喪中結婚祝いをどうすれば良い?マナーや注意点を徹底解説
「喪中は結婚祝いをどうすれば良い?」
「喪中は結婚式に出席できる?」
不幸は予測できないので、結婚祝いをする予定となっていたにも関わらず、喪中になるケースもあるでしょう。
喪中はお祝いごとは避けるというしきたりがあるので、結婚祝いをどうすべきか迷うケースは多いです。
喪中と一口にいっても、忌明け前か後か、慣習によっても異なります。
あらかじめ喪中の考え方について把握しておくと、いざというときスムーズです。
本記事では、喪中での結婚祝いのマナーや注意点などについて詳しく解説します。
目次
喪中での結婚祝いについて把握しておこう
ここからは、喪中での結婚祝いについて解説します。
喪中での対応について迷っている方は、参考にしてください。
喪中はお祝い事を避けるのが一般的
近親者が亡くなった場合は、喪中として、お祝いごとを避けるのがマナーです。
以下のように親族が亡くなった場合は、結婚祝いも避けるのが無難です。
- 両親
- 子ども
- 祖父母
- 配偶者
- 兄弟姉妹
- 孫
など
明確な決まりはないものの、喪中は身を慎むべき期間とされています。
なお、喪中の期間が曖昧なケースもありますが、一般的に、一周忌までと言われています。
喪中のとらえ方は親族や地域によっても異なるので、周囲に認識を確認しておくことをおすすめします。
喪中の時の結婚祝いはどうすれば良い?
喪中のときに結婚報告を受けた場合、お祝いをどうすべきか迷うケースがあるでしょう。
喪中の期間は結婚祝いを控えて、その期間を過ぎてから渡すのが一般的です。
なお、現在は喪中であっても、忌明け後であれば結婚祝いが可能という考え方もあるので、周囲や伝統に合わせることをおすすめします。
喪中の結婚式への出席は可能?
喪中の結婚式への出席については、悩むケースが多いです。
喪中のときに招待された場合は、喪中を理由に断ることも可能ですが、参加の返事をした後で喪中になることもあります。
ここでは、喪中の結婚式への出席について解説します。
結婚式に参加すべきではない期間を確認する
喪中の人が結婚式への参加するかどうかについては、さまざまな考えがあります。
一般的に喪中の期間はお祝いごとを避けるべきとされていますが、忌明け後であれば参加して良いと考えるケースもあります。
故人との関係性や慣習にもよるので、身内に相談してみると良いでしょう。
ただし、結婚式に出席する場合は、喪中であることを伝えて、了承を得るのがマナーです。
喪中であっても、相手からの希望がある場合は、参加することが可能です。
両家の価値観に配慮が必要
喪中の考え方については、両家の価値観に配慮が必要です。
忌明け後であれば、結婚式への出席は可能という考えの人もいますし、縁起が悪いと抵抗を感じる相手もいます。
両家の価値観を確認して、結婚式への出席を検討しましょう。
結婚式への出席を取り消すことは可能?
結婚式へ参加の返事をした後で、喪中になるケースもあります。
「突然キャンセルするのは迷惑では」と思う方もいますが、縁起を気にする方にとっては、かえって出席する方が迷惑に思われる可能性があります。
忌明け前の場合は、出席を辞退する旨を伝え、忌明け後にお祝いをしましょう。
喪中では結婚祝いをどのように渡す?
喪中の場合、結婚祝いは、忌明け後に渡すのがマナーです。
ここでは、忌明け後に結婚祝いを渡す場合のポイントを解説しますので、参考にしてください。
お詫びの気持ちを伝える
喪中で結婚式へ欠席したりお祝いを渡すのが遅れたりした場合は、遅くなったことに対するお詫びの気持ちを伝えましょう。
結婚祝いは郵送で渡すことも可能
可能であれば、直接気持ちを伝えて結婚祝いを渡すのが良いですが、遠方など難しい場合は郵送で渡すことも可能です。
なお、直接気持ちを伝えられない場合は、メッセージカードを添えるのがおすすめです。
喪中の場合の結婚祝いの相場金額は?
