結婚祝いに欲しいものを聞くのは失礼?プレゼントの選び方と聞き方のコツ
「結婚祝いに欲しいものを本人から直接聞き出したい」
「定番の結婚祝い向けのプレゼントを知りたい」
結婚祝いに適したプレゼントには、さまざまな種類があります。
自分で選ぶよりも相手に欲しいものを聞いた方が、早くプレゼントを決められるでしょう。
結婚祝いを送る際、プレゼント選びだけではなくマナーを守ることも大切です。
この記事では、結婚祝いに欲しいものを直接聞く際のポイントと、結婚祝いを渡すタイミングについて解説します。
結婚祝いの定番プレゼントも紹介しますので、プレゼント選びに迷っている方は参考にしてください。
目次
結婚祝いに欲しいものを聞くのはマナー違反?
結婚祝いに欲しいものを相手に聞くことは、マナー違反ではありません。
聞かれた相手が「欲しいものを聞くなんて失礼だ」と思うことは、ほとんどないでしょう。
好みと異なるものや不要なものを贈られるよりも、必要なものをもらったほうが嬉しいものです。
ですが、結婚祝いなどのお祝いの品は、本来贈り主が相手のことを考えて選ぶのが基本です。
どんなときに欲しいものを聞いたほうがよいのか、タイミングや聞き出し方を紹介します。
欲しいものを聞く理由
相手に欲しいものを聞く主な理由は、以下の5つです。
- 自分でプレゼントを決められない
- プレゼント選びに自信がない
- 相手に喜んでもらえるプレゼントを選びたい
- 結婚祝いを贈ったことがない
- 現金以外のものを贈りたい
自分でプレゼントを選べない方の多くは、「喜んでもらえないかもしれない」
「使わないものだったらどうしよう」などと考えています。
また、結婚祝いを贈ったことがない場合、結婚祝いに適したプレゼントがわからない方も
多いでしょう。
いずれの理由にも共通しているのが、「贈る相手に喜んで欲しい」という気持ちです。
どうしても自分で結婚祝いを選べない場合は、喜んでもらえるものを選ぶために、
相手から欲しいものを聞き出すのも1つの方法です。
欲しいものを聞いた方が良いケース
結婚式の1か月前になっても結婚祝いのプレゼントを決められない場合、相手に欲しいものを聞くことをおすすめします。
結婚祝いを渡すのが遅くなると、「慌てて用意したのかな」「結婚のことを忘れていたのかな」などと思われるかもしれません。
結婚祝いを渡す時期には、失礼にあたらないタイミングがあります。
目安となるのが、結婚式の1か月前です。
結婚式から逆算して、プレゼント選びの期間や購入時期を考えるようにしましょう。
結婚祝いに欲しいものを聞き出す方法
結婚祝いに欲しいものを聞き出す場合、相手が答えやすいように配慮する必要があります。
たとえ仲良しの友人から欲しいものを聞かれたとしても、遠慮して本音を言える方はほとんどいないでしょう。
何と答えればよいのか迷ったり、結婚祝いを断ったりする方もいます。
相手が欲しいものを答えやすいように、工夫して聞き出すようにしましょう。
プレゼント候補をピックアップしてから聞く
結婚祝いに欲しいものを聞く際、いくつかの選択肢を提示するのがおすすめです。
例えば、こんな風に聞いてみましょう。
「結婚祝いにキッチン家電を贈ろうと思っているけれど、何か欲しいものはある?」
「おしゃれなホットプレートとコーヒーメーカーを見つけたけれど、どっちがよいかな」
このように、プレゼントの候補を絞って提案することで、聞かれた側は答えやすくなります。
また、「ホットプレートは他の人から頂いたから、コーヒーメーカーにしようかな」
「すでにキッチン用品は全てそろっているんだ」など、本音を聞ける可能性が高いでしょう。
すべて相手任せではなく、自分で考えたうえで欲しいものを聞くようにしましょう。
相手の友人や家族に聞いてもらう
自分から欲しいものを聞くことが難しい場合、他の人に聞き出してもらうのも1つの方法です。
