結婚祝いでは蝶結びはNG!失敗しないためのマナーを徹底解説!
「結婚祝いでは蝶結びは使わない?」
「結婚祝いのマナーを把握しておきたい」
結婚祝いでは、繰り返すことを連想させる蝶結びはマナー違反です。
結婚祝いでは、結びきりもしくはあわじ結びの水引きを選ぶのがマナーです。
その他に結婚祝いには、ご祝儀袋の選び方、結婚祝いメッセージや金額など様々なマナーがあります。
お祝いの気持ちを伝えるにはには、基本的なマナーを押さえておくことが大切です。
本記事では、結婚祝いのマナーについて徹底解説しますので、ぜひ、参考にしてみてください。
結婚祝いに蝶結びはNG
結論、結婚祝いに蝶結びはNGです。
蝶結びは、何度も結びなおすことができ、繰り返すことを連想させるからです。
結婚は繰り返すことは望ましくなく、人生に一度切りというのが望ましいでしょう。
そのため、簡単にほどける蝶結びは避けるのがマナーです。
蝶結びは、出産祝いなど繰り返すことがおめでたい場合に用いられます。
結婚祝いののし
結婚祝いののしに関しても、決まりを把握しておく必要があります。
水引
結婚祝いでは、結び切りの「のし」を使用します。
結婚祝いは、「一度切り」というのが重要なので、ほどけない結び方の「のし」を使用します。
表書き
表書きは、太めのペンで記載します。
ボールペンなどの細いペンは避けましょう。
また、表書きには、以下のような言葉を記載します。
・寿
・ご結婚お祝
・御祝
・御結婚御祝
・御歓び
ただし、4文字は縁起が悪いので避けるのがマナーとされています。
水引の下には、贈る人の名前を書き入れます。
ご祝儀袋選び方のポイント
結婚祝いを贈る際は、ご祝儀袋の選び方が重要です。
選び方のポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
のしが付いているものを選ぶ
のしは、ご祝儀袋の飾りで、お祝いに使います。
結婚祝いはおめでたいことなので、のしがついているものを選びましょう。
結びきりもしくはあわじ結びの水引きを選ぶ
結婚式のご祝儀袋では、「結び切り」もしくは「あわじ結び」の水引きを選びます。
一度結ぶとほどけないというのがポイントで、一生に一度であることを望む結婚祝いで使用されます。
引っ張ると結び目がより強くなることより、末永い幸せをお祝いする気持ちを伝えられます。
水引きの色選びも重要なポイント
結婚祝いの水引きには、金銀もしくは紅白を選ぶのが一般的です。
お祝いで使う色とお悔みごとで使う色を混同しないようにしましょう。
結婚祝いでは10本の水引きを選ぶ
結婚祝いのご祝儀袋には、10本の水引きを掛けるのが一般的です。
通常、お祝いでは5本の水引きを使用するケースが多いですが、結婚祝いでは幸せが重なってほしいという気持ちを込め、2倍の水引きを使用することとなっています。
白のご祝儀袋を選ぶ
ご祝儀袋にはカラフルなタイプがありますが、白のご祝儀袋を選ぶのが一般的です。
カラフルなタイプは、親しい友人などへのご祝儀として選ぶのが良いでしょう。
包む金額に合うご祝儀袋を選ぶ
ご祝儀袋を選ぶ際は、包む金額を考慮することが大切です。
ご祝儀袋には、シンプルなタイプもあれば、装飾が豪華なタイプもあります。
たとえば、包む金額が少ないにも関わらず豪華なご祝儀袋を選ぶと、違和感を与えてしまいます。
ご祝儀袋には目安金額が記載されているケースが多いので、包む金額を考慮して選びましょう。
結婚式のグレードに応じて選ぶ
ご祝儀袋を選ぶ際は、渡す相手との関係や結婚式のグレードに応じて選ぶのがおすすめです。
というのも、ご祝儀袋には以下のような様々なアレンジ要素があります。
・水引の色
・水引きの本数
・ご祝儀袋の色
・ご祝儀袋の素材
たとえば目上の人に対しては、スタンダードなご祝儀袋が無難です。
かわいらしいご祝儀袋は、友人へ選ぶのが良いでしょう。
中袋付きのご祝儀袋を選ぶ
ご祝儀を包む際は、中袋が必須です。
通常、ご祝儀袋には中袋がついていますが、あらかじめ確認しておきましょう。
結婚祝いで注意すべきマナー
結婚祝いに関しては、蝶結びを避ける以外にも様々なマナーがあります。
せっかく結婚祝いを贈っても、マナー違反では台無しになります。
結婚祝いで注意すべきマナーについて解説しますので、参考にしてみてください。
郵送の仕方に注意する
インターネットショッピングが普及し、結婚祝いをオンラインショップで購入するケースがあるでしょう。
そのため、結婚祝いを直送する例も増えています。
直送が利用されるのはマナー違反ではないものの、人によっては不快に感じる可能性があります。
結婚祝いでは、お祝いの気持ちを伝えることが大切です。
結婚祝いを直送する場合はメッセージを添えるのが難しいので、あらかじめお祝いの気持ちを贈り物をすることを伝えておくのがおすすめです。
