【友人VSプロ】結婚式のウェルカムボードを依頼するならどっち?
結婚式は一生の思い出に残る特別な日。おふたりにとって大切な人たちが一堂に集う日でもありますので、しっかりと準備を重ねて当日に臨みたいですよね。会場装飾や衣裳、ウェディングアイテム作りやBGM選曲など、すべてを自分たちで完璧に準備したいけれど、結婚式までの準備日数を算出したら何かを誰かにお願いしないと間に合わないという結論に至った先輩カップルは意外にもたくさんいらっしゃいます。
結婚式の準備の中で誰かに頼れるものというのがウェルカムボードです。ウェルカムボードは持ち込み規定が厳しいウェディング会場でも唯一無料で持ち込みが許されているアイテムです。通常は既製品を購入したり、オーダーで制作したりしますが、中には制作費用を節約するために手先が器用な友人に依頼するケースも少なくありません。
だけど、実際に出来上がったウェルカムボードを見た時にイメージと違っていたと後悔することも。この記事では、結婚式のウェルカムボードを友人に依頼した場合、またプロに依頼した場合のメリット、デメリットをご紹介します。
目次
結婚式のウェルカムボードの役割とは
出典:Pinterest
誰に依頼するかを検討する前に、まずは結婚式のウェルカムボードの役割や特徴を知っておきましょう。
<1>ウェディング会場のありかを知らせる分かりやすさ
ウェルカムボードの一番の役割は、「私たちのウェディングの会場はここですよ」ということを伝えることで、遠くからもでも見つけやすい分かりやすさが重要になってきます。
<2>ウェディングのテーマやコンセプトの分かりやすさ
会場装飾や衣裳などウェディング全体に設けたテーマに沿ってウェルカムボードも用意します。特にテーマを設けていない場合は、季節を表現するだけでも十分です。
<3>これから始まる披露宴への期待度を高める
ウェルカムボードはゲストが最初に目にするウェディングアイテムです。おふたりらしさが表現されていること、そしてユニーク、おしゃれ、かわいいなど、センスの見せどころでもあります。
<4>結婚式を終えた後もインテリアとして飾っておける
唯一無料で持ち込めるウェルカムボードは、自宅に盛って変えることのできるアイテムです。新居に飾るインテリアにもなるので、ふと眺めた時に結婚式当日の感動の余韻に浸れるような印象的な作品に仕上げる必要があります。
ウェルカムボードは、結婚式当日だけ活用できればいいというものではなく、おふたりの素敵な思い出としてずっと飾っておけるものです。新居に飾ることも意識した上で、友人に依頼するか、プロに依頼するかをじっくり検討しましょう。
結婚式のウェルカムボード作り 友人に依頼するのとプロに依頼することの違いは?
結婚式のウェルカムボード作りを友人に依頼するのとプロに依頼するのでは、どのような違いがあるのか比較してみていきましょう。
コストを抑えて依頼できるのはどっち?
友人に依頼する場合は「材料費のみでいいよ」と言ってくれたり、結婚祝いとして無料で作ってくれる可能性もあるため一見友人に依頼するほうがコストを抑えられる気がしますが、やはり作ってくれたことへのお礼をするのが大人のマナーです。結婚式当日に謝礼として1名3,000~5,000円をポチ袋に入れてお渡しすることを考えると、その謝礼と同じくらいの予算をかけてプロに依頼したほうが結果コストパフォーマンスがいいかもしれません。
希望やこだわりを反映してくれるのはどっち?
「ここはこうしたい」などのちょっとした要望や修正があった場合に、厚意で作ってくれる友人にはなかなかいえないものです。「自由度」という視点で見た時にはプロに依頼している分可能な限り対応してくれるので、ストレスフリーかもしれません。
スケジュールの調整がしやすいのはどっち?
