結婚祝いに割れ物を贈っても大丈夫？相場や結婚祝いに贈るOKアイテム・NGアイテムも紹介

皆さんは結婚祝いに不向きなアイテムを知っていますか？
割れ物であるグラスや刃物、緑茶など意外と結婚祝いの贈り物としては不向きなアイテムがたくさんあります。

しかし、この中でもグラスは結婚祝いに贈る定番のアイテムになっていますが、本当に贈ってもマナー違反にならないのでしょうか、説明をしていきます。

他にも結婚祝いの相場や贈り物のNGアイテム・OKアイテムもご紹介します。
これから結婚祝いのアイテムを選ぶ予定のある人は、ぜひ参考にしてください。

結婚祝いに割れ物を贈っても大丈夫？

そもそも結婚祝いに割れ物を贈ってもマナー違反にならないのでしょうか？
結論からいいますと、贈ってもOKです。

割れ物は落としたら割れてしまうため、【割れる→バラバラになる→2人の別れを連想させてしまう】事から、結婚祝いの贈り物としては向かないと言われてきました。

しかし、現在ではグラスや食器などの割れ物は結婚祝いの定番アイテムとなってきています。
なぜ縁起が悪いと言われてきた割れ物が結婚祝いの定番アイテムになったかというと、次の2点があげられます。

・使い勝手がいいため
・実は割れ物は縁起がいいから

それぞれ詳しく説明していきます。

使い勝手がいいため

毎日使うグラスや食器。
気分や用途によって、使うアイテムを変える事もありますし、お客様が来た時にもグラスは活躍します。
そのため、いくつあっても困らない道具なので現在、結婚祝いには人気のアイテムとなっています。

他にもブランドによってマチマチですが、値段もリーズナブルなものが多く、手が出しやすいというところも多くの人が選ぶポイントです。

実は割れ物は縁起がいいアイテム？

2人の別れや不幸ごとを連想させてしまうと言われている割れ物ですが、実は縁起がいいアイテムという事はご存知ですか？

グラスやマグカップは落としてしまうと、割れてしまい破片が飛び散ってしまいます。
この破片が増えるという事から、家族が増える＝子宝に恵まれるという意味があるため、現在では縁起がいいと言われています。

このように昔は縁起が悪いと言われていたアイテムが、現在では縁起物として扱われている場合もあります。
後ほど、他のアイテムについても説明しますので、ぜひチェックしてください。

結婚祝いに向かないアイテムとは？

ここからは、結婚祝いにはふさわしくないアイテムをご紹介します。

緑茶

緑茶は弔事（通夜・葬式）で出される引き出物の定番アイテムです。
そのため、不幸ごとを連想してしまう事から、結婚祝いには不向きなアイテムと言われています。

もし結婚祝いにお茶を贈りたい場合は、紅茶がオススメ。
紅茶は、昔の中国で不老不死の飲み物と言われていました。
そのため、とても縁起がいいアイテムとなっています。

紅茶には色々なフレーバーがあるので、夫婦が好きなフレーバーを選んで贈りましょう。

ハンカチ

ハンカチは、贈り物に人気のアイテムですが、結婚祝いの時には注意が必要です。

ハンカチは、漢字で手巾と書きます。
この漢字ですが、てぎれとも読めるため、手切れ＝夫婦の別れを連想させてしまいます。
そのため、結婚祝いには向かないアイテムとなっています。

しかも、白いハンカチは遺体の顔に被せる布を思い起こす事から、結婚祝いの贈り物にはふさわしくないと言われてきました。
もしハンカチやタオルを贈りたい場合は、色付きのものを贈るようにしましょう。

刃物類

包丁やナイフなどの刃物類は、夫婦の縁が切れる事を連想させるため、結婚祝いの贈り物には向かないと昔から言われてきました。

しかし、現在では『未来を切り開く』、『災いを断ち切る』という意味が広まってきているため、結婚祝いに刃物を贈る人も増えてきています。

しかし、まだまだ刃物を贈る事に抵抗を感じる人もいます。
そんな方には、刃物と一緒に5円玉を贈ってはみてはいかがでしょうか？

5円玉は名前の通り『素敵なご縁がある』『2人の縁が長続きする』と言われています。

以下の記事では、結婚祝いの際に適切なプレゼントをジャンル別に紹介したり、お金に関するマナー等も解説したりしているので、合わせてチェックしてくださいね！
【保存版】結婚祝いのプレゼントジャンル別に一挙紹介！

結婚祝いの相場は？

結婚祝いの一般的な相場はいくらでしょうか。
ここでは、新郎新婦との関係性に分けて金額と説明をしていきます。

親

親が子どもの結婚祝いに使う金額の相場ですが、50万円から100万円ほどとなります。
しかし、これはあくまで相場です。

そして、結婚祝いの使い道は

・結婚式の費用を援助する
・家具や家電を購入する
・新居の頭金にする
・生活費として現金を贈る

などです。

どれも高額な費用がかかるため、自然と親から子に贈る金額も上がります。
もちろん親からの援助がある人もいれば全くないという人もいるため、人によって金額にかなり差があります。

兄弟・姉妹

兄や姉、弟や妹の結婚祝いの相場は、5万円ほどとなっており、友達や親戚より少し高めの金額となっています。

親戚

姪っ子や甥っ子、いとこなど親戚への結婚祝いの相場は3万円から5万円となっています。
疎遠となっている親戚の場合は3万円ほどで、仲がよくて会う頻度が高い場合は5万円が妥当です。