例えば、従兄弟に結婚祝いを贈る場合、従兄弟の家族や親戚に聞き出してもらいます。
この方法は、サプライズで結婚祝いを贈る際にもおすすめです。
相手と親しい方に、今欲しいものや新生活に足りないものなどを聞き出してもらいましょう。
結婚祝いを渡すタイミング
結婚祝いを渡すタイミングは、結婚式の有無によって異なります。
結婚式を挙げる場合:式の前後1~2か月以内
入籍のみで結婚式を挙げない場合:結婚報告から1か月以内
結婚式に出席する場合、ご祝儀が結婚祝いになります。
そのため、基本的にご祝儀以外にプレゼントを用意する必要はありません。
最近では親族のみで結婚式を挙げる方が多いため、友人や同僚からサプライズで結婚祝いを贈るケースも増えています。
結婚祝いのプレゼントは、郵送でも手渡しでも構いません。
結婚式に出席する場合、受付でご祝儀を渡し、披露宴内でプレゼントを渡す方もいます。
結婚祝いを用意する場合、結婚式の有無や出席するかどうかにかかわらず、
結婚報告を受けたらなるべく早くプレゼント選びに取りかかるようにしましょう。
結婚祝いの相場
結婚祝いの相場は、ご祝儀の3分の1ほどと言われています。
新郎新婦の友人や職場の同僚の場合、ご祝儀は2万~3万円です。
そのため、結婚祝いは1万円程度のものを選ぶとよいでしょう。
結婚式に出席できない場合、ご祝儀と同じ3万円程の結婚祝いを選ぶ方もいます。
ご祝儀の内訳は、食事代・引き出物代:2万円+結婚祝い1万円です。
そのため、結婚式に欠席する場合の結婚祝いは、上記の内訳の考え方から1万円ほどが
相場になります。
「1万円では少ない気がする」という方も、相手が受け取って負担にならない程度の金額で
結婚祝いを選びましょう。
複数人から連名でプレゼントを贈れば、1万円×人数の金額になるため、プレゼントの選択肢が
広がります。
【迷ったらコレ】結婚祝いの定番プレゼント4選
結婚祝いのプレゼント選びに迷ったら、定番のものから選んでみてはいかがでしょうか。
名入りのものや新夫妻に合ったデザインのものを選ぶことで、定番プレゼントであっても
オリジナリティを出せます。
新居にあると便利な家電
家電のなかでも結婚祝いにおすすめなものは、「自分ではなかなか買わないけれど、
あると便利なアイテム」です。
- ハンドブレンダー
- コーヒーメーカー
- ホットサンドメーカー
毎日使うものではなくても、休日に新婚夫婦で使ったり、来客時のおもてなしに使ったりできるものがおすすめです。
新婚夫婦が楽しく使えるような、ちょっと便利な家電を選んでみてはいかがでしょうか。
食器やカトラリー
食器やカトラリーは、結婚祝いの定番プレゼントとして人気です。
ペア食器
名入りのマグカップ
スプーン、フォーク、ナイフなどのカトラリーセット
新居への引っ越しを機に茶碗や皿を購入するケースはありますが、カトラリーセットは
持っていない方が多いでしょう。
おしゃれなケースに入ったカトラリーは、結婚祝いにピッタリです。
ペア食器は食事の際に使うだけではなく、インテリアとして飾ることもできます。
食品や飲み物
食品や消耗品は「消えるもの」であるため、結婚祝いとして選ぶのは縁起が悪いという考え方があります。
ですが、現在は「結婚祝いに食品を選ぶなんてマナー違反」と感じる方は少ないでしょう。
結婚祝いとして食品や飲み物、消耗品を贈る場合、高級感のあるもの、日持ちするものを
選びましょう。
- 洋菓子セット
- 日本酒などのお酒
- おつまみセット
新婚夫婦の好みをリサーチして選びたいですね。
調味料セット
料理好きな方や結婚を機に料理に力を入れたい方には、調味料セットがおすすめです。
- 高級な醤油や出汁のセット
- 高級なオリーブオイル
- スパイスセット
- ドレッシングセット
