長寿祝いをするのは何歳?それぞれの特徴やポイントを解説
「長寿は何歳で祝う?」
「長寿祝いの特徴を知りたい」
長寿祝いには様々な記念日があり、お祝いの会を開いたりプレゼントを贈ったりしてお祝いするケースが多いです。
年齢に応じ、人生の節目として複数の記念日が設定されているので、それぞれの特徴を把握しておくとお祝いする際の参考になります。
また、長寿の記念日にはテーマカラーもあるので、プレゼントを贈る場合など意識するのもおすすめです。
本記事では、長寿祝いの年齢や特徴などについて詳しく解説します。
目次
長寿祝いとは
長寿祝いには様々な記念日があり、それぞれを人生の節目としてお祝いするケースが多いです。
最初の長寿祝いは還暦であり、60歳を迎えるタイミングで人生の節目としてお祝いします。
それ以降も、長寿の記念日は複数設定されています。
かつては生まれた年を1歳と数える数え年でお祝いしていましたが、現代は満年齢を基準にお祝いするケースが多くなっています。
長寿祝いに関してはもともとは中国由来のものが多いですが、浸透するにつれ日本由来のものも取り入れられています。
長寿祝いの種類
長寿祝いには複数の種類があります。
年齢やテーマカラーなどの特徴を把握しておくと、お祝いする際の参考になります。
長寿祝いの特徴について解説します。
還暦
還暦は数え年で61歳の記念日です。
十二支と十干が一周して生まれた年にもどることが名前の由来になっています。
生まれた年に戻ることを赤ちゃんに戻ることになぞらえ、赤いちゃんちゃんこを贈るのが定番となっています。
現代はちゃんちゃんこを身につける文化は薄れてきており、テーマカラーの赤をメッセージカードやプレゼントなどに取り入れるケースが多いです。
緑寿
緑寿は数え年で66歳、満年齢では65歳の記念日です。
緑寿ができたのは2002年と歴史が浅く、日本百貨店協会発祥と言われています。
名前の由来は、数字の「六」「六」を「緑緑」になぞらえ「緑緑寿」とし、それの略が緑寿という説があります。
65歳は定年退職の節目であり、感謝の気持ちをこめてお祝いするケースも多いです。
テーマカラーは緑となっています。
古稀
古稀は、数え年で70歳の記念日です。
中国・唐の時代の詩人である杜甫が、「人生七十古来稀なり」と詠んだことが名前の由来とされています。
杜甫の時代は約1300年前であり、70歳まで生きるのは珍しかったため、おめでたい日とされました。
古希のテーマカラーは紫であり、紫にちなんだお祝いをするケースもあります。
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喜寿
喜寿は、数え年で77歳の記念日です。
「喜」の草書体が七を3つ合わせた形をしていることから、漢字の見た目を「七十七」になぞらえ、77歳の記念日となっています。
喜寿は日本由来の記念日というのも特徴の一つです。
紫色がテーマカラーであり、プレゼントなどに取り入れられます。
傘寿
傘寿は、数え年で80歳の記念日です。
傘は、略字が「八」と「十」合わせたような形となっており、漢字の見た目を「八十」になぞらえています。
傘寿のテーマカラーは地域により違いがあり、金色や茶色の地域もあれば、紫がテーマカラーとなっている地域もあります。
米寿
米寿は、数え年で88歳の記念日です。
「米」の字は、「八」「十」「八」に分解されることから、88歳を意味します。
「八」は末広がりを意味し縁起が良いと考えられています。
米寿は、還暦以上に盛大にお祝いする地域もあります。
米にちなんだプレゼントを贈るなどしてお祝いします。
卒寿
卒寿は、数え年で90歳のお祝いの日です。
「卒」の略字は、「九」と「十」に分解できることが、卒寿の由来だと言われています。
紫もしくは黄色・金色がテーマカラーとなっており、お祝いに取り入れられるケースも多いです。
白寿
白寿は数え年で99歳のお祝いの日です。
「百」の字から一を引くと「白」なることが、白寿の由来という説があります。
漢字の通り白がテーマカラーであり、お祝いでもシーツなど白いものを贈るケースが多いです。
百寿
百寿は、数え年で100歳のお祝いの日です。
100年は1世紀であることより、紀寿と呼ばれることもあります。
百寿のテーマカラーは桃色となっています。
100歳まで生きるのは非常におめでたいことなので、何らかの形でお祝いするケースが多いです。
茶寿
茶寿は、数え年で108歳の記念日です。
「茶」は、「十」「十」「八十八」に分解できるので、足し合わせると108になります。
茶寿にはテーマカラーはありません。
皇寿
皇寿は、数え年で111歳の記念日です。
