【70歳】古希祝いをする時のマナーは?|NGなプレゼントや相場も紹介
70歳という長寿をお祝いする古希祝い。
プレゼントを贈ったり、さまざまなお祝いを考えたりしている方もいるのではないでしょうか。
そこで、下記の疑問を感じた人もいるのではないでしょうか。
「古希祝いっていつするのがいいの?」
「古希祝いに贈ってはいけないものって何?」
今回の記事では上記のお悩みを解決します。
古希祝いをするときのマナーや渡してはいけない物。
相場やNGなプレゼントまで解説します。
身近な人が古希のお祝いを迎える方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
目次
古希祝いの相場は?
古希祝いに使う相場はどれくらいが妥当なのでしょうか。
金額は相手と自分の関係性によりますので、いくらと明確にはできません。
そのため、ここでは4つの関係性に分けて相場の解説をします。
両親に
両親に使うときの相場は、1万〜10万円です。
上記の金額から、幅広いと感じる人もいるはず。
なぜ金額の幅が広いかというと、物だけ贈る人がいれば食事や旅行などをプレゼントする人もいるからです。
結婚をしている方は義母や義父に対しても、同じ金額を使うのがベター。
自分の両親と同じ金額のものを渡さないと、後々トラブルになることもあるため、注意が必要です。
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【厳選】古希祝いのプレゼント8選を男女別にご紹介!
兄弟・姉妹に
兄弟・姉妹に使うときの相場ですが、1万〜5万円となります。
しかし、兄弟や姉妹でお金を出し合う場合、これ以上の金額でプレゼントしても大丈夫です。
親戚に
親戚に使うときの相場は、5,000円〜2万円です。
しかし、あまり会ったことのない親戚もいるのではないでしょうか。
会っていないときはちょっとした物をプレゼントするか、無理に贈る必要性はありません。
相手もあまり会ったことのない人から高額な物をもらうと、困るのではないでしょうか。
友人・知人
友人・知人に使うときの相場ですが、親戚にあげる金額と同じ5,000円〜2万円となります。
友人からすでにプレゼントをもらっている人は、同じくらいの金額で贈るようにしましょう。
古希祝いのプレゼントには熨斗をつけよう
相手と自分の間柄に関わらず、古希祝いには熨斗をつけましょう。
熨斗をつけるときに気をつけたいのは、水引の種類。
水引には以下の2種類があるため、間違えないように選びましょう。
・蝶々結び:何度も結び直せるため、何度経験してもいいお祝いごとのときに使います。
・結びきり:簡単に解けないことから、一度しか経験しなくてもいいお祝いごとに使います。
たとえば蝶々結びは出産やお礼、お歳暮などに。
結びきりは結婚やお見舞いなどに用いられます。
古希のような長寿祝いは何度経験してもいいお祝いごとのため、水引は蝶々結びを選びます。
古希祝いをする年齢は69歳?70歳?
還暦以降の長寿祝いは、数え年でお祝いするのが昔からの風習となっています。
そのため、古希祝いは69歳(数え年で70歳)で祝うのが一般的です。
しかし、現在では満年齢が70歳を迎えたときにお祝いをする人も増えてきています。
どちらも間違いではないため、好きなタイミングでお祝いをしましょう。
古希祝いはいつするのがベスト?
古希は、70歳という節目をお祝いします。
古希祝いはいつ開催するのがベストなのでしょうか。
ここでは3つのタイミングに分けて解説します。
誕生日
69歳(もしくは70歳)の誕生日と一緒に古希祝いをする方がほとんどです。
しかし、予定があったり遠方に住んでいたり、誕生日当日にお祝いができない方もいるのではないでしょうか。
当日にお祝いできないときは、両親や祖父母に一言断りの連絡を入れた上で別日に開催したい旨を伝えるようにしましょう。
きちんと説明をすればきっと相手もわかってくれるはずです。
敬老の日
古希のお祝いですが、敬老の日に開催してもいいですね。
敬老の日は祝日なので仕事や学校が休みの人も多く、家族や親戚が揃いやすいのではないでしょうか。
敬老の日は、これまで日本を支えてきたお年寄りに敬意と感謝を表す日です。
古希のお祝いと共に、日頃の感謝を伝えてもいいですね。
その他
誕生日も敬老の日もお祝いをするのが難しいなら、全員が揃いやすい日に開催するのはいかがでしょうか。
お正月やお盆、それ以外の平日でも問題ありません。
せっかくの古希祝い。
家族や友人など、みんなでワイワイと過ごしましょう。
何気ない日をお祝いごとにしてもいいですね。
古希祝いに贈ってはいけないものは?