結婚祝いとして定番調味料を贈る場合、普段なかなか手に取ることのない高級なものを
選んでみてはいかがでしょうか。
料理上級者には、料理のレパートリーが広がるような世界のスパイスセット。
健康に気を使っている方には、低カロリーのドレッシングを選ぶのもおすすめです。
「結婚祝いは何でもよい」と言われたときのプレゼント
結婚祝いに欲しいものを聞かれても、正直に欲しいものを答える方はほとんどいません。
理由は、相手を気遣って遠慮する方が多いからです。
「結婚祝いは何でもよいよ」「結婚祝いはいらないよ」などの返答が来た場合、
相手の負担にならないようなプレゼントを選びましょう。
カタログギフト
カタログギフトには、さまざまな種類があります。
結婚祝いにおすすめなのは、体験型ギフトが付いたカタログギフトです。
温泉、グルメ、アクティビティなど、体験したいものを選んで申し込みます。
夫婦で思い出を作ってね…という思いを込めて、カタログギフトを選んでみては
いかがでしょうか。
現金
新婚夫婦は何かとお金がかかるため、結婚祝いとして現金をもらえて嬉しいと感じる方が
多いでしょう。
結婚祝いとして現金を贈る場合、1万円が相場です。
ご祝儀と同額を贈る方もいますが、ご祝儀には食事代と引き出物代が含まれているため、
その分を引いた金額を結婚祝いとして考えるのが一般的です。
結婚祝いとして現金を贈る際、なるべく手渡しするようにしましょう。
お祝いの言葉やメッセージカードを添えて渡すのもおすすめです。
商品券やギフト券
「現金を贈るのは気が引ける」という方は、商品券やギフト券を贈るのも1つの選択肢です。
金額は現金と同じく、1万円程度にしましょう。
ただし、商品券やギフト券は、年上の方や上司、先輩へのプレゼントには適していません。
結婚祝いに商品券を贈るなんて失礼だと考える方もいるからです。
商品券やギフト券は、友人や従兄弟など年齢が近い方への結婚祝いに選びましょう。
「結婚祝いのプレゼントを考えたけれど、好きなものを買ってもらった方がよいかなと思って、
商品券にしたよ」など、一言添えて渡すことをおすすめします。
人とは違う結婚祝いなら似顔絵プレゼント
新婚夫婦の似顔絵をサプライズで用意するのはいかがでしょうか。
結婚式の前にプレゼントすれば、会場のウェルカムスペースに飾ってくれるかもしれません。
実際に結婚式の受付や披露宴会場の入り口に、友人からもらった似顔絵を飾る方がいます。
会場に飾られた似顔絵作品は、きっと披露宴の出席者から注目を集めますよ。
結婚祝いの似顔絵プレゼントにおすすめなのが、似顔絵グラフィックスです。
新婚夫婦の写真データを送るだけで、似顔絵作品が完成。
似顔絵に関する要望や納期などの相談も可能です。
似顔絵グラフィックスには、多数の似顔絵作家が在籍しています。
作家によって絵のタッチが異なりますので、新婚夫婦の雰囲気にあった作品に仕上げてくれる作家に依頼したいですね。
まとめ|結婚祝いを選べないときは欲しいものを聞いてセレクト
結婚祝いに欲しいものを聞くことは、失礼なことではありません。
ですが、聞かれた方は遠慮して欲しいものを言えなかったり、気を遣って「結婚祝いはいらない」と答えたりすることもあります。
まずは自分でプレゼント候補を考え、相手に聞くときにいくつかの選択肢を提示することをおすすめします。
プレゼント選びやプレゼントの金額、渡すタイミングなどに配慮し、マナーよく結婚祝いのプレゼントを贈りましょう。
以下の記事では、結婚祝いの際に適切なプレゼントをジャンル別に紹介したり、お金に関するマナー等も解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
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