友人

友人に贈る結婚祝いの相場は3万円となります。
あまりに高額な物を贈ると相手に気を遣わせてしまう可能性があります。
そのため、相場の金額より高いものは贈らないように心がけましょう。

会社の人

社内の人に、結婚祝いを贈る場合は会社の規模や人数にもよりますので、一概にいくらとは言えません。
しかし、一般的な相場としては2万円から3万円ほどとなっています。

結婚祝いに贈りたいアイテム6選を紹介

ここまで結婚祝いに贈ってOKなアイテム、NGなアイテムや相場の紹介しましたが、ここからは結婚祝いに贈りたいアイテム6選を紹介します。
まだお祝いの品物を決めていない人は、ぜひ参考にしてください。

ペアグラス

ペアグラスは、割れ物のため一見、結婚祝いに不向きなアイテムと思われがちですが、そんな事はありません。
前の章でもお伝えした通り、グラスや食器などのアイテムは使い勝手もよく、割れると破片が飛び散って増えるため、子宝に恵まれると言われています。

ペアグラスは、割れ物の中でも特に使い勝手がいいアイテムとなっており、ジュースにお酒、お茶など色々な飲み物を飲む時に使う事ができます。

もちろんグラスにこだわらず、ワインが好きな夫婦にはワイングラスを、日本酒が好きな夫婦にはおちょこをプレゼントするなど、相手の好みに合わせてグラスの種類を変えてみてもいいですね。

有名ブランドの鍋

料理が好きな夫婦には、ル・クルーゼやストウブなど有名ブランドのお鍋を贈ってみてはいかがでしょう？
どちらのお鍋も高価な物になりますが、機能と使い勝手は抜群です。

ル・クルーゼは、蒸気をコントロールするようにできているため、煮物だけでなくご飯もふっくらとおいしく炊く事ができます。

ストウブの鍋はホーローでできているので高い保温力があり、うまみ成分をギュッと詰めこみ逃しません。
両方とも見た目がとてもおしゃれなため、お鍋のまま食卓に出す事ができますよ。

どちらのブランドも人気ですが、使う人の好みもありますので、事前にどのブランドのお鍋が好きかリサーチをした方がいいかもしれませんね。

漆のお椀

お椀は”割れない” ”欠けない”と言われている事から、結婚祝いにはオススメのアイテムとなっています。

漆のお椀ですが、耐水性や断熱性はもちろん、防腐性も抜群です。
そのため、漆は自然界の中でもとくに強い塗料とも言われています。
永く使える漆のお碗は、2人の門出を祝うのにふさわしい一品となっています。

漆は高級なアイテムとなっていますので、少し値が張ります。
値が張るといっても、ピンからキリまでありますので、お財布の中身にあった金額の物を選ぶようにしましょう。

ペア箸

お箸には橋渡しといい、人と人とを結びつける意味が込められています。
しかも、お箸は2本で1膳とされており、夫婦が寄り添っている姿に似ていると言われています。
そのため、お箸は昔から結婚祝いの定番アイテムと言われてきました。

ペア箸を取り扱っているお店は色々ありますが、中でもオススメなお店が、宮内庁御用達の『山田平安堂』です。
山田平安堂のお店で取り扱っているペア箸は、漆塗りが特徴的なお箸です。
それに加え持ちやすい五角形になっており、箸先は滑らない工夫がされています。

お箸は木箱に入れられているため高級感があり、おめでたい日にピッタリな仕様となっています。

キッチン家電

結婚祝いの贈り物にオススメなアイテムの1つにキッチン家電があります。
ホットプレートにブレンダー、オーブンなど色々な種類のキッチン家電がありますので、相手が欲しがっている物を調査して、選びましょう。

キッチン家電を取り扱っているブランドはたくさんありますが、中でもオススメなのがブルーノです。
ブルーノのデザインはとてもシンプルでかわいいものばかり。

しかも、どれも多機能で使う人の事を考えて作られています。
ブルーノの家電は、デパートでも購入できますし、オンラインでも購入可能です。

カタログギフト

結婚祝いの贈り物に困った時は、カタログギフトがオススメ。
カタログギフトは、家電やアクセサリー、美容アイテムなどさまざまな物が揃っています。

中には、ホテルや宿の宿泊やディナーなど、体験型のカタログギフトもあります。

もらった人が自分の好きな物を選ぶ事ができるため、カタログギフトは近年、結婚祝いの贈り物として人気のアイテムです。

まとめ｜グラスは結婚祝いの定番！贈ってもOK

昔は結婚祝いに割れ物などのグラスを贈るのは別れを連想させるため、控える傾向にありました。

しかし、近年ではグラスやマグカップ、食器などの割れ物は使い勝手がいいため、結婚祝いの定番アイテムとなっています。
友人や親戚の結婚祝いには素敵なグラスや食器を贈って、カップルの新生活を応援してみませんか？

定番アイテムを贈るのもいいですが、時には一味違ったものを贈ってみてはいかがでしょうか？
色々なアイテムが思いつくと思いますが、2人の似顔絵を贈るのはいかがでしょう？

似顔絵は飾るだけで、その場がパッと明るくなるため、とってもオススメです。
似顔絵グラフィックスでは、さまざまな似顔絵師が在籍しているため、夫婦が好きな絵柄をきっと見つけられるはず。
サプライズでプレゼントをすれば、きっと喜んでくれる事間違いなし。

どんな絵柄があるか、サンプル画像だけでも確認してみてはいかがでしょうか？

似顔絵グラフィックスのイラストサンプル画像