結婚祝いを返さない友人はマナー違反?内祝いに関する注意点を確認!
結婚祝いを返さない友人がいて、モヤモヤしているのではないでしょうか。
人それぞれ考え方が違うので、マナーのことは分からなくなりますよね。
今回は、結婚祝いの内祝いについて、マナーが分かるように解説していきます。
結婚祝いを返さないケースだけではなく、さまざまなマナーを紹介しているので、疑問を解決できるでしょう。
目次
結婚祝いを返さないのはマナー違反?
結論から言いますと、結婚祝いを返さないことがマナー違反だと思うかどうかは、人それぞれの考え方によります。
とはいえ、お祝いをいただいておきながら結婚内祝いを贈らないことには「片祝い」といった名前がついています。
縁起が悪いと考えられていて、嫌がる人もいるのです。
自分自身は結婚内祝いがなくても気にしないかもしれませんが、人によってはマナーを気にする人もいるのです。
お返しをした場合でも、品質や価格がマナーに沿っていなければ気分を悪くする人もいるでしょう。
お祝いをもらったらすみやかにやるべきこと
結婚祝いだけに限らず、なにかしらのギフトをもらったときは、その場でお礼を言うようにします。
その場でお礼を言わない場合、贈り主から非常識だと思われる可能性が高いです。
いただいた結婚祝いを開けるかどうかについては、贈り主との関係性に配慮してください。
お返しを贈らなくていい場合がある?
友人同士や職場の同僚などと、あらかじめ「お返しはしないでおこう」と決めている場合は、お返しを贈らなくても問題ありません。
お返しをしないでおくと決めているのにも関わらず贈ってしまったら、決めごとを守らない人だと思われてしまうかもしれません。
お世話になったという事情がある場合は、理由を話して承諾を得てから贈るようにしてください。
結婚式を挙げない場合のマナーは?
現在では、結婚式を挙げない、いわゆる「ナシ婚」も増えています。
ナシ婚でも、関係者から結婚祝いをいただいたのなら結婚内祝いを贈ることがマナーです。
結婚祝いをいただいたのなら結婚内祝いを返さないと、非常識だと思う人もいます。
入籍または結婚祝いをいただいてから一ヶ月以内に、結婚内祝いを贈ります。
結婚祝いを受け取った後は、3日以内に、贈り主にお礼の電話をしましょう。
結婚内祝いの金額とは?
ここでは、結婚内祝いの金額について、目安を紹介していきます。
いくらいただいた場合でも、基本は3分の1程度または半返しで、迷ったときは半返しを選ぶといいでしょう。
- 10,000円・・3,000円から5,000円
- 20,000円・・6,000円から10,000円
- 30,000円・・10,000円から1,5000円
- 50,000円・・1,5000円から2,5000円
- 100,000円・・30,000円から50,000円
3分の1程度または半返しという基本を覚えておくと、どんな金額でも困らないのではないでしょうか。
また、3分の1程度または半返しという考え方は、出産内祝いの場合にも適用されます。
多くの人が、相場通りの出産内祝いを贈っています。
高額のご祝儀をいただいた場合
想定していたよりも多額のご祝儀をいただくことがあるかと思います。
そのようなときは、金額に見合った結婚内祝いを選んで、直接会って手渡しで贈るといいでしょう。
郵送する場合は、結婚祝いをいただいたことに対するお礼のメッセージをつけてください。
予算別におすすめの結婚内祝い
結婚祝いを返さない相手は、何を贈ろうか迷っているうちに時間が経過してしまったケースもあるかもしれません。
ここでは、それぞれの予算別におすすめの結婚内祝いを解説していきます。
3千円で贈れるギフト
3千円の予算で贈れる結婚内祝いは、お菓子やコーヒー、グルメなどが一般的です。
クッキーの詰め合わせなどは誰に贈っても喜んでもらえるケースが多いので、失敗しにくいギフトのひとつ。
コーヒーやグルメなどは、こだわりのある相手に贈ると喜ばれるはずです。
6千円で贈れるギフト
6千円で贈れるギフトは、少し豪華なお菓子の詰め合わせや、お米の詰め合わせギフト、高級タオルのセットなど、ちょっと贅沢なプレゼントができます。
お米の詰め合わせギフトは、普段から食べている人が多いのにも関わらず、まだまだ結婚内祝いの定番ではありません。
そのため、相手の心に残る結婚内祝いとなるでしょう。夫婦二人の家庭なら、食べきりやすい量のギフトを選ぶことがおすすめです。
3万円で贈れるギフト
3万円は、結婚内祝いの中でも高額な部類に入ると考えられます。
高額なギフトを自分で選べると嬉しいので、カタログギフトなどがおすすめの選択肢です。
3万円の予算なら、高級感のあるカタログギフトが選べます。
3千円から10万円相当のギフトが選べるカタログギフトがあるので、貰った結婚祝いに合わせて適切な金額を選択できます。
友人への結婚内祝いは何がいい?