「皇」の字は、上が「白」であり99を意味し、下が「一」「十」「一」で足し合わせて12を意味し、全て足し合わせて111となることが由来となっています。
大還暦
大還暦は、数え年で121歳を意味します。
還暦は十干十二支が一巡する年であり、大還暦は2度目となります。
長寿のお祝いでは、大還暦が最高齢となります。
【年齢別】長寿祝いのプレゼント選びのポイント
長寿祝いのプレゼントは、年齢によって適したものが異なります。
年齢を考慮して選ぶのが、喜んでもらうポイントです。
長寿祝いにおけるプレゼント選びのポイントについて解説します。
60代の長寿祝い
現代では平均寿命も延びており、60代は現役で活躍している人も多いです。
60代は体力的に問題がないことが多いので、グルメや旅行などをプレゼントしたり、パーティーを開くのも良いでしょう。
趣味を楽しんでいる場合は、趣味に関するグッズを贈るのもおすすめです。
還暦は長寿というよりも、人生の節目に感謝の気持ちを伝えるという意味合いが強くなっています。
70代の長寿祝い
70代は定年退職をし、自宅で過ごす時間の多くなる時期です。
そのため、自宅での時間を快適に過ごせるグッズを贈ると喜ばれます。
また、退職後に身体を動かす機会が減り体力に自信のない方もいるので、健康グッズを贈るのもおすすめです。
なお、日頃の感謝の気持ちを込めて、ゆったり過ごせる温泉旅行などをプレゼントするのも良いでしょう。
80代の長寿祝い
80代では、健康状態に考慮してプレゼントを贈るのがおすすめです。
80代では元気に動けない方や体力に自信のない方も増えてくるでしょう。
枕や座椅子のように、日常生活を快適な気分にしてくれるグッズを贈るなど、贈る相手に合わせて選びましょう。
また、趣味を楽しめなくなっている場合や寝たきりの場合などは、思い出の写真や好きな音楽などをプレゼントするのも1つの手段です。
長寿祝いをする際の注意点
長寿祝いをする際は、気持ちよく過ごしてもらえるよう押さえておくべきポイントがあります。
長寿祝いをする際の注意点について解説します。
本人の体調面や好みを考慮する
長寿祝いをする際は、本人の体調面や好みを考慮することが大切です。
以前は、長寿を迎える本人が主催して周囲の人を招待するケースが多かったですが、現代は、家族や親戚が主催するケースが増えています。
健康状態によっては、盛大な会が負担になることもあるので、無理のない範囲で楽しめるよう考慮しましょう。
避けるべきプレゼントを把握しておく
長寿祝いでは、縁起が悪いものを避ける意識が大切です。
櫛は、「苦」や「死」を連想されるので避けましょう。
また、日本茶など弔事で贈るものも避けるのが無難です。
なお、フラワーギフトを贈る場合は、葬儀に使用する色を選ばないなどの配慮をしましょう。
年齢を考慮する
長寿祝いをする際は、年齢を考慮することが大切です。
たとえば、食べ物を送る場合は、健康状態で制限しているものがあるので配慮しましょう。
また、お酒を贈る際も、飲酒できるか確認することをおすすめします。
長寿祝いで喜んでもらえるよう、あらかじめ情報を把握しておきましょう。
長寿祝いを盛り上げるには似顔絵ギフトがおすすめ
長寿祝いを盛り上げたい場合は、似顔絵ギフトがおすすめです。
長寿祝いは年齢に応じて配慮すべき点もあるので、お祝い方法やプレゼント選びが難しいと感じる方もいるでしょう。
似顔絵ギフトであれば、年齢に関わらず記念になるので喜んでもらえます。
メッセージを入れて、感謝の気持ちやお祝いの気持ちを伝えると、より感動してもらえるでしょう。
なお、長寿祝いで似顔絵を贈るには、プロの似顔絵師が在籍している似顔絵グラフィックスがおすすめです。
似顔絵師の作風も様々なので、過去の作品を参考にしながら好みの似顔絵師を見つける楽しみもあるでしょう。
上記の作品は、似顔絵グラフィックスに所属している『明浩』の似顔絵です。
おだやかで優しいタッチが万人受けしやすいので、長寿祝いの贈り物に選んではいかがでしょうか。
リーズナブルな価格で利用できるので、ぜひ、チェックしてみてください。
似顔絵師の作品を見てみる!まとめ|長寿祝いをする年を確認しよう
長寿祝いは還暦や古稀、百寿など様々な記念日があり、それぞれ何らかの形でお祝いするケースが多いです。
年齢別に様々な意味が込められているので、特徴を把握すると参考になるでしょう。
なお、長寿祝いをする際は年齢を考慮して、喜んでもらえるイベントを行ったりプレゼントを贈ったりと工夫することが大切です。
長寿祝いの年齢や特徴を把握し、日頃の感謝の気持ちやお祝いの気持ちを伝えましょう。
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