米寿祝いの熨斗の選び方は?ポイントやマナーを解説
「米寿祝いの熨斗(のし)はどのようなものを選ぶべき?」
「米寿祝いのマナーを知っておきたい」
米寿には贈り物をするケースも多いですが、のしをかけることでお祝いの気持ちがより伝わります。
米寿祝いでのしをかける際は選び方や書き方などを把握しておくことが大切です。
なお、米寿祝いで心から喜んでもらうにはマナーを意識する必要があります。
本記事では、米寿祝いののしなどについて詳しく解説します。
目次
【米寿祝い】熨斗(のし)の基礎知識
米寿祝いにのしをかけて贈る場合は、選び方のポイントを把握しておく必要があります。
米寿祝いで使うのしの基礎知識について解説しますので、参考にしてください。
熨斗(のし)とは
のしは、お祝いで贈るものにつける飾りです。
一方で水引は、ご祝儀に付ける飾り紐を指します。
お祝いごとによって適したものを選ぶ必要があります。
米寿祝いには熨斗(のし)をかけるのが一般的
米寿祝いには、のしをかけてお祝いするのが一般的です。
のしをかけることで、あらためてお祝いしたい気持ちを伝えられます。
表書きに記載する内容
米寿祝いの表書きには、以下の言葉を入れる例が多いです。
- 御祝
- 感謝
- 祝米寿
- 寿
上記は定番のワードですが、親しい関係の人に対しては、「ありがとう」などと短いメッセージを記載するケースもあります。
相手との関係性に応じて、表書きを工夫しましょう。
米寿祝いにかける水引の選び方
水引は大きくわけて、「蝶結び」と「結び切り」があります。
蝶結びは複数回結び直しができるので、繰り返すことが望ましいお祝いごとに使うケースが多いです。
一方で結び切りは一度結んだらほどけないため、繰り返すべきではないことをお祝いする際に使用します。
なお、米寿などの長寿祝いは繰り返すことが望ましいため、蝶結びを選ぶのが一般的です。
米寿祝いにかける熨斗(のし)のポイント
米寿祝いにかける、のしのポイントを解説します。
準備する前にチェックしてみてください。
表書きが4文字にならないようにする
米寿祝いの表書きを書く際は、表書きが4文字にならないよう注意しましょう。
4文字は「4」という縁起の悪い数字が絡むため、お祝いごとに使用することはおすすめしません。
名前は表書きよりも小さめに記載する
名前は、表書きよりも小さめに記載するケースが多いです。
複数人で贈る場合は、連名もしくは○○一同と記載することがあります。
連名の場合、目上の人から順に記載することが一般的です。
親しい関係であれば形式にこだわらなくてもよい
親しい関係で形式にこだわりたくない場合は、ラッピングで対応するのもおすすめです。
リボンのように、かわいらしい雰囲気に仕上げると素敵なプレゼントになるでしょう。
「内のし」と「外のし」どちらを選択するか
のしは、直接贈るものにつけてその上から包装する内のしと、包装の上にのしをつける、外のしを選ぶケースがあります。
のしをかけることが重要なので、いずれを選択しても良いと言われています。
米寿祝いを郵送で贈る場合は、のしが傷つくかもしれないので、内のしを使用するケースが多いです。
直接手渡しする場合は、わかりやすい外のしを使用しても良いでしょう。
なお、親しい関係であれば、かわいいラッピングで対応することも可能です。
ご祝儀袋の選び方
適したご祝儀袋は、金額によって異なります。
ご祝儀袋の選び方について解説します。
10万円以上を包む場合
10万円以上包む際は、格の高いご祝儀袋を選びます。
水引は鶴亀をモチーフにした、クオリティの高いものを選ぶケースが多いです。
5万円〜10万円の場合
のしは格式高い上品なものを使用します。
素材は、丈夫なものを選ぶケースが多いです。
2万円〜3万円程度の場合
比較的カジュアルなものを選ぶケースが多いです。
親しい間柄であれば、カジュアルなものが親しみ深いでしょう。
1万円程度の場合
1万円程度の場合は、水引が印刷されたご祝儀袋を使用することもあります。
格式高いものを選ぶと、違和感を覚えることがあるので、ご祝儀袋の選び方に注意が必要です。
米寿祝いのお返しにつける熨斗(のし)
米寿祝いのお返しを贈る際に、のしを使用するケースがあります。
のしを使用する場合は「内祝」と記載して、水引は紅白(赤と白)の蝶結びを選ぶケースが多いです。
手紙を添えて、感謝の気持ちを伝えるのもおすすめです。
【米寿祝い】費用の目安
米寿祝いの費用は、相手との関係性によって異なります。
関係性別に、米寿祝いとして贈る費用の目安をご紹介します。
両親に贈る場合
両親に贈る場合は、2万円~3万円で検討する例が多いです。
両親は親しい関係なので、料金を高めに設定する傾向です。
なお、米寿を機にレストランや旅行などのプレゼントを考えている場合は、上記の金額以上にかかることもあります。
祖父母に贈る場合
祖父母へのプレゼントでは、1万円~2万円で検討することが多いです。
より親しい場合は、お祝いを企画したり高価なプレゼントを贈ったりする例もあります。
知人に贈る場合
米寿祝いを知人に贈る場合は、5千円~1万円程度が相場です。
職場の上司や友人に対して連名で贈ることがあり、連名の場合は、1人当たり数千円になることもあります。
米寿祝いのポイント
米寿祝いを心から喜んでもらうには、ポイントを把握しておくことが大切です。
米寿祝いを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
米寿祝いは数え年・満年齢どちらでお祝いする?
