金婚式にはどのような由来がある？特徴や習慣を解説

「金婚式にはどのような由来がある？」
「金婚式についてよく知りたい」

金婚式は結婚50周年目の特別な日であり、長い年月をともに歩んできた夫婦を黄金のように輝かしい存在として祝福します。
日本では家を重視してきたので結婚記念日をお祝いする習慣はありませんでしたが、海外の影響で結婚記念日をお祝いする文化が浸透しています。

人生の節目として金婚式を迎える際は、知識を深めた上で、盛大にお祝いしましょう。
本記事では、金婚式の由来などについて詳しく解説します。

金婚式の由来

結婚記念日はイギリス由来であり、年月を経て変化しています。
金婚式の由来や特徴などについて詳しく解説しますので、ご覧ください。

金婚式は結婚50周年のこと

金婚式は、50年もの夫婦生活を築き上げてきた夫婦を輝かしい存在としてお祝いする意味が込められています。

それ以降も、金婚式の文化は受け継がれていて、結婚記念日の名前に様々な宝石を取り入れています。
宝石の名前になぞらえて、アクセサリーをプレゼントとして贈る家庭も多いです。

金婚式の発祥はイギリス

金婚式と、結婚記念日に名前をつける慣習は、日本生まれではなく欧州由来と言われています。
金婚式は明治時代より導入されて、現在も引き続きお祝いの日として浸透しています。

当時、イギリスでは、結婚の5、15、25、50、60周年目を、記念日として大切にしていました。
現在は、それ以降にも結婚記念日の名前がつけられていて、親しまれています。

とくに、金婚式は結婚記念日としても格別であり、夫婦として50周年を迎えた輝かしさをお祝いします。

日本で最初に結婚記念日を祝ったのは明治天皇

日本での金婚式の歴史は、明治時代にさかのぼるといわれています。
結婚記念日という概念が浸透したのは、明治天皇が結婚25周年を「大婚二十五年祝典」としてお祝いしたことがきっかけです。

明治天皇が盛大なお祝いを開いたことをきっかけに、国民の間で広まるようになりました。
日本では細かく結婚記念日をお祝いする習慣は根付いていないですが、金婚式は特別な日としてお祝いする家庭が多いです。

アメリカに渡り細かく祝うように

結婚記念日がイギリスからアメリカに伝わったことで、幅が広がったと言われています。
現在では、20周年目まで1年ごとに名前を付けられ、お祝いする習慣が広まっています。

20周年以降は、身近なものや金属をイメージした名前が約5年ごとにつけられています。
どの結婚記念日をお祝いするかは家庭によって異なるものの、結婚記念日をお祝いするという慣習は、世界規模で浸透していると言えるでしょう。

周年の別名にちなんだ贈り物をすることも

結婚記念日のお祝いとして贈り物をする習慣は、ヨーロッパ由来と言われています。
結婚記念日には名前がつけられて、名前にちなんだ贈り物がされるようになっています。
たとえば、結婚記念日には、以下のように様々な名前がつけられており、贈り物を選ぶ際の参考になるでしょう。

• 1周年：紙婚式
• 2周年：綿婚式
• 3周年：革婚式
• 4周年：花婚式
• 5周年：木婚式
• 6周年：鉄婚式
• 7周年：銅婚式
• 8周年：ゴム婚式
• 9周年：陶器婚式
• 10周年：アルミ二ウム婚式
• 11周年：鋼鉄婚式
• 12周年：絹婚式
• 13周年：レース婚式
• 14周年：象牙婚式
• 15周年：水晶婚式
• 20周年：陶器婚式
• 25周年：銀婚式
• 30周年：真珠婚式
• 35周年：珊瑚婚式
• 40周年：ルビー婚式
• 45周年：サファイア婚式
• 50周年：金婚式
• 55周年：エメラルド婚式
• 60周年：ダイヤモンド婚式
• 65周年：ブルーサファイア婚式
• 70周年：プラチナ婚式
• 75周年：ダイヤと金婚式
• 80周年：オーク婚式
• 85周年：ワイン婚式

金婚式では、金にちなんだアクセサリーや食器などをプレゼントとして選ぶケースが多いです。

金婚式に贈るプレゼントの相場は1万円から3万円

一般的に金婚式は、1万円から3万円の範囲でプレゼントが贈られています。
実の両親にプレゼントを贈る場合は一般的な相場より高い傾向にあり、5万円から10万円の贈り物をする方もいます。

