似顔絵のおしゃれな書き方を解説|絵柄や線画などをこだわろう
おしゃれな似顔絵が書けるようになると、絵のバリエーションが豊富になって楽しいものです。
しかし、絵を書き始めたばかりの人にとって、複数の作風を書きわけるのは難しいもの。決まった絵柄でしか絵が書けずに、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事を読むと、おしゃれな似顔絵の書き方が分かるので、絵を書くことがさらに楽しくなります。
目次
まずは似顔絵を書く準備をしよう
似顔絵を書くには二通りの方法があり、それはアナログとデジタルです。アナログで似顔絵を書くと、インテリアとしていつまでも飾っておけるところがポイントとなります。
アナログとデジタルのメリット
デジタルで似顔絵を書くと保管のしやすさや、インターネット上にアップしやすいメリットがあります。アナログの似顔絵でも保管やインターネット上へのアップができないわけではないですが、デジタルと比較すると少々手間がかかるので注意が必要です。
アナログイラストを書く準備
アナログイラストは、基本的に以下の道具があると書き始めることが可能です。
- えんぴつ(またはシャーペン)
- 消しゴム
- 似顔絵を書く用紙
色を塗りたい場合は、色鉛筆があると表現の幅を広げられます。似顔絵に限らず、今後も絵を書く機会があるのなら、「コピックスケッチ」といった道具を揃えてもいいでしょう。
コピックスケッチは358色と色の展開が豊富ですが、絵を書きなれていない人には、どれを選べばいいのか分からなくなります。どの色を選べばいいのか分からない場合は、12色や24色などのセットから選ぶことがおすすめです。
おしゃれな絵柄の特徴
おしゃれな絵柄は、全体的にこだわりをもって制作されています。
配色にこだわりがある
スタイリッシュな絵柄にするために、使う色を3色または2色に絞ります。使う色を絞ることで、バラつかずクールな印象を与えることが可能です。ここでは、「赤・青・黄」の3色を使って解説していきましょう。
- 青と黄色のみ使う場合・・さわやかな印象で注目を浴びやすい配色。しかしさわやかな分、使いこなすことが困難
- 黄色と赤のみ使う場合・・活発な印象を与えるエネルギッシュな配色。与える印象が強すぎるので引き算が困難
- 赤と青のみ使う場合・・バランスがあり安定しているものの、見た目の刺激は少ない。
モチーフにこだわりを持つ
似顔絵をおしゃれに書きたい場合は、周りに配置するモチーフにもこだわりを持ちます。対象人物が「どこにいるか」だけではなく、「何をしていて」「周囲に何があるか」まで、細かく書き出すといいでしょう。
楽しみながら書くこと
おしゃれな似顔絵は、マイナス思考の楽しめない状態で書いても上手になりません。似顔絵を書く本人が楽しんでいることが、どんなことよりも重要なポイントです。
おしゃれな絵柄は線画にも一工夫しよう
ここでは細かい色の変化をお伝えするので、こちらのカラーコード表を参考にしてください。
線画だけ浮いてしまうのはなぜ?
絵を書いていると、デッサンは狂っていないのに何となくしっくりこないときがあると思います。何となくしっくりこないときは、線画だけ浮いていることが原因かもしれません。
色の明度差が高い部分を気にしてしまうのは、私たち人間の性質です。たとえば、はっきりとした黒「#000000」で線画を書くと悪目立ちしてしまう場合は、淡い色を使いましょう。
少しの違いでも絵の印象が変わる
カラーコード表の「#696969」と「#808080」では、一見見た目が同じものに見えます。しかし「#808080」の方が淡い色味なので、全体の線画をこの配色にすると、「#696969」を使用したときより穏やかなニュアンスになります。
線画を塗りの色となじませる方法は「色トレス」と呼ばれる技術で、最近のイラストで活用されている技法です。
線画の色はどうやって変える?
