結婚式がない場合の親族への結婚祝い！金額相場や渡し方などを徹底解説！

「結婚式がない場合親族への結婚祝いはどうする？」
「結婚式がない場合の金額相場は？」
結婚式がある場合は目安が分かりますが、結婚式がない場合、金額相場やタイミングを把握できずに悩む方もいるでしょう。

結婚祝いの相場は、相手との関係や年齢、経済状況、親戚内のルールなど様々な要素により異なります。
また、結婚祝いの渡し方やタイミングなどを把握しておくと、スムーズに結婚祝いを贈れます。
本記事では、結婚式がない場合の親族への結婚祝いについて詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

ちなみにこちらの記事では、関係性ごとに最適な結婚祝いの相場を表で分かりやすく解説しているので、合わせてチェックしてみてください！
【表で見れる】結婚祝いの相場を徹底解説！贈り物に関するマナーを確認しよう

親族への結婚祝いの相場料金

親族への結婚祝いの相場料金は相手との関係性によっても異なりますが、相場料金を把握しておくことをおすすめします。
また、相手との関係性はもちろん、経済状況や年齢によっても異なります。

たとえば、20代など収入が不安定な場合は、少ない金額であっても十分でしょう。
結婚式がない場合、学生は、家族がまとめて包むケースもあります。

おじ・おば・いとこ

おじやおば、いとこへの結婚祝いの一般的な相場は3万円です。
自分より年長の親戚へ結婚祝いを贈る場合、高額なご祝儀を贈ると気を遣わせる可能性があるので注意が必要です。
相場料金を意識しつつも、相手との関係性や他の親族が包む金額などを総合的に考慮し、検討することをおすすめします。

甥・姪

甥・姪への結婚祝いの一般的な相場は3万円です。
自分より年下の親戚へ結婚祝いを贈る場合、年上の親戚よりも高額となるケースが多いです。
より親密な関係の場合は、5万円以上包むこともあるので、親戚同士で合わせておくのも手段です。

兄弟・姉妹

兄弟・姉妹へのご祝儀は、結婚式がない場合も、5～10万円包むケースが多いです。
兄弟・姉妹は、親族の中でも距離が近いので、多めに包む傾向にあります。
とはいえ、年齢や状況などにより金額は異なります。

両親から子どもへの結婚祝い

両親から子どもへの結婚祝いは、個人の裁量に任せられるのが一般的です。
また、お祝いという形ではなく、「結婚式の費用を一部負担する」などの形とする家庭もあります。
結婚式がない場合は、100,000円程度を目安にお祝いを贈るケースが多いです。

結婚祝いでプレゼントを贈る

結婚祝いでは、ご祝儀ではなく、プレゼントを贈るケースもあります。
結婚式に出席しない場合、プレゼントを選ぶケースも多いです。
親族への結婚祝いとして、人気のプレゼントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

カタログギフト

カタログギフトは、相手の好みが分からない場合におすすめのプレゼントです。
というのも、親族であってもそれほど近い関係でない場合、好みが分からず何を選べば良いか分からないケースがあるのです。
カタログギフトであれば、もらった人が自由に選べるので、当たり外れがありません。
カタログギフトには、食品、体験型ギフト、日用品、ブランドなど様々な種類があるので、相手に合わせて選ぶことが可能です。

キッチン用品

結婚祝いではキッチン用品を贈るケースが多いです。
キッチン用品は、新生活をスタートする際に必要になるので、結婚祝いとしてもらえるのはうれしいのです。

たとえば、「調理時間を短縮できる圧力鍋を贈る」「便利なキッチングッズを選ぶ」などが例として挙げられます。
とくに、デザイン性の高いキッチンは結婚祝いにぴったりです。
結婚祝いとして喜ばれる素敵なプレゼントを選びましょう。

商品券

現金ではなくプレゼントを贈りたい場合、商品券を選択するのも手段です。
商品券であれば、自由に好きなものを購入できるので、新生活をスタートする新郎新婦にとって役立ちます。
よく利用する店舗やブランドなどが分かっている場合は、よりプレゼントしやすいでしょう。

家電製品

親族への結婚祝いとしては、家電製品も選びやすいです。
人それぞれ家電製品の好みや需要は異なるので、必要なものを把握しておくとプレゼントしやすいでしょう。
たとえば、食器乾燥機、加湿器、空気清浄機など自分では購入しないような便利グッズを贈るのも手段です。

お酒

親族への結婚祝いとして、お酒を選ぶケースもあります。
とくに、お酒好きの新郎新婦にとって、お酒をもらえるのはうれしいでしょう。
たとえば、高級シャンパンやワイン、デザイン性の高いお酒などが結婚祝いに選ばれます。

似顔絵ギフト

親族への結婚祝いとして思い出に残るものを贈りたい場合は、似顔絵ギフトを選ぶのも手段です。
フォトフレームや写真立てに入れて、インテリアとして使える形でプレゼントすると、より喜ばれるでしょう。
メッセージを入れるなどアレンジすることも可能です。