米寿祝いは、数え年と満年齢どちらを採用するか迷う方も多いです。
数え年と満年齢どちらでお祝いしても良いと言われています。
かつて、生まれた年を1歳とカウントして、元旦を基準にお祝いする数え年が多い傾向にありました。
現在は、誕生日を基準にした満年齢でお祝いする例が多いです。
お祝いの日は自由に設定可能
米寿祝いをお祝いする日に関して、明確な決まりはありません。
親戚のように遠方の人が集まってお祝いする場合は、長期連休を選ぶケースもあります。
家庭に合わせて日程が調整できるので、本人とも相談して決めましょう。
体調に考慮する
米寿は年齢を重ねているので、体調面に不安を感じる方もいます。
お祝い方法に明確な決まりはないので、無理のない範囲でお祝いしましょう。
食事は健康状態を考慮して選ぶことが重要ですし、遠方へ出かける場合は体力面に気をつかいましょう。
米寿祝いで贈るべきではないものを把握しておく
米寿祝いでは、贈るべきではないものがあります。
たとえば、くしは苦や死を連想するのでふさわしくありません。
ハンカチは別れを連想するので、避けるべきと考えられています。
また、履物や筆記用具、腕時計、カバンなどは、目上の方に贈るべきではないと言われています。
米寿を迎える年齢の方は、マナーを気にするケースもあるので注意しましょう。
米寿祝いで記念になるものを贈るなら似顔絵ギフトがおすすめ
米寿祝いで記念になるものを贈りたいのなら、似顔絵ギフトがおすすめです。
米寿は人生の節目であり、記念に似顔絵を作成すると、思い出に残ります。
予算に余裕がある場合は、似顔絵と時計やマグカップなどのアイテムを合わせて、プレゼントすることも可能です。
また、似顔絵にメッセージを添えてプレゼントすると、より思いが伝わります。
米寿祝いにイベントをする場合は、話題作りにもなるので盛り上がるでしょう。
米寿には素敵な似顔絵をプレゼントして、お祝いしましょう。
似顔絵ギフトを贈るなら似顔絵グラフィックスがおすすめ
米寿祝いで似顔絵ギフトを贈るなら、似顔絵グラフィックスがおすすめです。
米寿祝いでプレゼントする場合は長く楽しんでもらえるよう、クオリティが重要です。
似顔絵グラフィックスには専属の似顔絵師が在籍しています。
本人によく似た、ハイクオリティな似顔絵を手に入れられます。
複数人でお祝いする場合は、連名で贈れば、コストがあまりかかりません。
似顔絵グラフィックスで人気の似顔絵師をご紹介します。
ぴんくぶた
「ぴんくぶた」は、お祝いの日にふさわしい似顔絵を作成することに力を入れています。
見た目が若々しい似顔絵に仕上がるので、米寿祝いで喜んでもらえるでしょう。
▼似顔絵グラフィックス・ぴんくぶたの作品一覧ページ▼
この似顔絵師の作品を見てみる!おさとう
「おさとう」は、美術について長期間学んだ経験を活かして、米寿祝いにふさわしい似顔絵を作成しています。
明るい見た目の似顔絵で、場を盛り上げたい方におすすめです。
▼似顔絵グラフィックス・おさとうの作品一覧ページ▼
この似顔絵師の作品を見てみる!レンズ
「レンズ」は笑顔が素敵な似顔絵を作成しており、米寿祝いのプレゼントにおすすめです。
インテリアとしても楽しめる、素敵な作品に仕上がります。
▼似顔絵グラフィックス・レンズの作品一覧ページ▼
この似顔絵師の作品を見てみる!まとめ:米寿祝いでは熨斗のマナーを把握しておこう
米寿祝いではプレゼントを贈るケースも多いですが、マナーを把握しておくことが大切です。
米寿祝いで目上の方にお祝いを贈る場合は、適切なのしをつけると、より気持ちが伝わります。
なお、親しい関係であればカジュアルな形でプレゼントすることも可能なので、状況に応じて選択しましょう。
米寿祝いの記念に素敵なプレゼントを贈り、お祝いの気持ちを伝えましょう。
家族の長寿祝いに似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?