長寿祝いの相場はいくら?お祝いのタイミングと、おすすめの贈り物を解説
身近な方の長寿祝いをするとき、いつ、どのくらいのお金をかけてお祝いすればいいか悩みませんか?
この記事では、長寿祝いを行う年齢や、関係性ごとの相場について解説します。
また、長寿祝いのタイミングごとにおすすめのプレゼントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
長寿祝いをするタイミングはいつ?
日本では、節目となる年齢を迎えた方に向けて長寿祝いをする風習があります。
以下は、お祝いのタイミングです。
- 60歳:還暦
- 66歳:緑寿
- 70歳:古希
- 77歳:喜寿
- 80歳:傘寿
- 88歳:米寿
- 90歳:卒寿
- 99歳:白寿
長生きをしている両親や祖父母、またはお世話になった方に対して、長寿をお祝いする会食などを開くとともに、喜んでもらえるプレゼントを贈ると良いでしょう。
長寿祝いの相場は?
長寿祝いの相場は、関係性や地域によって異なることがありますが、一般的な目安は以下と考えておくとよいでしょう。
- 両親:1万円から3万円程度
- 祖父母:1万円から2万円程度
- その他お世話になった方:1万円程度
相場はあくまで一般的な目安であり、個人の関係性や予算、贈り物の内容に応じて変わります。
家族や友人と連名でプレゼントを用意することもあるので、その際は1人あたりの予算が変わります。
長寿祝いは長生きを称える心温まる贈り物なので、贈り手の誠実な気持ちが大切です。
お祝いのタイミング別!おすすめのプレゼント
ここからは、お祝いのタイミング別に、おすすめの贈り物をご紹介します。
還暦(60歳)祝いにおすすめのプレゼント
還暦は、日本の伝統的なお祝いのひとつです。
還暦は、人生の新たなステージへの移行を祝福し、長寿を称えるとき。
還暦を迎えることは、人生の重要な節目とされています。
赤いアイテム
還暦祝いでは、赤いアイテムを贈る風習があります。
ちゃんちゃんこが伝統的ですが、そうでなくても赤い宝石をあしらったジュエリー、名前入りクッションなどでもOKです。
フォトアルバム
還暦という人生の節目に、思い出をまとめたアルバムを贈るのも良いでしょう。
家族や友人からの写真やメッセージを収め、60年間の思い出を集めるのもいいですね。
孫がいる方なら、孫と撮影した写真も入れてあげると喜んでもらえそうですね。
家族との温泉旅行・観光
現代の60歳は、まだまだアクティブで元気な方がいらっしゃいます。
家族との旅行を計画するのも良いのではないでしょうか。
ゆっくりできる温泉はもちろん、孫も含めたテーマパーク等へのお出かけも非日常を楽しめそうです。
緑寿(66歳)祝いにおすすめのプレゼント
還暦から6年後のお祝いです。
還暦祝いと同様に、長寿を称えて、豊富な人生経験を祝福します。
趣味を楽しむグッズ
66歳ごろになると会社を定年して、家庭で趣味にいそしんでいる方もいると思います。
そんな方に、趣味に合ったアイテムを贈るのはいかがでしょう。
たとえば、ガーデニング用品、キャンプ用品、釣り道具、カメラの附属品など、相手が楽しめるものを選んでみてください。
健康・フィットネス関連グッズ
体力維持や健康維持をサポートするアイテムも良いですね。
年齢にしたがって体力の低下や運動不足に悩んでいる方もいる年代なので、ご自身が運動する際役に立つでしょう。
例えば、ウォーキングシューズ、フィットネスウォッチ、ヨガセットもおすすめです。
運動習慣がない方の場合は、一緒にウォーキングする機会をもうけるのもいいですね。
健康な長生きを応援しましょう。
陶芸・ガラス細工などの体験
アートクラスやクラフトワークショップへのチケットを贈ることで、新しい趣味を始めるきっかけを提供するのもいいですね。
子どもや孫を含めてみんなでやってみるのも楽しいです。
