男友達に贈る卒寿祝いのメッセージまとめ！例文やおすすめの言葉も紹介！

日本の長寿祝いの節目のなかでも、90歳を祝うのが「卒寿」です。

卒寿では、長寿に対する感謝や尊敬の気持ちを、プレゼントやメッセージで贈るのが慣例になっています。
しかし、いざ卒寿祝いのメッセージを贈ろうと思っても、なかなか上手に言葉が思い浮かばない方もいるのではないでしょうか？

この記事では、90歳の卒寿を迎えた男友達に贈るお祝いメッセージの例文を、注意点とともにご紹介します。
卒寿の基本情報もまとめているので、この記事を読めば卒寿のことが理解できること間違いありません！

卒寿祝いの由来やお祝いのタイミング

90歳を迎えた節目のタイミングでお祝いする卒寿。
卒寿をお祝いするためには、卒寿の基本情報を正しく理解しておきましょう。

そこで、ここでは卒寿祝いの基本的な情報についてご紹介していきます。

卒寿の由来

卒寿はもともと異なる漢字で表記されており、「卒」の異字体・略字である「卆」という字で一般的に表記されていました。

この「卆」という字が漢数字の「九」と「十」を組み合わせた形であることから、卒寿をお祝いする年齢は90歳です。

卒寿の他にも77歳をお祝いする喜寿や80歳をお祝いする傘寿も、漢字の成り立ちからお祝いする年齢が決められました。
漢字の成り立ちが由来になった長寿祝いは、日本発祥の可能性が高いです。

卒寿祝いのタイミング

卒寿のタイミングは、90歳の誕生日を迎えたときにお祝いするのが一般的です。

卒寿祝いに家族で誕生日会を開催したり、レストランを予約して食事会をしたり、各家庭の方法でお祝いします。

しかし、卒寿を祝うタイミングには明確な決まりはありません。

基本的には90歳の誕生日と同時期です。
数え年で90歳を迎えた正月にお祝いをする家庭や、90歳のどこかでお祝いする家庭など、形はさまざま。

明確な決まりがないからこそ、親戚が多く集まるタイミングやそれぞれの都合をみて自由にお祝いしましょう。

卒寿祝いのテーマカラーは白

長寿祝いはそれぞれテーマカラーが設定されていますが、卒寿祝いのテーマカラーは「白色」です。
テーマカラーもお祝いのタイミングと同様に明確な決まりはなく、紫色でも問題はありません。

卒寿には細かい決まりや原則がないため、その分プレゼントやメッセージがお祝いの気持ちを伝えるうえで重要です。
卒寿の基本的な知識は理解しつつ、自由にお祝いしてみましょう。

卒寿のお祝い！メッセージの例文やアイデア

ここからは、卒寿を迎えた男友達に贈る、お祝いメッセージの例文を関係性ごとに紹介します。

いざ卒寿を迎えた方にメッセージを贈ろうと思っても、なかなか言葉が出てきませんよね。
メッセージを贈ろうと思っている方のほとんどが経験することなので、問題ありません。

そこで、ここでは卒寿祝いに贈るメッセージの例文を、3つのパターンに分けました。
卒寿祝いのメッセージを考えている方やこれから祝う予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

また、例文はあくまで例文です。
相手に贈る際は、自分の言葉で気持ちを伝えられるようアレンジしましょう。

例文①｜日頃から交友のある友達へ

日頃から交友関係があり、会う頻度の高い友達に贈るメッセージの例文は以下のとおりです。

【例文】 90歳のお誕生日ならびに、卒寿を迎えましたこと誠におめでとうございます。 お互いに知り合ってから長く人生を歩んできたけど、旅行やお茶会など、まだまだ一緒にたくさん楽しいことをしよう。 今度の老人会ではまたたくさんお話ししましょうね。 健康には十分に気をつけて、お互い元気にがんばろう。

日頃から交友関係のある友達には、旅行やお茶会など外出の予定を約束して、これからも仲よくする気持ちを伝えましょう。

お互い気心が知れているので、堅苦しい言葉づかいではなく普段と変わらない言葉づかいでメッセージを書いてください。

例文②｜古くからの長い付き合いの友達へ

古くから長い付き合いのある友達に贈る、卒寿祝いのメッセージは以下です。

【例文】 この度は、90歳の卒寿を無事に迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。 一緒に先生に怒られた小学校の同級生で知り合ってから80年近い歳月が過ぎました。 お互い健康に長生きできていることを嬉しく思います。 今ではもうほとんど会うことも適いませんが、これからも元気に過ごされますことを祈っております。

