【徹底解説!】喜寿と米寿の違いとは?喜ばれるおすすめのプレゼントも紹介!
長寿を祝う機会として、「喜寿」と「米寿」という2つの特別な節目があります。
しかし、多くの人が喜寿と米寿の違いを正確に理解しているとは限りません。
この記事では、「喜寿」と「米寿」の由来や、それぞれにおける独自の意味について詳しく解説します。
さらに、プレゼント選びの際に気をつけるべきポイントや、喜寿や米寿の方に喜ばれるおすすめのプレゼントもご紹介します。
長い人生を祝う喜寿や米寿の意味を理解しておき、心温まるお祝いの方法を探してみましょう。
目次
喜寿と米寿の違いはなに?
喜寿と米寿は長寿祝いです。
長寿祝いは特定の年齢でお祝いをしますが、以下の疑問を抱くことが多くあります。
「喜寿は何歳のお祝いだっけ?」
「喜寿と米寿ってどっちを先にお祝いするの?」
以下にて、それぞれの意味や由来を解説します。
「77歳」が喜寿のお祝い!名前の由来と意味
喜寿は「77歳」になった方のお祝いです。
「喜」の字を草書体で書くと「㐂」となります。
この字が「七」「十」「七」に見えるので、喜寿と呼ばれるようになりました。
「寿」には「長寿・長命」といった意味があるので、「77歳の長寿」という意味になります。
「88歳」が米寿のお祝い!名前の由来と意味
米寿は「88歳」になった方のお祝いです。
漢字の「米」を分解すると「八」「十」「八」になることが由来です。
また、日本で「8」は末広がりの数字と言われていて、縁起の良い数字と言われています。
8が並ぶとおめでたいので、お祝いをする風習が生まれました。
米の字にちなんで米関連のギフトを贈るケースもあります。
喜寿と米寿がよく間違われる理由
長寿祝いの中でも喜寿と米寿は混合されがちです。
似ている部分が多いからと言われています。
両者はお祝いの発祥が他の還暦とは違います。
還暦や古希など他の長寿祝いは中国から伝わってきたものですが、喜寿や米寿は日本発祥の習わしです。
そして、同じ数字が2つ並ぶ、似たようなお祝いであること。
他の長寿祝いが「60歳」や「70歳」などきりの良い数字が多い中で、数字が並ぶ年にお祝いする喜寿と米寿は、混合されやすいです。
間違われやすい喜寿と米寿ですが、名前の由来である漢字の意味を思い出せば、間違いにくくなるでしょう。
満年齢と数え年はどっちが正解?
結論からいうと、「満年齢」と「数え年」のどちらでお祝いしても間違いはありません。
宗教的に決まりがあるわけではなく、ただ単に数え方の違いだけなので、どちらでお祝いしても問題はありません。
「満年齢」は生まれた日を0歳として誕生日が来るたびに、1つずつ年を重ねていく数え方です。
現在では上記が主流の考え方になっています。
一方、「数え年」とは生まれた日を1歳として、元旦が来るたびに1つずつ年を重ねていく数え方です。
私たちは胎内にいるときから命を宿しており、十月十日の期間も年齢として数えるべきだという考えがありました。
「子供のころは数え年で年齢を数えていた」というご年配の方も多いです。
なじみのある満年齢のときにお祝いするのも、古くからの習わしを大切にして「数え年」でお祝いするのも素敵ですね。
お祝いをするタイミング
喜寿や米寿のお祝いは、それぞれを迎える年に行います。
お祝いをするタイミングに決まりはないので、お正月やゴールデンウイークなど、ご家族が集まりやすいタイミングで問題ありません。
大安でなくても問題はありませんが、主役も含めて出席するご家族が納得できる形でお祝いできるよう、話し合いをおすすめします。
【長寿祝い】お祝いの仕方
長寿祝いは、親族や親しい人で集まっての旅行や食事会が定番です。
年齢やその方の体調に合わせて、電話でお祝いのメッセージを送ったり、プレゼントを贈ったり、負担にならないお祝いをしてみましょう。
プレゼント選びのポイント
大切な人生の節目に贈るプレゼントですから、プレゼントも大切に選びたいですよね。
以下ではプレゼントを選ぶ際に押さえたいポイントを5つご紹介します。
喜寿や米寿のカラーを取り入れることがおすすめ
長寿祝いはそれぞれテーマカラーがあります。
喜寿は「紫」、米寿は「黄・金茶」です。
喜寿のテーマカラーである「紫」は、かつて身分が高い人だけ身につけられる高貴な色でした。
昔は平均寿命が短かかったので、77歳まで生きる人は珍しい存在でした。
平均寿命より長く生きた人に尊敬の意を込めて、紫色でお祝いするようになったのです。
一方、米寿のテーマカラーは「金色」。
上記は米寿の由来にもなっている米から黄金色に実る稲穂が連想されており、テーマカラーになった色です。
それぞれのテーマカラーに合わせたちゃんちゃんこや座布団を用意するのが、古くからの習わしです。
色選びに迷ったときは、それぞれのテーマカラーを参考にしてみましょう。
▶プレゼント選びのポイントで悩んだ方は、以下の記事もチェックしてください。
【男女別】米寿祝いのおすすめプレゼント24選!思い出に残る品を選ぼう
贈る相手の性別や趣味に合わせて選ぼう
プレゼントを選ぶ際は、相手の性別や趣味に合わせてその人らしいアイテムを選ぶことがポイントです。
自分がプレゼントをもらう側でも、趣味に合ったプレゼントをもらったら嬉しいですよね。
たとえば散歩が趣味の場合は、ウォーキングシューズや帽子などです。
読書が趣味の場合は新刊の本や読書灯など、趣味にあったアイテムを選ぶと喜ばれること間違いありません。