当然プロのほうが納品のスケジュール管理に慣れている分「ここまで(日程を)引っ張れるけれど、その分修正チェックの期間は短くなります」というように納品する日をしっかりと考えながら進行してくれます。友人に依頼する時にはどうしても週末の休みを返上して制作するなど時間の制限があるなかでつくってくれるので、もしも納品日に間に合わなかったとしても強くいえないかもしれません。そうして意味でもプロに依頼するのが安心です。
友人に結婚式のウェルカムボードを依頼する時の段取りスケジュール
友人に依頼した時の進行スケジュールを見ていきましょう。
招待状を渡すタイミングでウェルカムボード作成を依頼する
前述のように友人に制作を依頼する場合は、週末などのお休みを返上して作成してくれることを想定して早めに相談するようにしましょう。ご自身たちで作るつもりだったけれど、やっぱり間に合わないなど急きょお願いすることにしたとしても、遅くとも結婚式の3か月前には打診を。
【結婚式3か月前】ウェルカムボード作成の打ち合わせ
ウェルカムボードのイメージがある場合は打ち合わせの際に明確に伝えられるようにしましょう。SNSなどで見つけたお気に入りがある場合は写真などを共有するのがもっとも分かりやすいです。
【結婚式2か月前】予算の確認と進捗の共有
実際に制作をスタートしてもらいます。スタートする前に材料費でどれくらいかかりそうかを確認しておくようにしてください。これは後から金銭トラブルになることを防ぐためです。また制作にあたってはこんな風に作っているという進捗確認をこまめにするようにしましょう。一番怖いのは「当日までのお楽しみ」状態で進めることです。イメージとまったく違ってしまわないようにするための対策を万全にしておくことが大切です。
【結婚式2週間前】ウェルカムボードを納品してもらう
実際に会場に納品するのは最速でも結婚式1週間前というところが多く、会場によっては3日前のギリギリを指定してくるところもあります。友人からは少なくとも納品日の1週間前、つまり約2週間前にウェルカムボードを受け取るようにしましょう。なお、受け取る際には制作にかかった経費の精算と、お礼の気持ちをこめて食事をご馳走する配慮もお忘れなく。
【結婚式当日】お礼の品を用意する
もし友人のご厚意で「お金はいらないよ」といって作ってくれたとしても、休みを返上して心を込めて作ってくれたことのお礼はしっかりとしたいものです。謝礼をポチ袋に入れて受付スタッフから渡してもらうように事前に準備しておきましょう。
ウェルカムボードのプロに依頼する時の段取りスケジュール
ここでは似顔絵ウェルカムボードを専門に作成する「似顔絵グラフィックス」にオーダーした場合を例に進行スケジュールを見ていきましょう。
【結婚式1か月前】WEBからウェルカムボード制作を申し込む
「似顔絵グラフィックス」では、最短3日で仕上げてくれる似顔絵作家さんも多数在籍していますが、人気の作家さんやシーズンによっては2か月先まで予約できない可能性もあるので、申し込みだけでもなるべく早めにしておくことで選択肢も、心の余裕も生まれます。
描いてほしい表情や衣裳の写真を準備しておく
描いてほしい似顔絵作家を選ぶ
作家によってお届け可能日が異なりますので、詳しくは各作家のお届け日の目安をご覧ください
商品のサイズと描いてほしい人数を選ぶ
商品はS(B5判)・M(A4判)・L(A3判)サイズのほかに色紙サイズもあります。描ける人数はサイズによって異なるので詳細はWEBをご覧ください。
申し込みボタンを押す
各作家のプロフィールページに「この作家を選んで注文する」というボタンがあるので、サイズや額縁、ラッピングの種類、描いてもらう人数を選択した後に「カートに入れる」ボタンを押し、送付先などのお客様情報を入力し、入力した内容を確認して間違いがなければ、そこでご注文は完了します。
ご注文完了後に「詳細入力フォーム」へのご依頼がありますので、そちらに絵に入れるお名前や日付、メッセージのほかに、描く方の特徴や性格、身長、ご希望の衣裳や髪形、ヘッドドレスやベールの有無なども分かる範囲で詳細を入力いただきます。また、「お酒が好きなので手にグラスを持たせてほしい」「音楽が趣味なので音符を絵にたくさん散りばめてほしい」などの要望もあればお知らせください。
※お選びいただく作家、内容によってはお受けできない場合もございます。
【結婚式1週間前】ウェルカムボードを納品してもらう
ご指定のお日にちに届くように手配いたしますが、余裕をもった進行を考えると少なくとも1週間前には受け取れるように進行しましょう。
まとめ
この記事では、結婚式のウェルカムボードを友人に依頼する場合とプロに依頼する場合を比較してどのような違いがあるのかについて解説しましたが、結局のところはどちらがおすすめかを言い切ることはできません。
どちらを選ぶかの判断としては、予算を重視するならプロのほうが結果コストパフォーマンスは良いですし、作る時間も思い出にするなら友人にお願いするのがベストとなります。
なにを優先するかを決めてお願いするようにしましょう。
似顔絵グラフィックスの似顔絵ウェルカムボード
結婚式会場で、ゲストをお迎えするウェルカムボード。
あなたのことをよく知っているゲストだからこそ、「似てる!」と評判に。
結婚式が終わっても、家に飾ればいつでもあの時の気持ちが蘇ります。