還暦祝いの常識とは?お祝い金やNGワードのほか食事会などもチェック
「還暦祝いの常識を確認しておきたい」
「ご本人に失礼のないようお祝いしたい」
人生の節目を楽しんでほしいと考えれば、還暦祝いの常識を確認しておこうと思いいたるものです。
今回の記事では、さまざまな視点から還暦祝いの常識についてご紹介しています。
価値観が多様化している現在では、常識と言われている内容と異なる可能性があります。
そのため、今回ご紹介する内容は、参考までにご覧ください。
目次
【還暦祝い】お祝い金に関するマナーをチェック
ここでは、還暦祝いでよくあるお祝い金のマナーについて解説していきます。
ご祝儀袋の作り方や郵送するときのマナーなどを解説しているので、最後までご覧ください。
ご祝儀袋に関するマナー
還暦祝いに贈るご祝儀袋に関するマナーをまとめています。
・種類について
紅白(赤と白)もしくは金銀の蝶結び。
5万円以上を包むときは、格の高いご祝儀袋を選ぶ。
・表書きの書き方について
「祝還暦」「寿還暦」「寿」「御祝」などから選ぶ。
太くて黒い墨の毛筆を使用する。
連名のときは年齢や職位が上の方を右から書いていく。
郵送するときのマナー
還暦祝いを郵送するときは、メッセージを添えて現金書留を使用します。
そのままポストに投函できないので、現金書留は必ず郵便局に持参しましょう。
現金書留はサイズがあるので、大きな水引がついたご祝儀袋のときは、大型現金封筒を選ぶことが無難です。
自分で判断がつかないときは、ご祝儀袋を持って郵便局で相談するといいでしょう。
還暦祝いに添えるメッセージには、以下の内容を書きます。
・還暦を祝福する文章
・手渡しができなかったことに対するお詫びの文章
・これからの人生が健康で充実したものであるようにとの願い
現金書留はあくまでも、普通郵便に現金を送るためのオプションを添えた送り方です。
手紙や詫び状、添え状などが送れるので、メッセージを添えても問題ありません。
NGワードやアイテムをチェック
還暦祝いはお祝いごとです。
そのため、お祝いごとにふさわしくないと言われている言葉を含んでいるものや、アイテムは選ばないことがベターです。
以下では、還暦祝いでNGと言われている言葉やアイテムをご紹介するので、プレゼント選びの際はひととおり目を通しておくといいでしょう。
語呂合わせで縁起が悪いアイテム
語呂合わせで縁起が悪いアイテムは、還暦祝いのようなお祝いごとにふさわしくないと言われています。
たとえば、「クシ」や「シクラメン」です。
言葉に数字の4や9が入っていて、死や苦を連想させてしまうからです。
死や老いを連想させるアイテム
長寿祝いといったおめでたい記念日に、死や老いなど気分が暗くなるアイテムを贈ることはNGと言われています。
ブラックジョークのつもりで「もう先が短いけど」と言えば、ご本人を傷つけてしまう可能性があるのでご注意ください。
「もう先が短いけど」といった言葉は、「これからも元気で長生きしてね」のように、ポジティブな言葉に置きかえると好印象です。
言葉の置きかえは難しくありません。
死や老いを連想させる言葉があれば、上記のように、明るい気分になれる言葉へ変換しましょう。
不祝儀を連想させるアイテム
おめでたい記念日で、不祝儀を連想させることは縁起が悪いので、NGと言われています。
たとえば、故人の顔にかける布を連想させる白いハンカチや、香典返しに使われる日本茶などです。
日本茶は健康によいと言われているので、一見、相手を思いやるプレゼントだと捉えられます。
しかし、上記の理由から、「縁起が悪い」と嫌な気持ちになる人もいるのでご注意ください。
カタログギフトを贈ることは失礼にあたらない?
「NGワードやアイテムをチェック」の項目では、還暦祝いにふさわしくないアイテムをご紹介しました。
ひととおりチェックすると、自分でアイテムを選ぶことが困難になり、カタログギフトに頼りたい人もいるはずです。
還暦祝いにカタログギフトを贈ることは、NGではありません。
たとえ、カタログギフトにNGなアイテムが掲載されていたとしても、本人が避けて選べるので、問題ありません。
プレゼント選びでふさわしいアイテムがわからなくなったり、困ったりしたときは、カタログギフトもオススメの選択肢です。
カタログギフトはもらって嬉しかったものにあてはまる
これまでに還暦祝いでカタログギフトを受け取った方々で、「嬉しかった」と感じた方は少なくありません。
自分でまたは家族と一緒にアイテムを選ぶ楽しみがある、との声もあります。
グルメや体験ギフトなど種類が豊富にある
カタログギフトの種類は豊富で、お取り寄せグルメや高級エステなどの体験ギフト、ふだん使える便利な日用雑貨を集めたものまでさまざまです。
還暦を迎える方の好みや考え方に合う種類を選んで贈ると、選ぶ楽しさも味わってもらえますよ。
【還暦祝い】食事会に関するマナーをチェック
ここでは、還暦祝いの食事会に関するマナーをご紹介します。
主催者や開催場所、服装などを解説しているので、合わせてご覧ください。
食事会の主催者は誰?