友人に結婚内祝いを贈るときは、上司や親戚など目上の人に贈る場合よりも親しみやすいギフトを選ぶといいでしょう。
ここでは、友人への結婚内祝いでよく選ばれているギフトと、それぞれの特徴を紹介していきます。
友人への結婚内祝いで選ばれているギフト
結婚内祝いを贈る相手が友人なら、好みも理解しているかと思います。結婚内祝いの定番として贈られるギフトは、以下の通りです。
- お菓子やドリンク類
- グルメや調味料
- タオルや洗剤
ひとつずつ確認していきましょう。
・お菓子やドリンク類
お菓子やドリンク類は、消費すれば形に残らないものです。
長期間家に置いているわけではないので、保管場所に気を遣わなくていいことがメリットです。
趣味嗜好をよく知っている友人が相手なら、新郎新婦の好みに合わせてさまざまな選択肢から選べます。
バウムクーヘンのようにリッチなお菓子をひとつ贈るのもいいですし、詰め合わせギフトやカタログなど、贈り物のタイプもさまざまです。
・グルメや調味料
グルメや調味料などの食べ物ギフトも、消費してもらえる点がメリットです。
また、食べ物ならインテリアの趣味嗜好のように、ひとつの正解がない曖昧なイメージではありません。
ワンランク上のグルメや調味料を贈れば、大切に使ってくれること間違いなし。
普段は口にしない料理について、夫婦で食卓の話題になることでしょう。
・タオルや洗剤
タオルや洗剤といった日用品は、ほとんどの場合あっても困らないので、結婚内祝いとして人気が高いカテゴリーです。
生活していくには多くの物が必要なので、普段使いする日用品をいただいたら嬉しいもの。
プレゼント用のおしゃれなタオルや洗剤なら、毎日の家事で気分が上がるはず。
また、記念として残る作品を贈りたいのなら、新郎新婦の似顔絵といった選択肢もあります。
似顔絵はお部屋の雰囲気を明るくしてくれるので、二人のお部屋がパッと華やかになるでしょう。
結婚内祝いを渡すときは何を言うの?
結婚内祝いを渡すときは、一言添えるとスマートに渡せます。
ここでは、結婚内祝いを渡す相手が友人なので、「素敵な結婚祝いをありがとう!新婚生活で使わせてもらっているよ。」のような、ラフな言葉で感謝を伝えるといいでしょう。
この時のポイントは、最初に、結婚祝いをいただいたことに対してお礼の言葉を伝えることです。
最初に要件を伝えることで、相手にとっても分かりやすいのです。
また、注意すべき点は、「お返し」といった言葉を使うと「いただいたから返す」というニュアンスになるということ。
少し押しつけがましい印象になってしまうので、「お返し」という言葉を使わずに結婚内祝いを渡せるといいでしょう。
ご祝儀はなぜ3万円になったの?
宴席に食べ物や飲み物を贈るようになった理由は、「結婚式の主催者に金銭的な負担がかからないように」といった心遣いです。
ご祝儀として新郎新婦に贈る30,000円は、知り合いの結婚式が続くと負担に感じる人もいると思います。
ここでは、ご祝儀が30,000円になった理由を解説していきましょう。
ゲストの飲食代から考えられた金額である
ご祝儀として現金を贈る習慣が広まる前は、宴席に持ち寄る食べ物や飲み物が、今でいうご祝儀の変わりになっていました。
この頃の飲食代は一人当たり15,000円から20,000円です。
そのため、15,000円から20,000円に近い金額だということで30,000円が定着しました。
多くの新郎新婦は、「結婚祝いといえば30,000円」だと思っています。
だからこそ、20,000円や10,000円などの、30,000円以下の金額を贈ると非常識だと思われてしまうかも。
結婚式に出席するのなら、最低でも30,000円は包んで渡すようにしたいものです。
度を過ぎたおもてなしに注意
日常生活に関わるさまざまなものが値上がりしている現在、30,000円という金額は大きな数字です。
このことを理解している新郎新婦も多いので、ご祝儀として30,000円をいただいたら「しっかりとおもてなしをしよう」と気が引き締まります。
しかし、忘れてはいけないことは、ご祝儀としていただくお金はあくまでも、結婚のお祝いであるということ。
結婚式の会費とは違うお金なので、勘違いして度が過ぎたおもてなしをする必要はありません。
そもそも、ご祝儀を渡す人は、おもてなしを目当てに30,000円を贈ったのではないと考えられます。
ご祝儀をいただいたら、今一度「何のためにいただくお金なのか」を考え直す機会を作ってみましょう。
結婚内祝いの失敗例をチェック
お祝いの品をいただいた相手に対しては、お返しでは失敗したくないものです。
冠婚葬祭では、贈り物のタイミングや贈り方、金額など気をつけるべきマナーがたくさんあります。ここでは、結婚内祝いの失敗例を解説していきましょう。