普段はなかなかしないような創作活動はリフレッシュ気分にもなりますし、作品がそのまま記念に残せる点もメリットです。
古希(70歳)祝いにおすすめのプレゼント
還暦からさらに10年、70歳に到達することを祝福します。
古希は日本の伝統的な区切りの一つで、長寿を称えます。
旅行のギフトカード
70歳ごろの方は、仕事を勇退して人生を楽しみたい時期のはず。
行ったことのない場所やお気に入りの場所への旅行を楽しめる、旅行ギフトカードを贈るのはいかがでしょうか。
家族旅行としてみんなで行くのも良いですし、あえて一人旅をする機会をプレゼントすることも素敵ですね。
家で楽しめるホビーグッズ
家での過ごし方も充実させたい70代。
読書やアートが好きな方なら、本やアート作品を贈るのもいいですね。
大人向けのぬり絵や手芸用品もすてきです。
贈ってくれた人のことを思い出しながら、ゆったりと趣味を楽しんでくれるでしょう。
ちょっとした運動グッズ
末永い健康維持をするためにも、体を動かす機会を大切にしたいとき。
健康を維持して、アクティブな生活を楽しむために、フィットネス機器やシューズなどをプレゼントするのもいいですね。
スポーツセンターなどで運動を楽しめる方なら、トレーニングウェアや水着なども喜んでくれそうです。
喜寿(77歳)祝いにおすすめのプレゼント
77歳を迎えた方の長寿と幸せを願うお祝いです。
7は縁起の良い数字とされていて、人生の喜びを祝福する意味合いが強いです。
雑貨や日用品などのギフト
家庭での暮らしが充実するギフトを贈るのはいかがでしょうか。
例えば、香りを楽しむアロマディフューザーやアロマオイル、手触りのよい高品質なブランケットやタオルといったアイテムも、生活を豊かでハッピーなものにしてくれます。
家族とのつながりを感じるアイテム
家族との会話やつながりは、元気で長生きすることにつながります。
家族と同居している方なら、共通で楽しめる趣味のアイテムを贈ることで、会話を増やせるでしょう。
遠方の方なら、簡単に操作できるスマートフォン、デジタルフォトフレームなど、家族と話したりつながりを感じたりできるアイテムもおすすめです。
写真を使ったアイテム
家族写真を入れたフォトフレームやフォトブックのほか、マグカップに写真を印刷したグッズなど、写真を使ったギフトもおすすめです。
贈ってもらった方はいつでも家族の姿を見ることができ、幸せな気持ちになれるでしょう。
「家族と一緒にいたい」というモチベーションは、健康長寿につながります。
米寿(88歳)祝いにおすすめのプレゼント
長寿と豊かな生活を祈るお祝いです。
8も7と同様に縁起の良い数字とされ、充実した生活を願う意味が込められています。
フォトブックやアルバム
長い人生の中での思い出や、家族の写真をまとめたフォトブック、アルバムは喜ばれます。
子どもや孫との写真も使って作成してあげるといいでしょう。
写真を見ながら思い出話を聞いてあげると、楽しくお話してくれるはず。
会話の時間そのものも、プレゼントになりますよ。
香りを楽しむグッズ
入浴剤やお香など、香りを楽しむグッズはおすすめです。
家で過ごす時間が長くなってきた方も、気分を変えて楽しめるでしょう。
好きな香りを事前に聞いておけるといいですね。
火を使うグッズは管理の必要があるので、一人暮らしの場合は火を使わないものが安心です。
メッセージ入りの食器
毎日使う湯のみなどにメッセージを入れて、プレゼントするのもおすすめです。
例えば、名前や日付、「長生きしてね」など特別なメッセージが入ったものが喜ばれます。
写真を印刷することができるサービスもありますよ。
作成に時間がかかるものもあるので、早めに検討しましょう。
卒寿(90歳)祝いにおすすめのプレゼント
90歳の誕生日を祝う長寿祝いです。「卒」の略字「卆」を分解すると、「九」と「十」になることから、90歳の長寿祝いを「卒寿」と呼ぶと考えられています。