ここからは古希祝いに贈ってはいけないものをご紹介します。
これを贈ると失礼にあたるため、プレゼントを選ぶときは気をつけて選ぶようにしましょう。
年齢を感じさせるもの
昔は70歳というと、会社を退職して隠居生活を送っているというイメージがありました。
しかし、現在の70歳は仕事をバリバリしていてプライベートも充実している方が多い傾向にあります。
そのため、年寄り扱いをされることに抵抗感を持っている方も少なくないはず。
年齢を感じさせる杖や老眼鏡などは失礼に当たる可能性があるため、贈るのは控えるのがベターです。
不幸ごとを連想させるアイテム
不幸ごとを連想させるアイテムは、お祝いとして贈るのは控えたいですよね。
ちなみに不幸ごとを連想させるアイテムとは、以下のようなものをさします。
・ハンカチ:ハンカチは別名「手巾」ともいいます。
しかしこれを「てぎれ」と読むことから、縁起が悪いと言われています。
そのため、お祝いなどの贈り物にハンカチを渡すのはあまりオススメできません。
・刃物:ハサミや包丁などのアイテムは、「縁を切る」と言われていることから、贈り物には不向きなアイテムとされています。
しかし、現在刃物は「未来を切り開く」や「災いを断ち切る」などの意味が広まってきています。
そのため、刃物類を贈り物に選ぶ人も増えてきています。
現金
目上の人に現金を渡すのは失礼にあたります。
もし現金を贈りたいのなら、かわりにギフト券を渡すのはいかがでしょうか。
ギフト券であれば、贈られた方が自分の好きなタイミングで使えるため、オススメです。
図書券やグルメ券などさまざまなギフト券がありますので、相手の趣味嗜好にあったものを贈るようにしましょう。
手紙や寄せ書きを贈ろう
古希祝いにプレゼントだけを贈るというのも、ちょっと味気ないと感じている人もいるはず。
そんなときは、プレゼント+aで手紙や寄せ書きを贈りませんか?
現在は、ラインやメールが主なコミュニケーションツールです。
そのため、手紙や寄せ書きを贈られたら、きっと相手も喜ぶはず。
便箋や色紙はできるだけ、オシャレな物を選ぶようにしましょう。
古希祝いにオススメの贈り物5選
ここからは古希祝いにオススメの贈り物5選をご紹介します。
どれも素敵なアイテムなので、相手を思いながら選んでください。
お菓子
お菓子は、消え物なので相手に負担を与えません。
お菓子を購入する前に、まず相手がどんな種類のお菓子が好きか確認をした上で贈るようにしましょう。
甘いものが苦手な人にはせんべいやチップスなど塩気があるものを贈ってもいいですね。
オシャレなお菓子を贈りたいと思った方は、下記のブランドがオススメです。
ドライフリットというブランドのお菓子は、パッケージがオシャレなだけでなく、味もおいしいため人気の商品となっています。
古希祝いはおいしいお菓子で相手を笑顔にさせたいですね。
名入れタンブラー
現在のタンブラーは保温・保冷機能やこぼれにくいもの等、多機能なものが多い傾向にあります。
そのため、相手の希望にあったものを選ぶようにしましょう。
特別なタンブラーをプレゼントしたい場合は、名入れサービスの使用をオススメします。
名前入りのタンブラーは世界で1つしかないオリジナルアイテム。
こんな素敵なタンブラーをもらったら、きっと相手も喜ぶはずです。
ギフトカタログ
「何を贈るか決められない」と感じたら、ギフトカタログに頼るのはいかがでしょうか。
現在のギフトカタログは、ファッショングッズや美容などさまざまな物が掲載されています。
物だけでなく、宿泊やディナーなどの体験型のものもあるため、そちらもオススメです。
ギフトカタログは見るだけでも楽しいアイテム。
素敵なカタログで、相手が笑顔になったらうれしいですね。
お酒
お酒はワインや日本酒などさまざまな種類があるため、相手の好みをリサーチしてから購入するようにしましょう。
少し値は張りますが、相手が生まれた年のワインを贈るとサプライズ感もあり、おもしろいですね。
もし予算に余裕があれば一緒にグラスをプレゼントするのもオススメです。
似顔絵
【似顔絵グラフィックス】
ちょっと変わったプレゼントを贈りたいときは、似顔絵の贈り物がオススメ。
似顔絵は、世界で1枚だけの特別な贈り物。
そのため、結婚式や記念日などのお祝いに似顔絵を贈る方も増えています。
似顔絵と聞くと、露店を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
似顔絵師が書いている間は身動きができないイメージがあります。
しかし現在は書いてもらいたい人の写真をスマホで贈るだけで、簡単に発注できます。
さまざまな似顔絵サイトがある中で一番オススメなのが、似顔絵グラフィックスです。
似顔絵グラフィックスがオススメの理由は
・クオリティの高さ
・リーズナブルな金額
・似顔絵師の数の多さ
にあります。
そのため、相手の好きなイラストが見つかるはず。
たとえば、上記の似顔絵は似顔絵グラフィックスに所属している「ひでお」の作品。
迫力のある線と、特徴をとらえたイラストが人気の似顔絵師です。
人気の似顔絵師は注文が混み合っていて、期日までに品物が届かないかもしれません。
早めのチェックをオススメします。
まとめ|古希祝いはマナーを守って贈ろう!
今回の記事では、古希祝いをするときのマナーや予算などを中心に解説しました。
古希祝いは一生に一度しかない、おめでたい記念日です。
そのため、マナーを守って楽しい時間にしたいですね。
記事ではさまざまな贈り物を紹介しましたが、一番大切なのは気持ちです。
どんなプレゼントでも、相手を思う気持ちがあればそれだけで充分ではないでしょうか。
家族の長寿祝いに似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?