傘寿祝いとは?相場やお祝い方法のほかプレゼント内容を紹介
「傘寿祝いとはどのようなお祝い?」
「ほかのご家庭はどのようにお祝いしている?」
80歳を迎える方のお祝いである傘寿は、多くの人にとって、人生の節目となる記念日です。
これまでの長寿祝いをしてこなかった方も、傘寿は盛大にお祝いするという人もいるでしょう。
大切な人の楽しい思い出作りをサポートすれば、贈り主も楽しめるものです。
今回は、傘寿祝いの意味や一般的なお祝い方法などを紹介します。
目次
傘寿とは80歳を迎えた方の長寿祝い
傘寿は80歳を迎えた方をお祝いする、日本由来の長寿祝いです。
八十寿(やそじゅ)と呼ぶこともあり、江戸時代になってから一般庶民に広まったと言われています。
テーマカラーは紫または黄色
傘寿のテーマカラーについては諸説あり、古希と同じ紫だと考える人がいれば、米寿と同じ濃い黄色だと考える人もいます。
主役が望むなら、どちらの色を選んでも問題ありません。
しかし、一般的には、傘寿といえば黄色だと言われています。
傘寿祝いの相場は5千円から5万円
傘寿祝いの相場は5千円から5万円と幅広く、子どもから親へ贈る場合の金額がもっとも高い傾向にあります。
親戚や知人に贈る場合は5千円が一般的であり、相手に気をつかわせない金額選びがポイントです。
傘寿は食事会やプレゼントの贈呈などでお祝いする
母親や祖父の傘寿祝いは「どうやってお祝いすればよいのだろう」と悩むご家庭が多いです。
一般的には食事会をしたりプレゼントを贈ったりして、普段より少し豪勢な気分を味わえるお祝いが人気です。
長寿祝い全般としては旅行も人気ですが、80歳の方と行くので注意したいことがあります。
傘寿祝いの食事会
傘寿祝いの食事会を、ホテルのレストランや自宅などで開くご家庭が多くあります。
レストランまで足を運ぶことが困難な場合でも、縁起がよいことで知られている以下の料理を、自宅で提供すると喜んでもらえます。
- 鯛の尾頭付き
- お寿司
- お赤飯
副菜にえびや昆布を使えば、すべてのお料理に縁起がよいと言われている食材を使えるでしょう。
もちろん、上記でご紹介した食材以外も使用できます。
プレゼント
以下のプレゼントは、長寿祝いで定番と言われるほど、人気が高いアイテムです。
- 名入れギフト
- フラワーギフト
- 傘
名入れギフトやフラワーギフトは根強い人気があり、どのような関係の人から贈っても、特別感があるアイテムです。
名前ポエムや似顔絵は世界でひとつの作品なので、傘寿を迎える多くの人に贈られています。
傘寿祝いは傘の字が入っていることから、傘がプレゼントとして人気です。
古希や喜寿などの長寿祝いは傘の字が入っておらず、傘寿祝いならではの特徴となっています。
末広がりの縁起物として知られているアイテムなので、黄色やレモン色などを取り入れた傘を贈ってみましょう。
派手な傘だけではなく、80歳の人が使いやすいデザインのアイテムもたくさん販売されています。
▶傘寿のプレゼントは、以下の記事でも紹介しています。
80歳を祝う傘寿祝い、どんなプレゼントがおすすめ?喜ばれる贈り物例を男女別で解説
旅行
旅行は傘寿祝いに限らず、さまざまな長寿祝いのプレゼントとして贈られています。
80歳の方を旅行に誘ったり夫婦で行ってもらったりするときは、以下の点に注意しましょう。
- 余裕を持ったプランを立てる
- 体温調節に配慮する
- こまめに水分補給をしてもらう
- 歩きやすい格好を準備してもらう
80歳の方はとくに、旅行中の体調管理が重要です。
かかりつけ医がいる方は指示にしたがって、必ず無理のない範囲で楽しみましょう。
傘寿祝いのタイミングは自由に決められる
傘寿祝いのタイミングは、主役のお誕生日や敬老の日などさまざまな選択肢があります。
とはいえ、現在は各家庭に事情があるので、日程が合わず集まれないことも多くあります。
主役や参加者にとって都合のよい日があるなら、基本的にどの日程を選んでも問題ありません。