贈るタイミングを間違えた例
結婚内祝いを贈る際に、贈るタイミングを間違えてしまうケースがあります。
本来、お祝いをいただいてから一ヶ月以内、結婚式をする場合は当日から1ヶ月以内に贈ることがタイミングの目安です。
結婚内祝いを結婚式の後に贈るものだと知らずに、タイミングを間違えてしまう人がいるのでご注意ください。
早すぎる例とは反対に、バタバタとしているうちに2ヶ月以上過ぎてしまうケースもあります。
時間が経過してしまったケースでは、気づいた時点ですみやかにお詫びと合わせて持参すれば問題ございません。
しかし、結婚式の前後はあわただしいので、忘れないようにしたいものです。
贈り方が不適切だった
せっかくの贈り物なので、贈り方にも気を配りたいものです。
お菓子に「のし」をつけることを知らなくて、不適切なラッピングで贈ってしまうケースがあるので注意が必要です。
基本的にギフトの内容が生もののケース以外では、「のし」をつけることがマナーになっています。
「のし」がマナーになっている理由は、「のし」という言葉が「のしあわび」を表しているからです。
つまり、「のし」をつけることで、「生ものを添えた」という意味になります。
そのような理由から、贈り物をするときは「のし」をつけることがマナーとなっているのです。
のし関連のマナーについては以下の記事を参考にしてください!
結婚祝いの「のし」の選び方や書き方は?マナーや注意点を徹底解説!
金額が適切ではなかった例
金額が適切ではなかった例では、安すぎるケースと高すぎるケースがあります。
結婚内祝いの金額は、半返しから3分の1が目安です。
後から金額が安すぎるアイテムを贈ってしまったことに気づいた場合は、青ざめてしまうものです。
きちんと調べたつもりでも、見た目が似ているアイテムと間違えて購入して、半返し以上の結婚内祝いになってしまうケースも。
金額が不適切だったケースでは、お祝いの席にふさわしくない金額にも注意が必要です。
たとえば、「死」や「苦」を連想させる「4」や「9」を贈ってしまう可能性があります。
割り切れる数字の「2」「4」「6」も縁起が悪いため、ふさわしくないと考えられています。
結婚祝いをアイテムでいただいた場合はきちんと値段を調べて、適切な金額の結婚内祝いをお返ししたいものです。
不適切なお祝いを贈ってしまった例
目上の人に対して、商品券や旅行券を贈ることは不適切だと言われています。
好きなものを選べるから、よかれと思って商品券や旅行券を贈っても、相手が目上の人だったらふさわしくない贈り物なのです。
目上の人に商品券や旅行券を贈ることが不適切だということは、相手が新郎新婦でも、ゲストの立場でも同じだと考えられます。
目上の人はマナーを気にする人もまだまだ多いので、なるべく間違えないようにしたいものです。
結婚内祝いというものを知らなかった
実は、そもそも結婚内祝いの存在自体を知らなかった、という大人は多いです。
自分が結婚したときに結婚内祝いを贈らなかった人が、友人が結婚したタイミングでその存在を知ったという事例があります。
なぜなら、友人から結婚内祝いをいただいたからです。
結婚内祝いは古くから続く習慣ですが、若い人にはなかなか存在を知る機会がありません。
結婚祝いをもらったら、忘れずに結婚内祝いを贈るようにしたいものです。
友人の結婚祝いにいくら贈る?
友人が結婚する場合、結婚祝いとして贈る金額は10,000円から20,000円が目安です。
ご祝儀を包む必要があるケースでは、ギフトの相場は5,000円から10,000円となっています。
気が置けない間柄の友人なら、ほしい結婚祝いをリクエストしてもらうことがおすすめです。
結婚祝いをリクエストしてもらうことで、友人がいらないものを贈ってしまうといった失敗を防げるでしょう。
結婚祝いをいただいたらお返ししよう
現在では、結婚祝いやご祝儀に関する情報がたくさんあります。
もし、結婚内祝いを贈らない理由が「何を贈ればいいのか分からない」といった内容でも、多くの情報を参考にすることが可能です。
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似顔絵を贈ることは気恥ずかしいかもしれませんが、その分相手の心にいつまでも残る贈り物です。
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以下の記事では、結婚祝いの際に適切なプレゼントをジャンル別に紹介したり、お金に関するマナー等も解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
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