喜寿祝いに現金を贈ってもいいの?相場とマナーを詳しく解説
「欲しいものはないと言うから喜寿祝いに現金を包んでもいい?」
「両親の好きなことに使って欲しいけれど現金を贈るのは失礼?」
年齢を重ねると、欲しいものを尋ねても「特にない」と答える方もいます。
すると、「使わないものを贈るより自由に使い道を決められる現金がよいのでは?」と思う方もいますよね。
そこで今回は、喜寿祝いに現金を贈ってもOKかの疑問にお答えしつつ、相場金額や渡し方のマナーなどを解説します。
目次
喜寿祝いは現金でもいい?
結婚祝いや入学祝いを現金で受け取った経験があると、「喜寿祝いも現金にした方が喜ばれるのでは?」と考えるかもしれませんね。
まずは現金のプレゼントがOKかどうかと、現金にかわる、自由に使い道を選べるギフトも紹介します。
目上の人に現金を贈ることは失礼
一般的には、目上の相手に現金を渡すことは失礼にあたると言われています。
しかし両親や祖父母など、身近でお互いをよく知る間柄の相手には、相談のうえ、現金をプレゼントしても失礼ではありません。
「夫婦旅行の足しに使ってね」と、喜寿祝いとして贈ることを伝えつつ渡しましょう。
商品券やカタログギフトにする
商品券も現金と同じで金額がわかりますが、現金そのものを贈ることは気が引けるときにおすすめです。
金額がダイレクトに伝わるプレゼントを避けたい場合は、カタログギフトにして、相手に好きなものを選んでもらう方法があります。
【関係性別】喜寿祝いの相場金額
どのくらいのお祝いを用意するべきかは、相場金額が参考になります。
お付き合いの度合いを考えつつ、ちょうどよい予算を設定しましょう。
身近な相手ほど相場は高い
関係性ごとに、平均的な予算相場をまとめました。
関係性 | 相場金額 |
父・母 | 30,000円~50,000円 |
祖父・祖母 | 10,000円~30,000円 |
親戚・友人・恩師・上司 | 5,000円~10,000円 |
中には両親に50,000円を超える旅行を贈ったり、祖父母にさりげなくちょっとしたものを贈ったりする場合があります。
状況に応じて無理のない予算設定をしましょう。
友人・恩師・上司には品物がおすすめ
身内以外の相手に贈る喜寿祝いは、現金よりも品物をおすすめします。
現金を渡すと、「お金に困っている印象なのか」と、気持ちよく喜んでもらえない可能性があるからです。
実用的な消耗品やおいしいグルメなどを贈ると、気兼ねなく受け取ってもらえますよ。
喜寿祝いに現金を贈る際のマナー
喜寿祝いに現金を贈るときは、相手だけでなく身近な人への配慮を忘れずにしましょう。
ここでは、金封や金額のマナー、兄弟や親戚間での気づかいについて解説します。
金封は蝶結びを使う
両親や祖父母へ現金を贈る場合、蝶結びの水引がかかった金封を選びます。
長寿祝いは何度あっても嬉しいお祝いなので、蝶結びが適しているからです。
金封は水引が印刷されたものと水引の実物をかけたタイプがありますが、10,000円までは印刷したもの、それ以上は水引をかけたものが望ましいです。
縁起が悪い金額は避ける
たとえば4は「し=死」、6は「む=無」、9は「く=苦」のイメージがあるため、不吉な数字のつく金額は避けましょう。
陰陽の考え方からすると、奇数の方がよいと言われています。
とはいえ偶数が悪いわけではないので、奇数と偶数で迷ったら奇数の金額を選んでみましょう。
兄弟や親戚同士で相談して決める
喜寿を迎える方へ現金を贈る場合に限らず、お祝いに関わる人との相談は事前にしましょう。
子供たち一人ひとりで贈る場合、一人だけ金額差が大きいと、あとで気まずい思いをするかもしれません。
食事会を開きたい人やプレゼントだけ渡したい人など、考えが異なるケースもあります。
お祝いの仕方によっては、喜寿を迎える方へ直接現金を贈るのではなく、お祝いを主催した幹事に費用を現金で支払う場合もあります。
【喜寿祝い】現金の渡し方
水引の金封に現金を包んだお祝いは、気持ちを込めて丁寧に渡しましょう。
直接会って渡す場合と郵送する場合のマナーを解説します。
直接会って手渡しする
年齢を重ねると「思い出が何よりのプレゼント」と感じる方が多くなり、できれば直接会って金封を手渡ししましょう。
なかなか会う機会がない方も、いつも会っている方も、一度でも顔を合わせる機会が増えると喜ばれますよ。
メッセージカードや手紙を添えると、喜寿祝いの思い出作りに役立ちます。
ふくさの使い方
金封はそのまま持参せずふくさに包み、喜寿を迎える方の目の前で開いて渡しましょう。
ふくさでの包み方から金封の渡し方まで、以下の動画で紹介しています。
日頃、包むタイプのふくさになじみがなく、心配な方は挟むタイプのふくさがおすすめです。
「金封ふくさ」といい、入れやすく持ち運びやすいよう、ふくさを塗って二つ折りの形状にしたものです。
郵送する場合
喜寿祝いの現金を郵送するときは、必ず現金書留で発送します。
ポスト投函はできないため、郵便局に出向いて現金書留用の封筒を購入しましょう。
持参した金封をその中へ入れて、封をします。
