっしゃいます。手作りは諦めたくないけれど、誰かに手伝ってほしいというカップルにご紹介したいのが無料で利用できる素材集です。
ウェルカムボード作成でおすすめの無料サイトを厳選してご紹介します。
wordソフトが入っていれば誰でも簡単&オシャレに!「DELLA WAY(デラウェイ)」
テンプレート素材集で最もポピュラーなのが「DELLA WAY(デラウェイ)」のウェルカムボード用テンプレートです。シンプル、ナチュラル、エレガントなどウェディングのテーマに沿って選択することもでき、デザインバリエーションも豊富です。
使ってみたいフォントをダウンロードしたら即利用OK「DaFont.com」
ウェルカムボードのセンスの良し悪しはフォントで決まるといっても過言ではありません。「DaFont.com」は登録不要で気に入ったフォントをダウンロードできるサイトで、自分で作ったフォントを登録することもできます。外国映画のワンシーンに登場するようなおしゃれなフォントがたくさん登録されているのでいろいろと試してみましょう。
手作りの温かみを感じさせる似顔絵ウェルカムボードをお手頃価格でオーダーすることも
作成似顔絵師:藤井ゆき
作成似顔絵師:Artmon
手作りでウェルカムボードを用意したいけれど、ふたりで一緒に作る時間をなかなか確保することができないというおふたりにおすすめしたいのが、似顔絵ウェルカムボードです。
似顔絵ウェルカムボードの魅力は、経験豊かな似顔絵作家がおふたりの特徴を引き出して似顔絵を描き、文字も手書きで作成してくれるのでお二人の手間を取ることなく、手作り感を演出することができます。
イチから手作りする場合にふたりでどれくらいの時間を確保できるかをシミュレーションして、もしもを想定してプロにオーダーすることも考えておくと焦らずにすみそうです。
まとめ
ウェルカムボードには「絶対にこうしなければいけない」というルールがなく、自由な分どのような素材をチョイスするかも自分たちで決めなければいけません。
その素材探しの時間も実はとても楽しいので、おふたりで手芸店やクラフトショップを覗いてみてイメージを膨らませてみてくださいね。
似顔絵グラフィックスの似顔絵ウェルカムボード
結婚式会場で、ゲストをお迎えするウェルカムボード。
あなたのことをよく知っているゲストだからこそ、「似てる!」と評判に。
結婚式が終わっても、家に飾ればいつでもあの時の気持ちが蘇ります。