米寿のお祝いに現金はあり?失礼にあたらないお祝いの品を6つ紹介
88歳のお誕生日をお祝いする米寿祝い。
長生きしてくれた大切な方に、心からのお祝いを伝えたいですね。
しかし「お祝いはしたいけれど何を届けていいかわからない」という方もいるでしょう。
何を届けていいのかわからないとき、現金や商品券を選択してもいいのでしょうか?
この記事では、米寿祝いの注意点と、失礼に当たらない贈り物の例についてご紹介します。
目次
米寿祝いに現金は「避けた方が無難」
日本の伝統において、長寿をお祝いする行事は重要です。
中でも88歳の米寿は特別な節目とされていて、該当の年齢に達した方へ敬意を表す機会となります。
しかし、目上の方や親族に対しては、直接的なお祝いとして現金を贈ることは避けた方が良いと言われています。
現金が個人的な関係や感情を十分に表現しきれないと考えられているためです。
そのため、祝福の気持ちを伝えられる品が、米寿祝いの贈り物として推奨されます。
米寿祝いに商品券は「関係性や好みによりOK」
米寿のお祝いで、金額がはっきりわかる商品券を贈るのはできるだけ避けた方がよいと言われています。
しかし、米寿を迎えるご本人の好みや関係性によっては、商品券やギフトカードが喜ばれることもあります。
たとえば好きな百貨店のギフトカードであれば、おでかけのきっかけになり、楽しい思い出作りにつながるでしょう。
米寿祝いにカタログギフトは「OK」
何を贈っていいかわからない場合、カタログギフトが良い選択肢となります。
カタログギフトの利点は、幅広い品揃えから、本人が直接好きな商品を選べる点にあります。
趣味や生活スタイルが異なる方に対して柔軟な対応ができるため、プレゼント選びで迷った際には便利です。
カタログギフトにはさまざまな価格帯があります。
米寿のお祝いで親族向けなら、1万~3万円のものを贈るといいでしょう。
直接手渡しできない場合でもカタログギフトなら、直接相手の住所に送れます。
また、デジタルカタログギフトの選択肢もあり、遠方に住む方へのプレゼントとして便利です。
デジタルギフトの取り扱いは、本人では難しい場合があります。
そのため、本人の同居親族にサポートをお願いするといいでしょう。
現金の他にもある!NGな贈り物
現金の他にも、避けたほうが良い贈り物があります。
以下をチェックしてください。
相手を老人扱いしたもの
長寿祝いは、相手の長い人生を祝福して、感謝の気持ちを表す機会です。
そのため、相手を老人扱いしたり、年齢を強調するものは避けるべきです。
具体的には、老眼鏡や杖、補聴器など、健康や身体機能の衰えを連想させるアイテムは避けましょう。
相手への尊敬、思いやりを念頭に置いて選びましょう。
弔事を連想させるもの
長寿祝いは喜びや祝福の場であり、悲しみや哀悼の場ではありません。
そのため、葬儀や弔事を連想させるアイテムは避けるべきです。
香典返しで用いられるお茶や、塩、白いハンカチなどは控えましょう。
菊の花も同様です。
また、白や黒の色調が弔事を連想させるため、同じ色合いのアイテムは控えた方が無難です。
米寿に贈るプレゼントの相場
米寿のお祝いに贈るプレゼントの相場は、贈る相手との関係性によって異なります。
以下は一般的な目安ですが、贈る人の経済状況や地域の慣習、お祝いの形式(大々的に行うか家族内で静かに行うかなど)によって変わることがあります。
また、心からの感謝や敬意を示すため、金額に固執しすぎず、自分の財政状況と相手の喜びそうなものを考慮して選ぶことが大切です。
無理のない範囲で、心から祝福を込めて、ギフトを選びましょう。
両親の場合
相場:10,000円~30,000円
両親へのプレゼントは、特別な感謝の気持ちを込めて選びたいもの。
長寿にふさわしい高級感のある食品や、日頃から趣味で楽しんでいるものに配慮すると、喜ばれます。
また、思い出に残る体験型ギフトもおすすめです。
親族の場合
相場:5,000円~10,000円
親族の場合は、節目のお祝いとして温かみのあるプレゼントを選びます。
健康や日常生活を彩るアイテムが好まれることが多いです。
また、全体的なバランスを考えつつ、他の親族とも相談すると良いでしょう。
友人の場合
相場:3,000円~5,000円
友人へのプレゼントは、気軽に贈り合える範囲内で選ぶのが無難です。
親しさを表す心温まるギフトや、相手の趣味に合わせた品を選ぶと喜ばれます。
また、共通の趣味や過去のエピソードを反映したギフトも良いでしょう。
恩師の場合
相場:5,000円~10,000円
恩師へのお祝いは、敬意と感謝の気持ちを形にするため、少し格上げしたプレゼントを選びたいところです。
書籍や芸術品、または恩師の興味・関心に沿ったものが適しています。
個人的な関係性が深ければ、反映させて、心のこもったギフトを贈りましょう。
現金を除く米寿祝いのプレゼントの選び方
相場金額を参考に予算を決めて、現金以外のプレゼントを贈る場合、以下のポイントを参考にしましょう。
米寿祝いの記念になり、相手に喜んでもらうためのコツです。
相手の好みや考え方を大切にする
食べられないものや苦手なものを誤って贈らないために、事前に相手の好みをチェックしましょう。
日頃好んで口にする食べ物や愛用している日用品、服装な度を参考にするとわかりやすいです。