贈り物は祝福の気持ちが大切なので、金額よりも相手の性格やプレゼントの内容などに注目して選んでみましょう。

金婚式の一般的な祝い方3選

一般的な家庭でお祝いされている、定番の方法を以下にまとめました。

子供や孫がお祝いする

夫婦の金婚式のお祝いは、子供や孫が主催して行うことが一般的です。
例えば、子供や孫までそろって食事会を開いたり、子供からまたは孫からお祝いのプレゼントを贈ったりします。

主役の体調や好みにあわせて、無理なくお祝いできる方法を選びましょう。
子供や孫たちで協力して金婚式祝いの準備をするには、早めに声掛けをして段取りを考えます。

思い出の場所めぐりの旅行をする

若いころに楽しんだ旅行をもう一度味わうことは、金婚式で人気のプランです。

10年以上経っている場合は街の雰囲気が変わっていることも多く、新たな発見があるでしょう。
楽しみながら運動することは健康によいので、思い出の場所めぐりはメリットが多くあります。

カップルの気分になってデートする

子育てをしていた夫婦の場合、カップルの気分というのは長く忘れていたのではないでしょうか。
金婚式の機会に、カップルに戻ってデートを楽しむと若々しい気分になれるでしょう。

ふたりで行き先を決めるときも、楽しめるはずです。

▶金婚式のお祝い方法についてさらに知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
金婚式とはどんな行事？お祝いのマナーや食事会の料金相場を解説

金婚式に贈られるプレゼントの例

金婚式では、長年の夫婦生活を歩んできた夫婦を祝福して、プレゼントを贈る習慣もあります。
金婚式で贈られるアイテムは幅が広いので、夫婦の好みや経済状況を考慮して選ぶのが良いでしょう。

金婚式に贈られるプレゼントの例をご紹介します。

ご祝儀を包む

金婚式は金にちなんだプレゼントが多いですが、好みが分からない場合、ご祝儀を包んで自由に欲しいものを購入してもらうのも1つの手段です。

金婚式でご祝儀を贈る場合、金額に迷いがちですが、金婚式の相場金額は明確に決まっているわけではありません。
以下がおおまかな目安にはなりますが、経済状況なども考慮して、選ぶと良いでしょう。

• 子どもからのお祝い：3万円～5万円
• 孫からのお祝い：1万円～3万円
• 親戚からのお祝い：5千円～2万円

また、カタログギフトなどで、夫婦が欲しいものを自由に選べるスタイルにするのも良いでしょう。

似顔絵を贈る

作成似顔絵師：おさ

プレゼントに何を贈ろうかと悩んだら、似顔絵を検討してみてください。

似顔絵は自分で書くことも可能なうえ、書けないならプロに依頼できます。
自分で書くことだけがプレゼントではないので、持っているスキルに合わせて適切な選択ができるでしょう。

似顔絵をオンラインで注文するときは、専門の通販サイトが便利です。

金にちなんだプレゼントを贈る

金婚式では、結婚50周年目を迎える夫婦を、金のように輝いているという意味を込めてお祝いします。
そのため、金にちなんだプレゼントを贈るのが定番です。
たとえば、以下のようなアイテムは、金にちなんだプレゼントとして定番です。

• 金のアクセサリー
• 時計
• 食器
• カトラリー

夫婦によって、
「料理好きで素敵な食器に興味がある」
「ファッションアイテムが好き」
など好みは様々なので、好みに合わせて選びましょう。

夫婦が金色にそれほど興味がない場合は、メッセージカードに金色を取り入れるなど、金婚式らしさを強調すると思いが伝わります。

ペアアイテムを贈る

金婚式のプレゼントとしては、ペアアイテムを贈るのも定番です。
金婚式を迎える年代は70代を超えているケースが多く、お揃いのものを持つ機会もほとんどないでしょう。

金婚式を機にペアグッズを贈ることで、これからも元気に仲良く暮らしてほしいという思いを伝えられます。
金婚式でペアグッズを贈る際は、以下のアイテムが選ばれることが多いです。