人生を振り返るオリジナルブック
私たち一般人の歴史を、本にできるサービスがあります。
個人や家族の歴史、思い出、経験、価値観、教訓などをまとめた本を少ない部数で発行できるサービスです。
これは、自分自身や未来の世代に伝える特別なプレゼントになりますね。
家族で力を合わせて本人のエピソードを集めて、人生の記録書を作ってあげましょう。
思い出話を聞いてあげるきっかけにもなりますね。
便利な家電
さらなる長生きを願う気持ちを込めて、家電をプレゼントするのも良いでしょう。
例えば布団乾燥機や加湿器などが役立ちます。
心地よく使えるマッサージグッズも喜んでもらえます。
家電は機能が充実したものよりも、シンプルで使いやすいものを選んであげることがおすすめです。
オリジナルの時計やカレンダー
毎日使っている時計やカレンダーをオリジナルのものでプレゼントするのもいいでしょう。
例えば家族写真を使ったアイテムなら、生活の中で家族の笑顔を見ることができて、楽しい気分になれるはずです。
普段から使っているアイテムなら、使い方に戸惑うことがなく、日常に取り入れやすそうですね。
白寿(99歳) 祝いにおすすめのプレゼント
百の字から一を引くと「白」になることに由来します。
また、99歳という長寿には、人を超越した存在に近い、という考えがあることが特徴です。
仙人の白い髭や白髪にちなみ「白寿」と呼ぶようになったという説もあります。
白を基調としたアイテム
白寿には白いものを贈る風習があります。
たとえば白い高品質なバスタオル、食器などが良いでしょう。
また、白いテディベアなど、かわいらしいグッズもおすすめです。
寝室で過ごす時間が長くなってきた方でも、傍らに置いて幸せな気持ちになれるようなものならうれしいでしょう。
花・植物
花のお世話が好きな方なら、花や植物の贈り物もよいでしょう。
花束の他に観葉植物・鉢植えもあります。
家庭の状況や好みに合わせて選んでみてください。
本人の好きな花があれば、その花を含めてあげるとよりよいですね。
白寿とはいえ、白い花束は弔事を連想してしまう方もいるので、避けた方が無難です。
長寿祝いにおすすめ「似顔絵ギフト」は似顔絵グラフィックスで
長寿祝いは、形として残るものを贈ることをおすすめします。
中でもおすすめするプレゼントは似顔絵です。
その年の姿を印象的に残すことができるため、長生きの記念にぴったりなのです。
先ほどご紹介したように、長寿祝いに贈るプレゼントの相場は10,000円から。
似顔絵グラフィックスでは、小さいものなら8,580円(税込)からオーダーできます。
また、オンラインから写真でオーダーできるため、本人が似顔絵師のもとに出向く必要はありません。
背景や服装も自由に決められるので、思い出の場所や憧れの場所を背景にしてもらうのもいいですね。
本人の希望に合わせた似顔絵をぜひご検討ください。
上記の作品は保育士と似顔絵師を両立する「kai」の作品。
本業の保育士と、子ども2人の育児の合間を縫って、似顔絵の制作をしている、人気の似顔絵師です。
▶似顔絵をご自身で書かれる方や子どもに書いてもらう方は、ぜひ以下の記事を参考にしてくださいね。
お年寄りの似顔絵のコツとは?喜ばれる似顔絵を贈って感謝を伝えよう!
まとめ:長寿祝いの相場は1万円から3万円!
長寿祝いの相場は、関係性により1万円~3万円です。
金額の中でプレゼントを購入して、食事の用意等も予算に入れるとよいでしょう。
長寿の記念にお祝いする日ですから、あとから見て思い出を振り返ることができる贈り物がいいですね。
感謝や尊敬の気持ちが伝わるギフトを検討してみてください。
家族の長寿祝いに似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
還暦や古希をはじめとした長寿のお祝いには日頃の感謝を込めて、一生の思い出に残る似顔絵を贈ってみてはいかがでしょうか?