そして、窓口で必要な郵便料金を支払って発送してください。
配達状況は、受け取った問い合わせ番号を日本郵便の公式サイトにある、郵便追跡サービスのフォームに入力すると確認できます。
▶現金にメッセージカードや手紙を添えたいときは、以下の文例が活用できますよ。
喜寿祝いのメッセージを14種ご紹介!心を込めた文章を贈ろう
できれば記念になるプレゼントも添えよう
現金だけでなくちょっとしたギフトを用意すると、華やかになりおすすめです。
記念になるプレゼントを手作りするのも素敵ですね。
メッセージ入りスイーツ
カステラやマカロンなどにお祝いや感謝の言葉を入れた、お祝いの場が華やかになるスイーツです。
甘いものが好きな方、かわいらしいものを好む方に喜ばれますよ。
家族が集まった似顔絵
思わず笑顔になるユニークなプレゼントを検討するなら、似顔絵がぴったりです。
主役を中心に、家族で囲んだ似顔絵は、オンリーワンのギフトになりますよ。
上記の作品は、似顔絵グラフィックス在籍の似顔絵師Nakaが書きました。
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家族写真が詰まったアルバム
「家族との思い出は宝物」という方には、これまで一緒に撮った家族写真を、アルバムに入れてプレゼントしてみましょう。
子供や孫による手作りの贈り物で、ふたつとない貴重な品になります。
▶喜寿におすすめのプレゼントをさらに知りたい方は、以下もご覧くださいね。
【喜寿祝いのプレゼント】男女合わせて10選!ハイセンスな贈り物
喜寿祝いの作品は似顔絵グラフィックスにおまかせ
「喜寿祝いの記念に似顔絵っていいかも!」と、興味をお持ちの方へ、手軽でリーズナブルに用意できる似顔絵グラフィックスをご紹介します。
注文の仕方は簡単なので、「難しいのかな?」と気になる方も安心ですよ。
スマートフォンで撮影した画像があれば家族全員書ける
似顔絵グラフィックスはインターネット上で注文ができるうえ、資料画像の提出はスマートフォンからでも簡単にできます。
スマートフォンで撮った写真があれば似顔絵を仕上げてくれるので、資料集めに苦労する心配もありません。
1枚のキャンバスへ家族全員を書いてほしい場合、別々の画像を送信してもOK。
集まってなかなか家族写真が撮れないときでも、似顔絵の中でなら叶いますよ。
上記の画像は似顔絵師エースが書いてくれたものです。
エースへのご依頼や作品サンプルのチェックは、以下のバナーからどうぞ!
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リーズナブルでありながら高品質
似顔絵グラフィックスはリーズナブルな金額をかかげつつ、高品質を保つところが強みです。
確認の工程をできるだけ削減して、似顔絵師の経験と技量に任せてこそ、できることです。
「こんなメッセージを入れて欲しい」
「笑顔の写真はないけど笑顔で書いて欲しい」
などのご希望には、可能な限り対応していますよ。
大切な喜寿祝いのプレゼントですので、ぜひお知らせくださいね。
ちゃんちゃんこへの衣装変更にも対応OK
喜寿祝いらしく、ご本人の衣装を紫のちゃんちゃんこに変更して書いてもらえます。
基本的に資料画像の衣装で仕上げますが、せっかくなので、記念に衣装を替えてみてはいかがでしょうか?
ご家族に囲まれた中でも伝統的な衣装をまとった姿は、ひときわ目を引きますよ。
上記の作品を書いてくれた、似顔絵師HARUへのご依頼やその他の作品サンプルは、以下のバナーからご覧ください。
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数多くの実力ある似顔絵師が在籍
似顔絵グラフィックスに在籍する似顔絵師は、全てプロです。
世界大会入賞やグッドデザイン賞受賞の似顔絵師がいれば、制作スピードで受賞している似顔絵師などがいて、それぞれが何らかの実績を持っています。
どの似顔絵師に依頼しても、きっと期待以上の喜寿祝いに仕上がります。
似顔絵師の数だけテイストがあるので、気に入った作品を見つけてくださいね。
サプライズプレゼントにも対応
現金を郵送する場合、別便で喜寿祝いの似顔絵が届くと、驚きつつも嬉しい思い出が残ります。
喜寿を迎える方へ直接送る旨を伝えてもらえば、納品書は贈り主の元へ別送します。
まとめ|身内の喜寿祝いに現金を贈ってもOK
77歳になる両親や祖父母などに、本人の了承があれば、喜寿祝いに現金を贈っても問題ありません。
華やかな金封に包んで、できれば直接手渡ししましょう。
感謝や応援のメッセージも伝えたいですね。
郵送するときも、心を込めた手紙を添えると喜ばれますよ。
現金だけでなく喜寿の思い出を形にした、家族の似顔絵を贈ると素敵です。
似顔絵グラフィックスなら、インターネットでいつでも似顔絵を注文できるので、気軽にご依頼くださいね。
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還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?