また、都合を確認して手配すると、新郎新婦への心遣いが伝わるでしょう。
なお、結婚祝いを直送する場合も、マナーを意識することが大切です。
適したのし紙をかけるなど、結婚祝いプレゼント仕様にできるかを確認しましょう。
結婚祝いのメッセージのマナーを把握しておく
結婚祝いでは、以下を使わないのがマナーです。
・忌み言葉
・重ね言葉
・句読点
ただし、これらは、日常生活で使用する言葉もあるので、意識していないと使ってしまう可能性があります。
メッセージを贈る前に該当するものがないか必ず確認しましょう。
結婚祝いでは偶数や忌み数を避ける
結婚祝いでは、偶数や忌み数を避けるのがマナーです。
偶数は、割り切れてしまうため別れを連想させるとして、結婚祝いには不適と考えられています。
ただし、偶数であっても、2、8、10は縁起が良いので使用されるケースがあります。
また、9という数字は、死や苦などの不幸を連想するので、避けられるようにすべきです。
結婚祝いやメッセージでは、数字を意識しましょう。
プレゼントのラッピングでも蝶結びを避ける
結婚祝いでは、プレゼントのラッピングでも蝶結びを避けるのが無難です。
結婚祝いののしで蝶結びを避けるのはもちろんですが、プレゼントのラッピングは盲点になりがちなので注意しましょう。
かわいらしいリボンであっても、蝶結びはマナー違反です。
結婚祝いでは、正式なのし紙を使用しましょう。
相場金額とかけ離れた結婚祝いを贈らない
結婚祝いを贈る際は、相場金額を考慮するのがマナーです。
金額が低すぎると失礼になりますが、高すぎると相手に気を遣わせてしまいます。
たとえば、以下が目安となります。
・友人・同僚:3万円
・いとこ:3万円~5万円
・甥・姪・兄弟・姉妹:5万円~10万円
なお、結婚祝いを受け取った場合、受け取った金額の半額~1/3程度の金額の内祝いを贈ります。
相場金額はあくまで目安ではありますが、かけ離れた金額を贈り、相手を困らせないようにしましょう。
結婚祝いに関するQ&A
結婚祝いに関するQ&Aについてまとめました。
ぜひ、参考にしてみてください。
結婚祝いを贈るタイミングは?
結婚祝いを贈るタイミングは、結婚式への出席の有無やスケジュールなどにより異なります。
結婚式に出席する場合は、結婚式の一週間前までに贈るのが一般的です。
結婚式当日や直前は、新郎新婦が対応するのが難しいので避けるのがマナーです。
また、招待された結婚式に欠席する場合は、早めにお祝いを渡すことをおすすめします。
結婚式後時間が経つと、お祝いの気持ちが伝わりにくくなるので注意しましょう。
結婚式に招待されていない場合は、結婚式後1ヶ月以内に贈るケースが多いです。
結婚祝いを持参して手渡しすることは可能?
以前は、結婚祝いは手渡しが基本となっていました。
結婚祝いを持参することは問題ないですが、タイミングが重要です。
ます、結婚式当日に渡すのはNGです。
結婚式当日は忙しく対応が難しいですし、荷物が増えて負担になります。
結婚祝いを持参するのは、結婚式の10日前までがおすすめです。
持参する日は、あらかじめ打ち合わせをしておきましょう。
目上の方への結婚祝いで現金を贈ることは可能?
結婚祝いで目上の方に現金を贈るのは失礼ではと考える方もいるでしょう。
目上の方に金券や現金を贈るのは失礼という考えもありますが、結婚祝いに関してはマナー違反ではありません。
結婚式へ出席する場合は、ご祝儀として現金を包みます。
結婚式へ出席しない場合やご祝儀とは別にプレゼントを贈る際は、現金ではなく、品物を贈るケースもあります。
まとめ
結婚祝いでは、末永い幸せを願う気持ちを込めるため、縁起の悪いことは避けるのがマナーとなっています。
蝶結びがマナー違反なのは、簡単にほどけることから繰り返すことを連想するためです。
結婚祝いでは、結びきりもしくはあわじ結びの水引きで一度切りであることを表現するのがマナーとされています。
結婚祝いのプレゼントなどを送る際にも、蝶結びだけしないように注意が必要です。
その他、相場金額に応じた結婚祝いを贈ることや適したご祝儀袋を選ぶなど、大切なマナーが多数あります。
結婚祝いのマナーを把握し、お祝いの気持ちが伝わる結婚祝いを贈りましょう。
以下の記事では、結婚祝いの際に適切なプレゼントをジャンル別に紹介したり、お金に関するマナー等も解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
【保存版】結婚祝いのプレゼントジャンル別に一挙紹介!
結婚祝いには似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
新郎新婦に世界で1つだけの似顔絵をプレゼントしませんか?
似顔絵グラフィックスでは一生の思い出になる似顔絵をプロの似顔絵師が作成いたします。
さっそく専属のプロ似顔絵師に簡単注文してみよう!