友人にウェルカムボードを作ってほしい!スケジュール・費用やお礼の相場・注意点を解説
友人にウェルカムボードを手作りして欲しいと思っている人必見。
「友人にウェルカムボード作りを依頼する頼み方は?」
「いつ頼む?」
「材料費やお礼の相場は?いつ渡す?」
こんな疑問を全て解説。これから友人にウェルカムボード作りを依頼しようと考えているカップルはぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
友人にウェルカムボード作成を依頼したい
ウェディングアイテムの中でも、最も友人に作ってもらう割合が高いウェルカムボード。リングピローやヘッドアクセサリーを友人に依頼して作成してもらう人も居ますが、これらのアイテムは裁縫などの技術が必要。対してウェルカムボードは特別な技術がなくても作成できるという点から友人に依頼されやすいようです。
友人にウェルカムボードを作成してもらと、大切な友達が自分の結婚式作りに参加してくれているようで絆も深まりますよね。今後も夫婦共々仲良くしていきたい相手だからこそ、大事なウェルカムボード作りをお願いしたいと思うもの。
しかし、一つお願いの仕方やマナーを間違えると友人に迷惑をかけたり友情にヒビが入ってしまうことも。結婚式はあくまで自分の都合。それに付き合ってくれる友人への感謝や配慮の気持ちを持ちつつ依頼する必要があります。
友人にウェルカムボードを依頼する前に考えるべきポイント
友人にウェルカムボードを依頼するに当たっての心構えを確認しておきましょう。この時点で勘違いをしてしまっていると、トラブルや人間関係の悪化を招いてしまう可能性があります。
制作費を安くしたいからという理由はNG
ウェルカムボードを友人に依頼する理由はとても重要。プロとして活動している訳でも無い友人のプライベートな時間を使って作成してもらう訳ですから、お金では買えない価値があります。
製作費を安くしたいから友人に依頼するという考え方は絶対に止めましょう。実際、費用相場やお礼も含めると自分で手作りした方が製作費は安く収まりますし、予算を極端に抑えて制作をお願いしたり、お礼を怠ると人間関係の悪化は避けられません。
友人の負担にならないか配慮が必要
ウェルカムボード作成は、とても大変なもの。特に友人の結婚式を彩るアイテムとなるとデザインにも気を使いますし妥協もできません。友人にとって大きな負担になる事を理解した上で依頼するのかどうかを慎重に検討しましょう。
特に、小さなお子さんや妊娠中の友人にとっては想像以上の負担になります。また独身の友人であっても多忙であるという話を聞いているにも関わらずウェルカムボード作成を依頼すると「忙しいって言っているのに」とモヤモヤしてしまう事でしょう。
祝い事だからこそ友人も断りにくいという事を理解した上で、誰に依頼をするのか友人の背景を伺いながら考えましょう。
イメージ通りのアイテムに仕上がらない可能性も理解して
友人にウェルカムボードを依頼する上で最も多いトラブルが「イメージしたものと違うものが出来上がった」というトラブル。
カップルの多くが結婚式を決めた時に「こんなイメージの結婚式をしたい」という漠然としてイメージを持っている物。自分で手作りしたり、業者に外注する場合は細かくそのイメージを実現する事が可能ですが、友人に依頼する場合は別です。
あまりに細かい注文を出すと「それなら業者に頼めば良いのに」と嫌がられてしまいますし、依頼して出来上がったものに修正をお願いするのも気が引けますよね。
友人に依頼する前に「素人に依頼するのだから、イメージ通りのものは出来ないかもしれない」という事をしっかりと自分の胸に言い聞かせて下さい。それでも、友人に依頼したい気持ちが勝る場合のみ依頼を検討するのが良いでしょう。
友人にウェルカムボードを依頼するタイムスケジュール
友人にウェルカムボードを依頼する時には、お礼をするタイミングも合わせてスケジュールに配慮が必要です。大まかなタイムスケジュールを把握して、友人の負担にならない段取りや、失礼にならないタイミングでのお礼を心掛けましょう。
【結婚式場の予約~招待状を渡すまで】ウェルカムボー作成を依頼する
結婚式場が決まり、結婚式の日取りが決まった段階で「この友達にウェルカムボードを作って欲しい」という想いがあるなら、すぐに打診を初めてもOKです。
結婚式の日までに余裕があればあるほど、友人も「引き受けて大丈夫かな?」と自分の予定と照らし合わせて慎重に依頼を受けるか検討できる事でしょう。
遅くとも招待状を出す結婚式2~3ヵ月前までには打診をしておくのがマナー。事前に打診をしておいて、結婚式の招待状を手渡す時に回答してもらうのもおすすめです。
【結婚式1ヶ月前】ウェルカムボードを受け取る
友人がウェルカムボードの依頼を受けてくれたら、大まかなタイムスケジュールを伝えて作成を開始してもらいます。できるまで放っておくのではなく、「何か困ってない?」と気遣いや配慮をメールで取りするのもおすすめ。
ウェルカムボードの受け取り方法は、前もって受け取る場合と、友人に直接結婚式場に持って来てもらう場合があります。後者は友人にとっても負担になるし、当日は忙しなく感謝の言葉も疎かになりがちです。
できれば結婚式1ヶ月前までには、事前にウェルカムボードを受け取っておくのが良いでしょう。その際は、しっかりと感謝の気持ちを伝えることも忘れないで。
【結婚式当日】(現金・品物の場合)お礼の品を贈る
現金や持ち帰りに困らない品物でお礼をする場合は、披露宴終了後お見送りの際にお礼をお渡ししましょう。新郎新婦どちらかの友人であっても、2人からの感謝を伝えるという意味でもこのタイミングがベストです。
持ち帰るのが大変等の理由で品物を後日贈る際には、その旨をお見送りの際に感謝の言葉と共に伝えておく事も必要です。
【結婚式後~1ヶ月以内】(食事などにお誘いする場合)お礼の会食を開く
気心の知れた中で現金や品物でのお礼をすると気を使わせてしまう場合や、お礼を辞退されてしまった場合には、結婚式が終わってから1ヶ月以内に会食などを開き食事をごちそうするといった形でお礼をしましょう。
親しき仲にも礼儀あり、という言葉があるように、いくら気心の知れた仲でも、友人自らお礼を辞退されても、依頼主がお礼をしなくて良い理由にはなりません。何らかの形で必ず感謝の気持ちを伝えましょう。
友人にウェルカムボードを作ってもらう時の費用やお礼の相場は?