アナログで似顔絵を書いている場合は、使用する色を想定して線画で使う色を変更するといいだけです。代表的なものではコピックマルチライナーやコクヨ ドローイングペンなどが、アナログで線画を書く際に使用できるペンとなっています。
コピックマルチライナーは全10色を展開していて、ブラウンやセピアなど茶色の中でも複数の使い分けが可能なので、似顔絵で使う色に合わせて好きな色を選択できます。
淡く仕上がる色と濃く仕上がる色を理解して、「どちらが理想の作風に近づくか」を考えることが色選びのコツです。
おしゃれな似顔絵が上手に書けないときは
おしゃれな似顔絵の書き方を紹介してきましたが、覚えるべきポイントが多くて混乱してしまう人もいるでしょう。
どうしても似顔絵が必要なら、プロに依頼する方法もおすすめです。ここでは、インターネットを介して似顔絵をプロに依頼する方法を一部ご紹介します。
クラウドソーシングを使う
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングを使って似顔絵を依頼できます。
クラウドソーシングの利用方法には、似顔絵を書ける人を探して依頼する方法と、こちらから仕事の依頼を出して人を募集する方法があります。簡単にできるのは、似顔絵を書ける人を探して依頼する方法です。
クラウドソーシングには検索ボックスがあるので、そこに希望の条件を打ち込んで探す方法が一般的です。
似顔絵通販サイトからプロに依頼する
似顔絵にクオリティを求める人は、似顔絵通販サイトからプロに依頼する選択があることを覚えておくといいでしょう。似顔絵通販サイトなら、対面で似顔絵を書いてもらう必要がありません。
対面で人に書いてもらうことに抵抗があって似顔絵の書き方を調べているのなら、似顔絵通販サイトがおすすめです。
似顔絵通販サイトのQ&A
ここでは、似顔絵通販サイト「似顔絵グラフィックス」利用時の疑問を解消していきます。
似顔絵のお届け日はいつ?
似顔絵グラフィックスに所属している作家によって異なります。選ばれたのが人気の作家ならお待ちいただくことがあります。しかし、基本的に最短で3日以内の発送が可能となっているので、お急ぎの方もご利用ください。
衣装や髪型はどういう風に書く?
お客さまから特に指定がない場合、送っていただいた写真の通りに再現いたします。希望があるなら、なるべくイメージを詳細にお伝えしていただくと、その通りに再現することが可能です。
似顔絵の向きは選べる?
基本的に、縦向きか横向きかを選ぶことができます。しかし、希望の構図や写真の内容によって、向きを選ぶことが困難なケースがあります。
追加のメッセージに対応することは可能?
似顔絵を書いたときにできる空きスペースの中に収まる程度の内容なら、可能です。似顔絵ぽえむなど長くなりそうなら、あらかじめそのような趣旨の似顔絵だとお伝えしていただけるとスムーズです。
似顔絵グラフィックスの作家を紹介
ここでは、似顔絵グラフィックスに所属している作家を一部紹介いたします。
「藤井ゆき」さんの似顔絵
水彩画のような塗り方が特徴的でおしゃれな、藤井ゆきさんのイラストです。細かく表現する絵柄が好みの人に向いています。
「ソレイユ」さんの似顔絵
ソレイユさんは、絵本のような色使いと繊細な表情の再現がおしゃれです。おしゃれでありながら、多くの人にウケやすい絵柄を求めている人に向いています。
「ArtMom」さんの似顔絵
ArtMomさんは、小物など細部にこだわった絵柄がおしゃれです。似顔絵以外の箇所にもこだわりたい人に向いています。
まとめ
おしゃれな似顔絵を書くには、絵柄だけではなく配色や線画にこだわることもポイントとなっています。細部にこだわるといっても難しい技術が必要なのではなく、色や配置などちょっとした変化でおしゃれな似顔絵にすることが可能です。
ちょっとした変化とはいえ、絵を何度も書いていないと掴めない感覚というものがあります。「そんなに時間をかけず、すぐに似顔絵がほしい」という場合もあると思います。
どうしてもおしゃれな似顔絵が書けないときは、「似顔絵通販サイト」に依頼できることも覚えておくといいでしょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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