• お揃いの食器
• ワイングラス
• 夫婦箸
• 部屋着

夫婦の生活をイメージして、日常で使いやすいアイテムを選びましょう。

手作りアイテムを贈る

金婚式のお祝いでは、手作りアイテムを贈ると思いが伝わるのでおすすめです。

手作りアイテムとしては、お菓子や小物ケースなど様々なジャンルがあるので、得意なものを作って贈るのが良いでしょう。
また、以下のように思い出に残るものを手作りすると、感動してもらえます。

• 寄せ書き
• お祝いムービー
• フォトアルバム

結婚50周年目の金婚式では、様々な思い出ができているものです。
金婚式を機に振り返り、アルバムやムービーとしてまとめると、金婚式での話題づくりになります。

金婚式に思いを込めて、手作りアイテムを贈りましょう。

金婚式で特別なアイテムを贈りたいなら似顔絵ギフトがおすすめ

金婚式で特別なアイテムを贈りたいのであれば、似顔絵ギフトがおすすめです。

なぜなら似顔絵は、オリジナリティが高く世界で1つだけのプレゼントなので、一生に一度のプレゼントにぴったりだからです。
さらに様々なアレンジが可能であり、日付や夫婦のニックネーム、メッセージを入れることも可能です。

また、お酒のボトルや時計など様々なアイテムとセットで贈ると、よりクオリティの高いプレゼントになります。
金婚式の予算に明確な決まりはないので、あらかじめ予算を決めて、予算の範囲内で贈るのが良いでしょう。

金婚式の制作実績がある「似顔絵グラフィックス」におまかせ

WEB上で注文すると、できあがった似顔絵が手元に届く通販サービス「似顔絵グラフィックス」です。
金婚式のプレゼントを似顔絵グラフィックスへ注文するメリットと、おすすめ絵師を紹介します。

似顔絵グラフィックスへ注文するメリット

作成似顔絵師：おさとう

似顔絵グラフィックスを運営する丸井織物株式会社は、創業80年以上の長い歴史を持つ企業です。
蓄積したノウハウと豊富な実績にもとづく、想像以上の金婚式祝いの似顔絵を制作します。

結婚祝いをはじめ、あらゆるお祝い用作品を手掛けた似顔絵師が40名以上在籍しているので、主役の好みに合った作風が見つかります。
似顔絵に関するアワードの保持者も多数所属していて、クオリティに定評があるサービスです。
無料の額縁サービスがあるので、高級感のあるプレゼントが贈れます。

結婚記念日の作品制作におすすめの似顔絵師

結婚記念日の似顔絵制作が得意な人気絵師を3名紹介します。
モデルの雰囲気や好みに合う絵師を見つけてください。

・似顔絵師はるてる

作成似顔絵師：はるてる

ふんわりと優しいタッチの似顔絵を描く絵師はるてるです。
大人だけでなく子供の似顔絵も得意なので、金婚式を迎える夫婦だけでなく孫やペットも一緒の作品制作にもおすすめです。
はるてるの過去の作品は以下をクリックしてご覧になれます。

似顔絵師の作品を見てみる！

 

・似顔絵師エース

作成似顔絵師：エース

モデルの素敵なところをより素敵に仕上げる似顔絵師で、爽やかで明るい雰囲気が特徴です。
「リクエストを気軽にして欲しい」という絵師のため、ちょっとしたことでも気軽に相談できます。
エースのその他の作品も見てみたいときは、こちらをクリックしましょう。

似顔絵師の作品を見てみる！

 

・似顔絵師ひでお

作成似顔絵師：ひでお

ユニークでインパクトのある似顔絵を贈りたい方には、似顔絵師ひでおがおすすめです。
オリジナリティの高い作風で、根強い人気がある絵師です。
ひでおの作品をさらにチェックしたい方は、こちらをタップしましょう。

似顔絵師の作品を見てみる！

まとめ｜金婚式は欧州由来の文化！日本人らしくお祝いしてみよう

金婚式の由来や意味について把握すると、金婚式のすばらしさがよく分かります。
金婚式はイギリス由来であり、黄金のように価値の高い記念日として大切にされています。

結婚50周年というのは半世紀であり、夫婦生活を営んできたというのは輝かしく、盛大なお祝いをする習慣が浸透しています。
金婚式では孫がいるケースもあり、家族で揃う貴重な機会です。

金婚式を迎える夫婦に、お祝いの気持ちを伝えましょう。