これまでの長寿祝いはどうしていたか、どのような反応があったかを思い出すと、米寿祝いに対する考え方もわかります。
当時と状況が変わっている可能性もあるので、遠く離れて暮らす場合は、主役の近くにいる相手に聞いて好みや考え方を知りましょう。
ふだんから使えるものを選ぶ
日常生活で使える実用的なアイテムは、米寿祝いに喜ばれているプレゼントです。
中でも、記念になり思い出をずっと飾れる、プロの絵師が描いた似顔絵が好評です。
あたたかみがありインテリアとしても楽しめる贈り物として、人気が集まっています。
金などテーマカラーを取り入れる
米寿のテーマカラーは、稲穂にちなんだ金・黄色・金茶色です。
米寿を迎える方の好みに合わせて、プレゼント全体とアクセントの、どちらに取り入れた方が良いか見極めましょう。
失礼にあたらないお祝いの品例6つ
ここからは、失礼にあたらないお祝いの品について、6つの例をご紹介します。
オーダーメイドの記念品
名前や特別な日付、心温まるメッセージを刻んだオーダーメイドの記念品は、受け取る人にとって宝物になります。
たとえば、名入れのペン、オリジナルの写真アルバム、記念日を彫刻した時計などがあります。
贈る人の思いやりと祝福の気持ちが伝わり、長寿をお祝いするにふさわしい、心のこもったギフトです。
米寿祝いの似顔絵
プロの絵師がひとつひとつ手描きする似顔絵は、オンリーワンの米寿祝いです。
主役を大きく描いても、家族と一緒に描いても、思い出に残る品ができあがりますよ。
似顔絵の中にテーマカラーや伝統的な衣装を取り入れたいときは、注文時にリクエストがおすすめです。
高級な食材や食品
年齢を重ねても変わらず楽しめる、選び抜かれた高級食材や健康志向の食品は喜ばれること間違いなしです。
特別な日の食卓を彩る高級海産物や旬の果物、有機栽培された野菜セットなどがあります。
老化防止に良いと言われている、スーパーフードなどが良い例です。
これらは、健康と幸福を願う、心からの贈り物として向いています。
花や盆栽
花や盆栽は、美しさと生命力があり、長寿のお祝いにふさわしいアイテムです。
とくに、長寿を象徴する植物や花(如意竹、梅、菖蒲など)は、見る人に活力と喜びをもたらします。
盆栽は、育てる楽しみと共に、長い時間をかけて形成される美しさが、高い評価を受けています。
伝統工芸品
日本の伝統工芸品は、美しさ、繊細さ、実用性で、どのような世代にも喜ばれるプレゼントです。
職人の手によって一つひとつていねいに作り上げられた陶磁器、漆器、和紙製品などは、長寿を祝う上で格調高い贈り物となります。
工芸品は、日本の美意識を象徴しているもので、長く使い続ければ、価値が増すアイテムです。
旅行券や体験ギフト
普段の生活から離れて、新たな発見や楽しみを提供する旅行券や体験ギフトは、長寿のお祝いに新鮮な風をもたらします。
温泉宿の宿泊券、美術館や博物館の特別観覧券などはいかがでしょう。
料理教室や陶芸教室などの体験ギフトは、記憶に残る特別な時間を過ごすためのプレゼントです。
贈られた人に新たな喜びと充実感をもたらし、生活に彩りを加えてくれます。
米寿祝いは似顔絵グラフィックスがおすすめ
長寿祝いとして最近人気を集めている似顔絵。
似顔絵と言えば似顔絵師のいる施設に出向くイメージがあるかもしれません。
しかし、現在はオンラインから手軽に注文して、プレゼントしている人がたくさんいます。
オンラインの似顔絵通販サイト「似顔絵グラフィックス」なら、所属している似顔絵師の中から、好きなタッチの似顔絵師を選んでオーダーすることが可能です。
以下で、似顔絵グラフィックスの特徴とおすすめの似顔絵師をご紹介します。
1万円前後で米寿祝いができあがる
似顔絵グラフィックスの大きな魅力は、1万円前後~という業界最安値でできあがることです。
プロが手描きした作品は、どうしても代金が高くなりがちです。
しかし似顔絵グラフィックスは、作品の質を下げず、やり取りを可能な限り抑えるなどの努力で低料金を実現しています。
スマホ画像があれば作成できる
描いて欲しい方をスマホで撮った写真があれば、米寿祝いの似顔絵は作成できます。
家族全員が一緒に写っていなくても、ひとりずつ別々の写真を送信しても、家族が集合した似顔絵ができあがりますよ。
おすすめ似顔絵師:エース
写真では表現できない、似顔絵だからこその温かさや、雰囲気の表現が得意な人気の似顔絵師。
特別な記念日にぴったりな似顔絵を書いてくれますよ。
おすすめ似顔絵師:ててから
子供の「おてて」を優しく握るように、暖かく、優しい気持ちになる似顔絵を書くのがモットー。
色鉛筆画のような風合いで、絵本のように親しみやすい似顔絵です。
おすすめ似顔絵師:あいはらちえ
ポップでかわいらしい、キャラクターテイストの似顔絵が得意な絵師です。
キャラクターデザインなどの経験があり、やさしい色使いと生き生きとした表情が特徴です。
まとめ:米寿のお祝いは現金以外も考えてみよう
米寿のお祝いは、88歳という長い人生を歩んできた方への敬意と感謝の気持ちを表す大切な機会です。
現金を贈ることはなるべく避けて、心からの思いやりと、尊敬の念を込めたプレゼントを選びましょう。
お祝いの品を通じて、心からの感謝とお祝いの気持ちを伝えてくださいね。
家族の長寿祝いに似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?