結婚祝いに熨斗紙(のし紙)は必要?書き方・選び方をわかりやすく解説!
「結婚祝いには必ずのし紙が必要?」
「のし紙の書き方やマナーを知りたい」
結婚祝いを贈る際、相手や贈り物の内容を問わず「のし紙」をかけるのがマナーだと言われています。
結婚祝いにふさわしいのし紙を選び、お祝いの目的と贈り主の名前を書きます。
のし紙をかける際に知っておきたいことが、水引の種類と表書きの書き方、のし紙のかけ方です。
マナーを守り、正しく結婚祝いを贈りたいですね。
この記事では、結婚祝いで使われるのし紙の書き方、選び方、かけ方を解説します。
結婚祝いの相場や結婚祝いを渡すタイミングも紹介していますので、参考にしてください。
以下の記事でも、結婚祝いののし紙について詳しく解説しています。
合わせてご覧ください。
結婚祝いにつける熨斗(のし)のマナーを画像付きで分かりやすく解説!
目次
結婚祝いに「のし紙」は必要?熨斗とは
熨斗(のし)には「特別な贈り物を丁寧に贈る」という意味があります。
結婚祝いでは、現金・品物問わず、のし紙を付けるのが一般的です。
のし紙には、おもに4つの項目があります。
1.のし
2.水引
3.名目(表書き)
4.贈り主の名前
のし紙は、結婚祝いや内祝い、入学祝い、出産祝い、長寿祝いなどの慶事だけではなく、弔事でも使用します。
それぞれにふさわしい水引や名目があるため、間違えてしまうとマナー違反です。
相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
品物にのし紙をかける際、お店の方に「結婚祝い用」であることを伝えましょう。
現金を包む場合は、結婚祝い用のご祝儀袋を用意します。
結婚祝いの「のし紙」に何を書く?書き方を解説
結婚祝いののし紙には、名目(表書き)と送り主の名前を書きます。
のし紙に文字を書く際、毛筆を使うのが一般的です。
ボールペンや万年筆を使わず、濃い黒色の筆ペンで書きましょう。
薄墨は香典の表書きで使うため、結婚祝いではNGです。
ここでは、のし紙に書く内容と書き方を解説します。
のし紙の上段に贈り物の目的を書く
のし紙の上段に、名目(表書き)を書きます。
名目とは、贈り物の目的のことです。
結婚祝いの名目は、「寿」「壽」「御結婚御祝」です。
「壽」は「寿」よりも格調が高いと言われていて、結婚祝いの名目としてよく使われています。
明確な使い分けのルールはありませんが、以下のように使い分ける方が多いようです。
・結婚式当日に渡す結婚祝い(ご祝儀):「寿」または「壽」
・結婚式の当日以外に渡す場合:「御結婚御祝」
名目としてよく見かける「御祝」は、入学などの一般的なお祝いごとで使われます。
結婚祝いでは、御祝よりも寿、壽、御結婚御祝を選んだほうがいいでしょう。
また、「御結婚祝」「祝御結婚」は、縁起が悪いとされる4文字のため、結婚祝いの名目にはふさわしくありません。
市販のご祝儀袋に「Happy Wedding」と書かれていることもありますよね。
カジュアルな印象のため、友人の結婚式や二次会のようなパーティーでの使用にとどめた方がいいでしょう。
のし紙の下段に贈り主の名前を書く
のし紙の下段に、贈り主の名前をフルネームで書きます。
名目よりも、やや小さな字で書きましょう。
贈る相手の名前は不要です。
夫婦連名で贈る場合、夫の名前をフルネームで中央に書き、左側に妻の名前を書きます。
複数の友人や職場から連名で送る際は、以下のいずれかの方法で名前を書きます。
・3名までフルネームで名前を書く
・代表者の名前を書き、左側に「外一同」と書く
のし紙に書けなかった名前は、別の紙に書いて同封します。
結婚祝いにふさわしい「のし紙」とは?選び方とかけ方
のし紙を選ぶ際に気を付けたいことが、水引の種類です。
色や結び方、本数などを確認して、結婚祝いにふさわしいものを選びましょう。
ここでは、結婚祝いに適した水引と、のし紙のかけ方を説明します。
結婚祝いにふさわしい水引の種類
結婚祝いでは、「結び切り」または「あわじ結び」の水引を使います。
どちらも結び目が固くほどけにくいため、結婚祝いに適しています。
一方、よく見かける「蝶結び」は、ほどけやすく何度でも結び直しができるため、結婚祝いにはふさわしくありません。