結婚式がない場合の結婚祝いの渡し方

結婚式がない場合、結婚祝いの渡し方に迷うケースが多いです。
親族の結婚式がない場合の結婚祝いについて解説しますので、参考にしてみてください。

直接手渡しするのが理想

結婚祝いを贈る際は、直接手渡しするのが理想です。
とくに、親戚は会えるタイミングを作れるケースが多いので、可能な限り手渡ししましょう。
なお、結婚祝いはできるだけ早めに贈るのがおすすめです。
結婚祝いを贈るのが遅くなった場合は、一言メッセージを添えると親切です。

状況によっては手渡しも可能

遠方の親戚へのお祝いなど、状況によっては郵送も可能です。
ただし、贈り方のマナーを把握しておくことが大切です。
ご祝儀を贈る場合はご祝儀袋を利用し、必ず現金書留にし、可能であればメッセージを添えるのがおすすめです。
また、ご祝儀とプレゼントを両方贈る場合は、ご祝儀は現金書留、プレゼントは宅配便で贈るのが一般的です。

結婚祝いは結婚報告を受けてから1ヶ月以内に贈るのが一般的

結婚祝いは、結婚報告を受けてから1ヶ月以内に贈るのが一般的です。
親族への結婚祝いは遅れがちなので、タイミングを逃さないよう早めに贈りましょう。
お祝いを贈るのが遅くなった場合は、一言添えると親切です。

結婚式なしの親族へ結婚祝いを贈る際の注意点

結婚式なしの親族へ結婚祝いを贈る際は、一般的なマナーを把握しておくことが大切です。
結婚式なしの親族へ結婚祝いを贈る際の注意点について解説します。

親族間で取り決めがないか確認する

親族へ結婚祝いを贈る際は、親族間で取り決めがないか確認しておくことが大切です。
というのも、結婚祝いのご祝儀は、親族間もしくは地域差があるケースもあるのです。
ルールを把握せずにお祝いを贈ると、場合によってはマナー違反と思われる可能性もあります。

親族の結婚祝いは全額包むケースが多い

通常、結婚式に参加しない場合でも、親族に対しては全額包むケースが多いです。
とくに、距離の近い親族に対しては、お祝いの気持ちを込めて10万円程度包むこともあるでしょう。
経済状況や親族間のルールに沿って検討することが大切です。

一般的に親族への結婚祝いは現金が多い

親族への結婚祝いとしてプレゼントを選ぶことも可能ですが、一般的には現金が多いです。
結婚式なしの場合も、現金での結婚祝いを検討することをおすすめします。

現金のみでは抵抗がある場合は、ちょっとしたプレゼントを添えるケースもあります。
親族へ結婚祝いを贈る際は、相場金額のご祝儀を包み、1万円程度のプレゼントを添えるのがおすすめです。

結婚祝いの金額は両家に差があるケースあり

親族で金額に差が生じるケースはありますが、金銭感覚は家庭や状況により異なります。
そのため、両家で結婚祝いの金額に差が生じるケースがあります。
人によっては、両家の差に納得いかないと感じることもあるようですが、結婚祝いに関しては明確な決まりがありません。
たとえ金額に差があったとしても、お祝いの気持ちに感謝することが大切です。

親族の再婚の場合の結婚祝い

結婚式をしないケースにおいて、親族が再婚することもあるでしょう。
再婚の場合でも、親族であれば結婚報告を受け、お祝いすることがあります。

一般的には再婚と初婚の結婚祝いの金額相場は同様

一般的には、再婚と初婚の結婚祝いの金額相場は同様です。
親族のみならず、世間一般的に、再婚と初婚は同様にお祝いするケースが多いのです。
再婚の報告を受けた場合は、初婚と同様のタイミングでお祝いしましょう。

再婚の場合に結婚祝いの辞退を伝えられる場合

再婚の場合に結婚祝いの辞退を伝えられる場合もあります。
とくに、初婚で結婚祝いをしている場合、再婚時に再度結婚祝いを受け取ることに抵抗を感じるケースもあるのです。
その場合は、無理に結婚祝いを贈るのではなく、相手の気持ちを尊重することが大切です。
なお、どうしても結婚祝いをしたいという気持ちがある場合、ちょっとしたプレゼントを贈るのも手段です。

まとめ

結婚式がない場合の親族の結婚祝いは、他人への結婚祝いよりも相場料金が高めの傾向にあります。
相手との関係性や状況により異なりますが、相場料金を把握しておくと結婚祝いで迷わないでしょう。
親族への相場料金を把握し、マナーの範囲内でお祝いしましょう。

ちなみにこちらの記事では、関係性ごとに最適な結婚祝いの相場を表で分かりやすく解説しているので、合わせてチェックしてみてください！
【表で見れる】結婚祝いの相場を徹底解説！贈り物に関するマナーを確認しよう