また、性別によって好みや興味が違うので、相手の性別を考慮してプレゼントを選ぶことも大切です。
たとえば、男性は趣味に合わせたアイテムや文房具など、実用的なものを選びましょう。
対して女性は、一般的にハンドクリームやバズグッズなどの美容アイテムが喜ばれます。
体調を気にしている方には健康サポートグッズを
喜寿・米寿を迎える年齢になると、首、肩など不調を感じている人も多くいます。
コリや痛みを和らげるマッサージクッションやマッサージピローなど、癒しの気分になれるプレゼントが人気です。
形ではなく心に残るプレゼントもあり
形に残るプレゼントを選ぶのが難しい、もしくは相手にとって負担になるという場合は、好みの食べ物や旅行など心に残るプレゼントがおすすめです。
お酒が好きな人ならお酒、甘いものが好きならお菓子など「好きだけど普段はあまり購入しない」、ちょっとした特別感の出る食べ物がおすすめです。
また、自分にとって大事な人たちが集まって笑顔でいてくれるだけでも、幸せな気持ちになりますね。
温泉やお食事会など、楽しい時間をプレゼントすれば記念として心に残ります。
似顔絵や名前入りのプレゼントで気持ちを贈ろう
似顔絵や名前入りのプレゼントは、相手への気持ちを、より特別な形で表現できるので人気を集めています。
人の顔や名前は世界にたったひとつしかないかけがえのないものです。
自分だけの特別なものとして愛着をもってもらえることでしょう。
プレゼントの相場は5,000円~30,000円
喜寿・米寿祝いとして贈るプレゼントの相場はおおよそ5,000円~30,000円です。
贈る側ともらう側の関係性によって変わるので、以下を参考にしながら決めるとよいでしょう。
親(義両親) 10,000円~30,000円
親戚 5,000円~20,000円
孫(成人) 10,000円~15,000円
孫(学生) 数千円
ただし、金額の相場はあくまで目安です。
あまりに高価なプレゼントは、かえって相手に気を使わせてしまうことがあります。
相場にとらわれ過ぎず、相手に喜んでもらえるものはなにかを第一に考えて、プレゼントを選んでみましょう。
老いを連想させるプレゼントは控える
気持ちがこもっていれば、どんなプレゼントでもよいのかといえばそうではありません。
お祝いにふさわしくないプレゼントもあるので注意しましょう。
たとえば、杖や老眼鏡などは老いを連想させるものなので、プレゼントとして選ぶのは控えましょう。
また、「苦」や「死」を連想させるため、縁起が悪いといわれている櫛や、亡くなった方の顔にかける白い布に似ている白いハンカチなど、控えた方がよいプレゼントがあります。
喜寿・米寿のプレゼントランキングTOP5
一生に一度のお祝いに、素敵なプレゼントを贈りましょう。
もらって嬉しかったプレゼントをランキングにしました。
「何をあげたらいいかわからない」という方はぜひ参考にしてください。
【1位】似顔絵
似顔絵が他のプレゼントと大きく違う点は、人の手で作られるプレゼントだということ。
写真より、あたたかい気持ちと笑顔を贈れます。
優しいタッチやポップな雰囲気など、似顔絵作家によって作風をガラリと変えることが可能です。
贈る相手の雰囲気に合わせて、世界にたったひとつの似顔絵プレゼントを贈れます。
似顔絵グラフィックスでは、写真をもとに似顔絵を書いていきます。
長い人生の節目に、ご夫婦や親戚で過ごした思い出を似顔絵として残しませんか?
【2位】名前詩
人の名前も世界にたったひとつしかない大切なものです。
名前をポエムに組み込んだメッセージは、相手に贈りたい気持ちもダイレクトに届けてくれる、特別感のあるプレゼントです。
【3位】ペアグラスや湯のみ
グラスは日常使いに適したアイテムなので、贈った相手が普段から使って楽しめます。
また、ペアグラスを贈ることで、2人で楽しむ時間を作るきっかけにもなるので、親しい関係がさらに深まるかもしれません。
ペアグラスはお酒のイメージですが、湯のみやマグカップを選べば、より普段使いできるプレゼントになること間違いなしです!
【4位】名前入りのお酒
名前入りのお酒は、お酒が好きな方に喜ばれるプレゼントです。
相手の名前が入っているので、より個人に合った、特別なプレゼントになります。
長寿祝いとして相手に対する思いや祝福を、豪華で贅沢な雰囲気に演出できます。
【5位】プリザーブドフラワー
喜寿・米寿のテーマカラーに合わせたプリザーブドフラワーは、相手に気持ちを届けるプレゼントとして定番です。
生花を長期保存できるように加工したプリザーブドフラワーは、鮮やかな色合いや咲き誇った美しい姿を長く保てます。
そのため長期間、美しさを楽しむことが可能です。
また、花言葉にも着目してプリザーブドフラワーを作れば、より気持ちの届く素敵なプレゼントを贈れます。
まとめ|人生の大切な節目に素敵なプレゼントを
日本文化における長寿祝いは人生の大切な節目です。
喜寿や米寿は、その中でも日本が発祥の風習です。
さらなる長寿や健康を祈る大切なイベントの意味を、お祝いする人たちできちんと理解しておきましょう。
そして、心を込めた特別なプレゼントで、盛大にお祝いしましょう!
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還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?