食事会の主催者は、現在ではご本人の子どもや家族が多いです。
身内だけ呼ぶご家族もいますが、祖父母やいとこなども呼び、大人数で食事会を開催するときもあります。
会社では、部下や同僚が率先して食事会のプランを立てることが多いです。
しかし、会費制の場合もあります。
食事会の開催場所はどこ?
還暦祝いの食事会は、主に自宅もしくはレストランで開かれています。
普段は敷居の高い料亭も、「人生の節目だから」と奮発して利用するご家族も多いです。
小さなお子さんが参加するときは個室のあるお店を選ぶと、周囲の迷惑になりにくく、ご本人もリラックスしやすいでしょう。
個人の状態にもよりますが、足腰の弱い方がいるときは、座席のタイプにも注意が必要です。
自宅で食事会をするときでも、ホームパーティ用のテイクアウトを利用すれば、1人の参加者に負担がかかることはありません。
食事会では何を着る?
還暦祝いの食事会では、カジュアルすぎるTシャツやジーパンは避けましょう。
誰を呼ぶかにもよりますが、格式ばった服装ではなく、セミフォーマルを選ぶことがオススメです。
集まる人が親戚だけのときは、これまでの冠婚葬祭を思い出すと、ピッタリ合う服装が選べるのではないでしょうか。
他のお宅に招待されたときは、同じく招待された人に、服装の格を尋ねておくといいでしょう。
▶男性に向けた還暦祝いのプレゼントを探している人は、【還暦祝いのプレゼント】男性向け6選!ちょっとした贈り物も紹介も合わせてご覧ください!
還暦祝いには似顔絵がオススメ!メリットを紹介
還暦祝いのプレゼントに悩んだときは、似顔絵が選択肢としてオススメです。
ここでは、似顔絵のメリットやオススメの似顔絵師などをご紹介します。
インターネットを使って似顔絵師が選べる
似顔絵専門の通販サイトなら、インターネットを使って似顔絵師が選べます。
公式サイトに似顔絵師の作品サンプルが飾られているので、自宅にいながら複数の作品サンプルを見比べることが可能です。
電話やメールなどで連絡を取れるときは、基本的に似顔絵師と対面で会話する必要がありません。
「お店の人とコミュニケーションを取ることが不安」という人でも、ハードルが低い方法です。
デジタルデータを受け取れる
似顔絵を扱う通販サイトによっては、デジタルデータが受け取れます。
そのため、お使いのパソコンやスマートフォンなどに保存して、いつでも閲覧することが可能です。
サービスにより追加料金がかかるので、デジタルデータを受け取る際の詳細をチェックしてください。
アイディア次第でオリジナリティが高くなる
似顔絵は、アイディア次第でオリジナリティの高いプレゼントになります。
たとえば、以下の工夫をすると、受け取る本人が喜ぶプレゼントになります。
・イラストにネームインポエムを添える
・還暦のテーマカラー(赤)を使用する
・大切なペットと一緒に書いてもらう
・空想の世界を書いてもらう
オリジナリティの高い作品を書いてもらいたいときは、その分、似顔絵師に伝えることが多くなるでしょう。
たとえ贈り主が「つたない言葉だ」と思っていても、経験のある似顔絵師なら、意図を汲んで作成してくれます。
公式サイトからお電話やメールなどで、イメージを伝えてみてください。
還暦祝いの似顔絵は似顔絵グラフィックスへ
似顔絵の魅力を知り、「ぜひ還暦祝いに似顔絵を贈りたい」とお考えの方へ、おすすめの注文サイト「似顔絵グラフィックス」を紹介します。
1万円前後で還暦祝いを用意できる
似顔絵グラフィックスは業界最安値を掲げており、1万円前後で還暦祝いの似顔絵を注文できます。
ひとつひとつプロ絵師が手描きするので、どうしても費用のかさみやすい似顔絵。
しかし似顔絵グラフィックスは最小限の工程にすることで、料金を抑え、手軽に頼みやすい高品質の似顔絵を実現しています。
スマホ画像があれば注文できる
還暦を迎える方やご家族を撮影したスマホ画像があれば、プレゼント用の似顔絵ができあがります。
改めて写真撮影する必要も、還暦を迎える方がどこかへ出向いてモデルになる必要もありません。
まとめ|還暦祝いの常識を確認しておこう
還暦祝いの常識をご紹介しましたが、現在はさまざまな価値観があるので注意が必要です。
しかし、「あらためて還暦祝いの常識を確認したい」という思いやりの気持ちが、本人に伝わるでしょう。
贈り主の気づかいが伝わり、人生の節目を楽しんでもらえるはずです。
家族の長寿祝いに似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?