古希祝いにタブーがあるのは本当?お祝いの注意点もチェック!
「古希祝いのタブーを知りたい」
「ご本人を嫌な気持ちにさせるアイテムは避けたい」
長寿はデリケートなお祝いなので、気をつかう点が多いです。
しかし、注意点に配慮しながらプレゼントを選ぶと、祝福の気持ちが伝わってご本人が笑顔になってくれるでしょう。
今回の記事を読むと、古希祝いにふさわしくないと言われている贈り物がわかります。
目次
タブー?古希祝いにふさわしくない贈り物
古希祝いは、他の長寿祝いと同様に「これからも元気で長生きしてね」といったメッセージを込めて贈るものです。
ここでは、古希祝いに贈るとタブーとなるアイテムをご紹介します。
具体的なアイテム例がわかるので、プレゼントにふさわしくない贈り物を避けて選ぶことが可能です。
縁起が悪いもの
古希は、長寿をお祝いする記念日です。
お祝いの記念日に縁起が悪いと言われているアイテムをもらうと、ご本人が悪い気分になってしまうかもしれません。
諸説ありますが、縁起が悪いと言われているアイテムの中でも代表的なものは、以下で解説しています。
語呂合わせで縁起が悪いもの
語呂合わせで縁起が悪いもの、たとえばくしや個包装のお菓子などに注意してください。
そのまま「く」と「し」と読めるアイテムはもちろん、数字の「9」や「4」も該当するからです。
上記の理由と同じで、シクラメンも「く」と「し」が入っているのでNGといった考え方があります。
不祝儀を連想させるもの
不祝儀を連想させるアイテムで代表的なものは、白いハンカチとお茶です。
白いハンカチは、亡くなった人の顔にかける布を連想させるため古希祝いにふさわしくありません。
お茶は諸説ありますが、その昔病に効くものだと言われていました。
そのため、健康長寿の願いを込めて僧侶が仏壇にお供えしていたと言われています。
上記の理由から香典返しにお茶が使われるようになったので、長寿祝いでは控えた方が無難です。
年より扱いだと思われるもの
贈り主が「良かれ」と思って選んだアイテムでも、古希を迎えるご本人が「年より扱いをされた」と感じるかもしれません。
たとえば、老眼鏡や補聴器などが年より扱いだと捉えられる定番のアイテムです。
古希祝いの主役が該当のアイテムを求めているときは、この限りではありません。
▶古希祝いの贈り物に悩んだときは、以下の記事を参考にしてください!
【厳選】古希祝いのプレゼント8選を男女別にご紹介!
古希祝いを贈るときの注意点
古希祝いを選ぶ際に注意したい点は、タブーのアイテムだけではありません。
以下では、古希祝いをプレゼントする際の注意点をご紹介しているので参考にしてください。
相場からかけ離れたアイテムを贈らない
古希祝いの相場は相手との関係性や地域によって、かなり変動します。
たとえば子どもやお孫さんでも、遠方に住んでいてなかなか会えないときと近くに住んでいるときでは距離感が異なります。
以下の相場はあくまでも目安として、関わり方によって調整してください。
- 祖父や祖母・・1万円から3万円
- 両親・・1万円から10万円
- 親戚や友人・・5千円から2万円
子どもや孫が複数人のご家庭もあるでしょう。
前もって子ども同士や孫同士で金額を相談したのち調整しておくと、後で角が立ちません。
食事会の準備を忘れない
古希祝いにプレゼントを贈るときは、食事会をするかしないかで悩むでしょう。
しかし、とくにご本人から「食事会はNG」と言われていないのなら、なるべく食事会を開いてください。
つまり、プレゼントを準備するなら、プレゼントとは別に食事会を用意するわけです。
日程調整時のマナーに注意
古希祝いで食事会をするときは、日程調整が必要になります。
お互いが日程を調整しやすいのは1ヶ月前なので、目安としては1ヶ月前から親戚や友人などに連絡を取るといいでしょう。
1週間前に日程調整の連絡をするのは失礼にあたります。
親戚が集まりやすいゴールデンウィークやお正月は、レストランの予定が取りにくいものです。
歓送迎会の予約で埋まりやすい時期は、とくに注意が必要です。
そのため、シーズンによっては4ヶ月前からの日程調整が目安となります。
70歳はアクティブな人が多い
現在の70歳は、アクティブであらゆる場所に移動できる人もたくさんいます。
贈り物が長寿祝いであることを意識すると、年より扱いしたアイテムを選びがちです。
年より扱いするよりも、現在の趣味に合わせて楽しんでもらえるアイテムを選ぶのはいかがでしょう。
旅行や食事のようなお祝いの定番でも、プランや演出などを工夫するだけで喜んでもらえるはずです。
とはいえ、「現在の70歳は元気だから!」と理想を押し付けると、体調に不安がある人を困らせるかもしれません。
難しく考えずに、「ご本人の好きなものは何か」と考えるとプレゼントの答えが見つかるでしょう。
要介護者に必要な気づかい
上記では、「年より扱いされた」と捉えられるアイテムはオススメしないとご紹介しました。
しかし、古希を迎える主役が要介護者のご家庭もあるでしょう。
要介護者に向けてプレゼントを贈るときは、以下の点にご注意ください。
- お部屋で使えるものを選ぶ
- 共同生活であることを想定して選ぶ
- 介護の邪魔にならないものを選ぶ
とくに介護施設にいるときは、お部屋で使えるものや共同生活で使えるものに限られます。
たとえば自室や車いすに座っている状態でも使える、写真立てや本などを贈ると喜んでもらえます。
古希を迎える母親がもらってうれしい贈り物は?
古希祝いのタブーやマナーのほか、贈ると喜んでもらえるプレゼントが知りたい人もいるでしょう。
古希を迎える母親には、一般的に以下のアイテムが贈られています。
- 名入れのマグカップ
- ネームインポエム
- 紫のバラ
- 旅行券
古希祝いのプレゼントには特別感だけではなく、実用性も兼ね備えているアイテムが喜ばれている傾向です。
ネームインポエムとは、名前の通り母親の名前を織り交ぜて作るポエムのプレゼントです。
オンライン上で活動している似顔絵師が、プレゼント用の作品として作ってくれるときがあります。
名入れのマグカップや紫のバラは、古希祝いの定番です。
70歳を迎えても活発で明るい母親には、旅行券のプレゼントが喜んでもらえます。
これまでさまざまな経験を積んできた母親に感謝と尊敬の気持ちをこめて、プレゼントを贈ってみませんか。
▶古希祝いには、世界でひとつの似顔絵もオススメです。
以下の記事も合わせてご覧ください。
【最新版】おすすめ似顔絵師10人を厳選!|似顔絵作成に人気なシーンもご紹介
古希祝いは誰がどのように実施する?
古希祝いの進行係となる人に決まりはありません。
一般的には、古希を迎えるご本人の子どもや孫が主催となる例が多いです。
子どもや孫なら連絡の際に気をつかう必要がなく、スムーズに進められるでしょう。
古希祝いとしてプレゼント用のアイテムを準備する場合でも、食事会は別で開くようにしましょう。
まとめ|古希祝いはタブーに気をつけよう
古希祝いでタブーと言われているアイテムをご紹介しました。
現在は、古希祝いにふさわしくないアイテム以外でも、気をつかうべき内容がたくさんあるため、贈り主は大変です。
長寿はデリケートなお祝いなので内容に配慮しつつ、喜んでもらえるアイテムを選んでください。
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