古くから長い付き合いのある友達には、出会った頃のエピソードや思い出話を含めながらメッセージを考えてください。

あまり会う機会がなくても友達であることに変わりはありません。
堅くなりすぎず距離感を感じさせない言葉づかいを意識しましょう。

例文③｜会うことが少ない友達へ

会うことが少ない友達に贈る、卒寿祝いのメッセージは以下のとおりです。

【例文】 この度めでたく90歳の卒寿を迎えられましたこと、謹んでお祝い申し上げます。 今後は今まで以上に体調に気を配り、末長く健康でお過ごしになられますことを心よりお祈り申し上げます。

会うことが少なくなった友達には、少し丁寧すぎるくらいの言葉づかいでメッセージを贈るのが無難です。

事前に現在の状況や様子をリサーチしたうえで、失礼のない言葉で精一杯のお祝いを伝えましょう。

男友達に贈る卒寿祝い！メッセージの注意点

卒寿祝いのメッセージは、ただ自分の気持ちを思いつくままに書けばいいというわけではありません。
お祝いする気持ちは嬉しいですが、気持ちばかりが先行した文章では自分の気持ちを全て届けられないからです。

そこで、お祝いの気持ちをしっかり伝えるために気をつけてほしい注意点を紹介します。

シンプルでわかりやすく大きめの字で書く

お祝いのメッセージはシンプルでわかりやすく、大きい文字で書くことが重要です。

卒寿となると、若い頃のように文字や文章を読むことはどうしても困難です。
メッセージに込めた気持ちを少しでも多く届けるためにも、読みやすい大きな文字で書きましょう。

文章の内容も気持ちに任せてあれこれと書き足すことなく、簡潔にまとめてください。

一方で、大きすぎる文字や意味がなさすぎる文章はかえって失礼にあたるので、メッセージ全体のバランスに注意しましょう。

家族ではないので丁寧な言葉づかいを意識する

卒寿祝いのメッセージは、丁寧な言葉づかいを意識しましょう。

男友達との関係性によりますが、メッセージを贈る相手は家族ではなく一人の友人であることを忘れてはいけません。

砕けた表現やスラングのような言葉ではなく、一文字一文字気持ちを込めるように、丁寧にメッセージを書きましょう。

エピソードトークは積極的に入れる

卒寿のお祝いメッセージに、男友達とのエピソードや昔懐かしい思い出話を積極的に入れてみてください。

若かった頃に相手がしてくれたことや教えてくれたことなど、自分の印象に深く残っているエピソードを書きましょう。

エピソードは自分とメッセージを贈る相手を結ぶ共通の内容です。
大小に関わらず、思いつく限り挙げるといいでしょう。

誰かから聞いた言葉ではなく、思い出に基づいて自信を持って書いたメッセージは、相手の心を打つこと間違いありません。

言葉選びに迷っても心配しない

卒寿祝いのメッセージは、言葉選びに迷ったとしても心配する必要はありません。

適した言葉づかいや、印象が軽くなりすぎないかなど、言葉づかいにはどうしても迷いが生じます。
迷いがあることはマイナスに捉えられがちですが、迷うこと自体は何の問題もありません。

むしろ、迷いがあることは相手のことを真剣に考えている証拠です。

言葉選びに迷っていることをマイナスには捉えず、十分に悩んでからメッセージを書くといいでしょう。
真剣に素直な気持ちでつづったメッセージは、相手の心に響きます。

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【関係性別】卒寿祝いのメッセージ文例！似顔絵に添えても

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まとめ｜男友達が迎える卒寿のお祝いは素直な気持ちを伝えよう

作成似顔絵師：マル

90年の人生を歩んできて卒寿を元気に迎えられることは、簡単ではありません。

辛いことや苦しいことをたくさん経験しながらも、健康で長生きしてくれたことをお祝いしたい気持ちは誰もが同じです。

卒寿を迎えた大切な男友達に向けて、自分の気持ちに素直になって思いを伝えましょう。