喪中の場合、結婚祝いの相場金額は、状況により異なります。
結婚式に出席する場合
喪中であっても忌明け後であれば、結婚式に出席するケースがあるでしょう。
結婚式に出席する場合、通常と同様の金額を包むのが一般的です。
相手との関係性によって、金額を決めるのが良いでしょう。
喪中で結婚式に出席しない場合
喪中で結婚式に出席しない場合、結婚祝いの相場金額から料理代や引き出物代を差し引いて考えるので、1万円程度を包むケースが多いです。
喪中で突然結婚式を欠席した場合
不幸は予測できないので、突然結婚式を欠席せざるを得なくなるケースもあるでしょう。
結婚式を急遽欠席することになった場合は、結婚式に出席する場合に包もうと考えていた金額を渡しましょう。
とくに、直前のキャンセルでは、料理や引き出物のキャンセルができないケースがあるので、新郎新婦の負担を減らすことを考慮する必要があります。
喪中での結婚祝いの注意点
喪中で結婚祝いを贈る際は、押さえておくべき注意点があります。
通常の結婚祝いとは異なり、表書きの書き方やデザインに配慮する必要があります。
あらかじめチェックしてみてください。
喪中であることは理由として伏せるのが無難
喪中で結婚式に欠席する場合、理由を伏せるのが無難です。
結婚式前に喪中であることを伝えると、新郎新婦に気を遣わせるか可能性があるので、結婚式後に伝えるようにしましょう。
「やむを得ない事情により」などと、理由は伏せて欠席の旨を伝えるのが無難です。
喪中では祝電を贈る
喪中で結婚式に出席できない場合、祝電を贈る方法もあります。
結婚式に出席できないけれど、当日にお祝いの気持ちを伝えたい場合は、祝電を贈りましょう。
ただし、メッセージの中に「喪中のため出席できず」などと喪中であることを入れるのは避けましょう。
落ち着いたデザインの包装を選ぶ
喪中で結婚祝いを贈る場合は、落ち着いたデザインのものにすることをおすすめします。
過剰に気にする必要はないですが、華やかすぎないよう配慮しましょう。
のし紙をかけない
喪中に結婚祝いとしてお祝いを贈る際は、のし紙をかけないのが一般的です。
通常、結婚祝いにはのし紙をかけるので、喪中の場合は注意しましょう。
ただし、慣習によっても異なり、忌明け後であればのしをかけることも可能と考えることもあります。
喪中の結婚祝いに関するQ&A
ここでは、喪中の結婚祝いに関するQ&Aについて解説します。
喪中に結婚祝いをもらった場合の内祝いののし紙は?
喪中に結婚祝いをもらった場合、内祝いの のし紙は「御礼」とするのが一般的です。
なお、メッセージを記載する際も、「祝」を避けるのが一般的です。
お祝いごとを避けるのはいつからいつまで ?
喪中とは、遺族が故人の冥福を祈り、喪に服す期間とされています。
四十九日まで、1年間など、慣習によっても異なります。
そのため、周囲に確認することをおすすめします。
喪中はどこまでが対象?
そもそも、喪中はどこまでが対象か気になる方もいるでしょう。
通常、喪中は2親等までと考えるケースが多いです。
ただし、3親等以降であっても、関係性が深い場合は喪中扱いとなるケースもあります。
喪中に結婚式を挙げることは可能?
喪中の結婚式については、考え方がさまざまであり一概に言えないですが、一般的には、お祝い事はしないと言われています。
なお、忌中は、身を慎んで過ごす時期として、お祝いごとは行わないのがマナーです。
まとめ|喪中の結婚祝いではルールを確認しよう
喪中の場合は、お祝いごとは避けるべきとされているので、結婚祝いは行わないのが一般的です。
忌明け後に、お詫びの言葉を添えて、お祝いの気持ちを伝えるのが良いでしょう。
なお、喪中であっても、忌明け後であれば結婚祝いを行うケースもありますが、通常の状況とは異なる注意点があるので、把握しておく必要があります。
マナーや注意点を把握して、適切な方法でお祝いしましょう。
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