「80歳の年にお祝いできなかったけれど今なら親戚が集まれる」といった日があるのなら、主役と相談してみましょう。
特別感がアップする似顔絵を傘寿祝いに贈ろう
傘寿は、80歳という人生の大きな節目です。
思い出と合わせて記念品を作ってもらいたいと考える人には、似顔絵のプレゼントを贈ってみましょう。
似顔絵は主役のための作品
似顔絵はオーダーメイドなので、主役のために書き上げる作品です。
まるで自分だけの洋服を仕立てるように、依頼を受けた似顔絵師が、一枚ずつ心を込めて完成させます。
デジタル作品であっても、手書き感が伝わるように仕上げてくれる似顔絵師もいます。
AIにはない感情を細やかに汲み取って、オリジナルの作品を作ってくれることが似顔絵の魅力です。
似顔絵を贈って喜んでくれる人
クリエイティブなものごとに興味や関心があり、漫画やイラストが好きな方のプレゼントに、似顔絵が向いています。
両親や祖父母など日頃からよくかかわった相手は、子どもや孫が似顔絵を贈ると、喜んでくれるでしょう。
傘寿を迎える人が恩師なら、生徒同士の連名で贈ると、懐かしい気持ちになってもらえます。
似顔絵ならテーマカラーを取り入れやすい
傘寿のテーマカラーになっている、黄色や紫が「苦手だ」という人も中にはいます。
特定の色が「苦手」という感情は、ひとくくりにできるものではありません。
ファッションのメインに取り入れるほど好きではない方がいれば、やまぶき色なら受け入れられる人もいます。
イラストなら受け入れられる人が多いので、該当の人には、テーマカラーの入った似顔絵をプレゼントしてみましょう。
似顔絵で、ちゃんちゃんこを着てもらうことも可能です。
自宅から一緒に選べる
【似顔絵グラフィックス・レンズ】
似顔絵をサプライズプレゼントにしない人は、主役と一緒に好きな似顔絵師を選ぶこともひとつの選択です。
主役の好みを尊重する簡単な方法は一緒に選ぶことなので、楽しみながらインターネットでチェックしましょう。
現在は、パソコンやスマートフォンから公式サイトを開けば、いつでも似顔絵師の作品サンプルを閲覧できる時代です。
「どの人の作品が好き?」と、2人の間に会話が生まれるきっかけになります。
上記の作品は、似顔絵師レンズが書きました。
リアルさと可愛らしさの両方を叶えた作風で、多くの人に受け入れられています。
介護施設にいる両親に贈りたいプレゼント
両親が介護施設や高齢者向け施設に入居している際、普段よりもプレゼント選びで迷うことが多いでしょう。
おすすめしたいプレゼントの具体例
たとえば、実用性が高いものをプレゼントするならクッションを贈ると使ってもらえます。
身近において気分を紛らわせてほしいと考えるなら、ぬいぐるみをプレゼントするとかわいがってもらえるかもしれません。
相手が男性なら、タブレットを贈ると喜んでもらえます。
現在はWi-Fiを導入する介護施設も増加傾向にあるので、タブレットがあれば暇つぶしに役立てられます。
控えたいアイテムや確認が必要なアイテム
介護施設や高齢者施設は一般の方が住むマンションとは異なります。
そのため、以下のアイテムはそもそも持ち込めなかったり確認が必要だったりします。
-
- フルーツ・・アレルギーの可能性に配慮されている
- 和菓子や洋菓子・・食事制限やのどに詰まらせる可能性がある
匂いのある香水や、割れやすい湯のみなども注意が必要なアイテムです。
まとめ|傘寿祝いで楽しい思い出を共有しよう
傘寿を盛大にお祝いして、大切な人の楽しい思い出づくりをサポートしましょう。
一般的なお祝いの方法は食事会やプレゼントを贈ることなので、予定が合えばプランを立てられるはずです。
主役の体調に問題がないなら、旅行も企画してみましょう。
贈り主自身も楽しんで準備することが、傘寿祝いを喜んでもらうコツです。
家族の長寿祝いに似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?