続いて、友人にウェルカムボードを作ってもらう際の費用相場やお礼相場について解説します。しっかりと相場を把握してウェルカムボード作成用予算として計画しておきましょう。
【自分で作るより割高傾向】費用相場は5,000~1万円
自分でウェルカムボードを手作りする場合の費用相場は5,000円前後、さらに業者に外注する場合の予算相場は5,000~2万円。これに対して、友人に依頼する場合の制作費の費用相場は5,000~1万円程。手作りするよりも割高傾向ですね。
事前に予算を伝える場合、多くの新郎新婦が1万円以内を目安に伝えるようです。100均アイテムなどを駆使すれば確かに安く作れるウェルカムボードですが、自分のものじゃない分チープにならないよう少し良い素材を使って作成する人が多く、材料費が少し高めになる場合が多いです。
【製作期間に比例して変動】お礼の相場は3,000~2万円
友人に依頼する中で、もっとも金額の設定が難しいのがお礼。相場も3,000~2万円とかなり広め。この場合、製作期間を目安に金額を決めるのが良いでしょう。
製作期間の長さは、それだけ友人のプライベートな時間を使って作成してくれたということ。時間をかければ良いという訳ではありませんが、一つの目安にはなるでしょう。
特に、アート系のウェルカムボードや刺繍のウェルカムボードなど、誰が見ても時間も技術もかかっていると分かるものを作成してくれた場合には、製作期間に関らず多めにお礼を用意した方が良いかもしれません。
【気心の知れた親友限定】品物でのお礼の相場は3,000~5,000円
お互いの結婚式でウェルカムボードを贈り合っているような気心の知れた友人や、事前にお礼を辞退された友人に対しては品物でのお礼が良いでしょう。あまり高額のものを贈るとかえって気を使わせてしまうので3,000~5,000円程度のギフトを贈る人が多いようです。
ちょっと良いお菓子のギフトや、記念として残るような食器、お酒などを嗜む人にはワインなどの趣向品もおすすめです。
友人にウェルカムボードを快く作ってもらうための注意点
友人に気持ち良くウェルカムボード作成をしてもらうためには、様々な配慮が必要です。ここでは新郎新婦が気を付けたいポイントを紹介します。
デザインを丸投げしない
ウェルカムボードの作成を依頼したからといって、完成を待つだけではあまりにも無責任。友人も何の要望も無いまま作り進めるのは不安だし大変でしょう。事前に、結婚式場の雰囲気やドレスのカラー、メインフラワー、結婚式のコンセプトなどの事前情報を伝えておきましょう。
これらの情報があるだけでも、友人はウェルカムボードデザインをしやすくなるでしょう。友人が「任せて」と言うなら任せれば良いし、「一緒にデザインを考えよう」と言うならもっと希望を伝えても良いでしょう。
「デザインはお任せしたいんだけど、結婚式場の事とかで知りたい事があれば何でも聞いて。気になる事があったらいつでも相談してね」と丸投げしない意思を伝えておくことも大切ですね。
感謝の気持ちを伝える
出来上がった素敵なウェルカムボードの背景には、友人が自分の時間を削って試行錯誤しながら作成してくれた多大な労力があります。実際にウェルカムボード作成で人間関係が悪化したという人の多くは「感謝の気持ちが伝わってこない」と感じています。
カップルどちらかの友人であっても、2人からの感謝の言葉は必要です。多くの人は「喜んでく欲しい」という気持ちでウェルカムボード作成の依頼を快諾しているので、嬉しい気持ちを素直に伝える事も大切ですね。
制作費用には買い出しの交通費なども忘れないで
制作費用の面で、小さなモヤモヤを残しやすいのが交通費。材料費を買いに問屋街などに足を運んでくれた友人に対しては、交通費まで気遣いしたいものです。
制作費用を精算する際、多くの人がレシートなどで照明しやすい材料費のみを請求する事でしょう。そこで「買い物に行く交通費とはかかかっていない?」という一言があるのと無いのでは心証が全く変わってきます。
業者にウェルカムボードを依頼した方が安く収まる場合も
作成似顔絵師:ayuho
この似顔絵師にウェルカムボードを依頼する
何となく「ウェルカムボードは友人に作ってもらおうかな」と考えていたカップルは、ここまで読めばとても大変な事であると理解できたことでしょう。
実際、これ位の予算を用意するのが難しかったり配慮ができないなら友人に依頼するよりも、業者に外注した方が希望通りのウェルカムボードが仕上がり、場合によっては安く依頼できます。
友人に結婚式作りに参加してもらえるというプライスレスな価値を感じられるのかどうかが、友人に依頼するか業者に依頼するかもの分かれ目なのかもしれませんね。
まとめ
人生に一度の晴れの日を、大切な友人の手作りウェルカムボードで迎えられるのは幸せなこと。だからこそ、友人への配慮を忘れず失礼な対応にならないよう気を付けましょう。
また、配慮面や予算面で折り合いが付かないなら業者に外注するのもおすすめ。
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