【間違えたら失礼】銀婚式のお祝いに適したのし紙とは?水引・表書き・掛け方までマナーを解説!
「銀婚式のお祝いプレゼントに、のし紙は必要?」
「正しい水引と表書きの書き方を知りたい」
結婚25年の銀婚式は、夫婦だけではなく家族でお祝いする方が多くいます。
銀婚式を迎える両親にプレゼントを贈る際、たとえ家族の間柄であってもマナーを守ることが大切です。
特に気を付けたいのが、プレゼントにかける「のし紙」です。
この記事では、銀婚式のお祝いにふさわしい水引とのし紙の書き方を解説します。
銀婚式のお祝いを選ぶコツも紹介していますので、この記事を読めば銀婚式のプレゼント選びからのし紙の掛け方まで確認できますよ。
目次
銀婚式のお祝いに「のし紙」は必要?銀婚式の基礎知識
のし紙は贈り物の包装に用いられているもので、主にお祝いごとの贈り物に付けられます。
のし紙は贈り物を美しく飾るだけではなく、贈る人の心遣いや相手への敬意を表すもの。
「特別な贈り物を丁寧に渡す」という意味も込められています。
銀婚式のプレゼントもお祝いの気持ちを込めて贈る物なので、のし紙を付けるのが一般的です。
子どもから両親へ贈る銀婚式のプレゼントにも、のし紙を付けましょう。
銀婚式のお祝いにふさわしいのし紙の選び方
贈り物にのし紙を掛ける際、用途に合ったものを選ぶ必要があります。
ここでは、銀婚式のお祝いにふさわしい水引と、のし紙の掛け方について解説します。
銀婚式以外の結婚記念日でも活用できますので、のし紙の基本を押さえておきましょう。
銀婚式に適した水引は「蝶結び」
のし紙の中央には、水引が掛けられています。
銀婚式にふさわしい水引は、「蝶結び」です。
蝶結びの水引は、何度あっても喜ばしいお祝い事で使われます。
結婚記念日を何回も迎えられるのは、嬉しいことですよね。
他の結婚記念日をお祝いする際も「蝶結び」の水引を選びましょう。
ただし、これから結婚する新郎新婦への結婚祝いに「蝶結び」はふさわしくありません。
結婚祝いを贈る際は、「結び切り」や「あわじ結び」の水引を用います。
銀婚式で使われる水引の色は「紅白」「金銀」
水引には複数の色があり、用途によって使い分けます。
銀婚式では、「紅白」または「金銀」の水引を使いましょう。
水引の本数は、3本・5本・7本・10本があります。
銀婚式のお祝いでは、基本的な5本のものを選ぶとよいでしょう。
3本は5本の水引を簡易的にしたもので、7本は格式を重んじる際に使用するものです。
10本の水引は、結婚祝いの際に用います。
一般的なのし紙には、5本の水引が印刷されています。
のし紙の掛け方は「内のし」と「外のし」の2種類
内のしは、品物に直接のし紙を掛け、その上から包装紙で包む方法です。
一方、外のしでは、包装紙の上にのし紙を掛けます。
のし紙の掛け方に明確な使い分けやマナーはありませんが、多くの場合、渡し方によって以下のように使い分けています。
銀婚式のお祝いプレゼントを直接渡す場合、のし紙が見える「外のし」。
宅配で届ける場合は、のし紙が汚れないように「内のし」。
プレゼントを手渡しする際は、お祝いの目的がすぐに分かるよう「外のし」にしましょう。
銀婚式のお祝いに適したのし紙の書き方
のし紙には、表書きと贈り主の名前を書きます。
書き方やのし紙に付いている水引の種類に注意しましょう。
ここでは、銀婚式のお祝いにふさわしい「のし紙」の書き方と水引を説明します。
のし紙の上部に表書きを書く
表書きとは、贈り物の目的を示すことです。
銀婚式のお祝いで使われる表書きは、「銀婚式御祝」「御祝」などです。
水引を中心と考えて、のし紙の上部に表書きを書きます。
のし紙に書く表書きと贈り主の名前は、毛筆で書きます。
ボールペンや万年筆は使わず、筆ペンで書きましょう。
墨の色は、濃い黒色が基本です。
薄墨は弔事をイメージするため、お祝いごとでは避けましょう。
のし紙の下部に贈り主の名前を書く
贈り主の名前は、表書きよりも小さめにフルネームで書きます。
水引の下に1文字分の空白を入れると、バランスよく名前を書けます。