水引の色は、紅白または金銀。
本数は、5本、7本など奇数のもの、もしくは10本のものが適しています。
市販の のし紙には、すでに水引が印刷されています。
また、市販のご祝儀袋には用途に適した水引が使われていますので、「結婚祝い用」のご祝儀袋を購入すれば、間違えることはないでしょう。
内のし・外のしの違い
のしのかけ方には、「内のし」と「外のし」の2種類があります。
内のし:包装紙の内側にのし紙をかける
外のし:包装紙の外側にのし紙をかける
内のしは、包装紙を開けなければのし紙が見えません。
一方、外のしは、一目で名目や贈り主の名前がわかります。
どちらを選んでも、問題ありません。
贈り物を手渡しする際は「外のし」。
配送する際は、のし紙が汚れないように「内のし」にするといいでしょう。
【結婚祝い】「のし紙」を書く3つのポイント
のし紙をかけるときのマナー以外に、結婚祝いを贈る際に知っておきたいポイントを3つ紹介します。
特に気を付けたいことが、結婚祝いを渡すタイミングです。
結婚式に出席しない、または招待されていない場合、いつ結婚祝いを渡せばいいのでしょうか。
タイミングを知っておけば、計画的に結婚祝いを用意できます。
結婚祝いを贈るタイミング
結婚祝いを贈るタイミングは、以下の条件によって異なります。
結婚式に出席する:結婚式の1ヶ月から2ヶ月前
結婚式を欠席する:結婚式の1ヶ月から2ヶ月前
結婚式に招待されていない:結婚式後1ヶ月以内
挙式なし(入籍のみ):結婚報告から1ヶ月以内
結婚式に出席する場合、結婚式当日に受付でご祝儀を渡します。
ご祝儀が結婚祝いにあたるため、他にプレゼントを用意する必要はありません。
どうしてもプレゼントを贈りたい場合は、式の1ヶ月から2ヶ月前に渡しましょう。
結婚式当日に渡すと、新郎新婦の荷物が増えてしまいます。
最近、結婚式をしない「ナシ婚」や親族のみで行う「家族婚」が増えています。
結婚祝いを贈る際、ナシ婚の場合は結婚報告から1ヶ月以内、家族婚の場合は結婚式後に渡しましょう。
結婚式前に渡してしまうと、新郎新婦は招待しなかったことを気にしてしまうかもしれません。
結婚祝いの相場
結婚祝いには相場があります。
友人や同僚へのご祝儀は3万円、結婚式に出席しない場合は1万円程度のお祝いを贈ります。
結婚祝いの相場は、ご祝儀の3分の1と言われています。
ですが、実際には友人に5,000円ほどのプチギフトを贈る方も多いです。
相手との関係性によって金額を決めましょう。
相場よりも高いものを贈ると、相手の負担になることがあります。
特に、友人や同僚に結婚祝いを贈る場合、相手が受け取りやすいものを選びましょう。
メッセージカードは必要?
結婚祝いを宅配する場合、メッセージカードを添えることをおすすめします。
本来、結婚祝いは直接相手に渡すもの。
ですが、遠方に住む方に贈る場合や相手との予定が合わない場合、郵送しても問題ありません。
直接お祝いの言葉を伝える代わりに、メッセージカードを添えましょう。
結婚式を欠席するときは、お祝いのメッセージに、一言お詫びを添えることが一般的です。
まとめ|結婚祝いには「のし紙」をかけるのが基本!
結婚祝いには、のし紙をかけることがマナーと言われています。
せっかくお祝いを贈っても、マナーを守らなければ相手に喜んでもらえません。
結婚祝いにふさわしい水引を選び、正しい名目(表書き)を書くようにしましょう。
まずは、のし紙の書き方、選び方、かけ方の3つを押さえることが大切です。
結婚祝いに迷っている方におすすめしたいものが、似顔絵です。
似顔絵はサプライズプレゼントにぴったりです。
似顔絵グラフィックスには、さまざまな作風の似顔絵師が在籍しています。
インターネット上でサンプルの閲覧、注文が可能ですので、ぜひチェックしてください。
結婚祝いには似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
新郎新婦に世界で1つだけの似顔絵をプレゼントしませんか?
似顔絵グラフィックスでは一生の思い出になる似顔絵をプロの似顔絵師が作成いたします。
さっそく専属のプロ似顔絵師に簡単注文してみよう!