夫婦の連名で贈る場合、右側にフルネームで夫の名前、左側に妻の下の名前を書くのが基本です。
複数名の連名で名前を書く方法
のし紙に書ける贈り主の名前は、3人までです。
銀婚式のお祝いを4人以上で贈る場合、「〇〇一同」と書きます。
例えば、子どもから親へ贈る場合は「子供一同」となります。
また、代表者のフルネームを書き、その左に「外一同」と書く方法もあります。
【内祝い】銀婚式のお祝いにお返しする際ののし紙
銀婚式のお祝いをいただいた際のお返しは、基本的に不要です。
実際には、盛大にお祝いしてもらった場合に「お返ししたい」と考える方が多いようです。
また、銀婚式の喜びを共有するため、友人に「内祝い」を渡すケースもあります。
最近では、お返し=内祝いと考える方が多いですが、本来この2つは別もの。
内祝いとは、お世話になった方や近所の方に贈り物をして、慶事の喜びを分かち合うことです。
銀婚式のお祝いに対するお返し・内祝いでは、蝶結びの水引を用います。
表書きは、「内祝」「銀婚式内祝」。
贈り主の名前は、夫婦連名にしましょう。
銀婚式のお祝いを渡すタイミング
銀婚式のお祝いプレゼントは、銀婚式の当日や食事会・お祝いの会で渡します。
直接渡せない場合は宅配しましょう。
銀婚式のお祝い方法に明確なルールはありません。
予定が合わず銀婚式の当日にお祝いができない場合、1年以内に行う方が多いようです。
お祝いができない時は先にお祝いの気持ちを伝えて、後日お祝いすることを伝えておきましょう。
【子どもから両親へ】銀婚式のお祝いにふさわしいプレゼントとは?
最後に、銀婚式のお祝い選びに役立つ、プレゼントの選び方をご紹介します。
銀婚式のお祝いを選ぶ際、まずはプレゼントのジャンルや方向性を決めるのがおすすめです。
ここでは、プレゼント選びのコツを4つご紹介します。
銀婚式にちなんだものを選ぶ
銀婚式らしいお祝いを贈りたい場合、シルバーのアイテムを贈るのがおすすめです。
シルバーアクセサリーやカトラリー、銀食器を贈ると喜ばれるでしょう。
ペアのものや銀婚式の日付を入れたものなら、より特別な贈り物になります。
シルバー製品を使うたびに、銀婚式のことを思い出してもらえそうですね。
好み・趣味に合わせる
食べることが好きな夫婦には、高級グルメやレストランの食事券を贈ると喜ばれるでしょう。
お酒が好きなら、好きなお酒とグラス、おつまみをセットにして贈るのがおすすめです。
結婚した年のお酒を贈るのも1つの方法です。
ウォーキングが日課の夫婦には、健康管理をサポートするスマートウォッチをプレゼントするのもよいですね。
銀婚式の前に、夫婦の好きなものをリサーチしておくとよいでしょう。
日常的に使うものを贈る
実用性を重視して、食器や箸、グラス、時計などを贈るのはいかがでしょうか。
例えば、「これからも夫婦の時間を大切にしてね」という気持ちを込めて、リビングに飾れる時計を贈ります。
写真や花を入れられる、オリジナル時計にするのもおすすめです。
また、夫婦箸やペア食器は、銀婚式のプレゼントとして定番です。
「ペアは恥ずかしい」と思われるかもしれませんが、家で使用するものなら気軽に使えるでしょう。
サプライズの演出を添える
銀婚式のプレゼントをサプライズで贈ることも1つの方法です。
これまで結婚記念日を夫婦2人だけでお祝いしていた場合、銀婚式に子どもがサプライズでお祝いの会を開いてプレゼントを渡します。
両親が銀婚式を迎えられたことを一緒に喜び、「これからも夫婦で健康に過ごしてほしい」という願いを伝えましょう。
まとめ|銀婚式のお祝いにはのしを掛けよう!
銀婚式のお祝いには、のし紙を掛けるのが基本です。
表書きとして「銀婚式御祝」や「御祝」と書き、水引は蝶結びのものを選びましょう。
のし紙を掛けることで、特別な贈り物であることを示すことができます。
夫婦と家族で結婚25年の銀婚式をお祝いしたいですね。
銀婚式のサプライズプレゼントには、似顔絵がおすすめです。
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