金婚式の贈り物に熨斗(のし)は必要?注意点をチェックしよう
「金婚式のプレゼントを準備する必要がある」
「金婚式の熨斗(のし)を書くときのマナーを知りたい」
知人の金婚式を迎えた経験がない人は、どのようなマナーを守ってプレゼントを贈ればいいのか分からなくなります。
今回は、金婚式のプレゼントを贈る際のマナーをご紹介しているので、マナーや注意点についての疑問が解決されますよ。
目次
金婚式で熨斗(のし)をつけるときの注意点
金婚式のプレゼントを贈るときには、しばしばのしをつけたものが贈られます。
ここでは、のしの必要性や表書き、水引など、プレゼントを贈るときに重要なことを解説します。
金婚式のプレゼントにのしは必要?
そもそも、のしとは、「よりていねいに物を贈る」という気持ちを込めて、慶事のときに使用するものです。
金婚式は慶事のお祝いなので、プレゼントを贈るときはのしをつけましょう。
のしとは、お祝い事やお悔やみ事で贈答品の際に添える、のしあわびを模した飾りのことです。
表書きや水引の注意点
水引の中央上部に書く表書きは、以下の言葉から選びます。
- 金婚式御祝
- 祝 金婚式
- 寿
- 御金婚御祝
結婚を記念とするお祝いは繰り返しても問題ないので、ほどくのが簡単な蝶結びの水引を選びましょう。
子ども一同の名前の書き方
金婚式のお祝いを複数人の子どもから贈ることもあるでしょう。
子ども一同として贈る場合、3名までの氏名を中央下部にバランス良く書きます。
4名以上になるときは、代表者の氏名と、左に「外一同」と書いてください。
全員の名前は別紙に書いて、中包みに入れます。
夫婦連名での名前の書き方
夫婦連名で贈るときは、夫の氏名はフルネームで書き、左に妻の名前を書きます。
中央に2人の名前を書くので、バランスを意識しましょう。
▶結婚式のお祝いでも熨斗は使います。
こちらの記事で結婚祝いで熨斗を送る際もマナーも勉強しておきましょう!
結婚祝いにつける熨斗(のし)のマナーを画像付きで分かりやすく解説!
金婚式のプレゼントは郵送してもいい?
お祝いの言葉は結婚のときと同じく、相手に直接伝えたいものです。
しかし、遠方に住んでいたり会えない事情があったりするときに、郵送すること自体はマナー違反ではありません。
とはいえ、金婚式の準備は、結婚式のように3ヶ月以上かかるものではありません。
できることなら相手と予定を合わせて、直接手渡しすることがおすすめです。
金婚式のお祝いメッセージ文例
金婚式に贈るお祝いのメッセージは、祝福の気持ちや感謝の気持ちが伝わるように贈ると喜んでもらえます。
さまざまな立場から贈る金婚式のメッセージ
さまざまな立場から金婚式のメッセージを贈るときの文例をご紹介します。
【文例1】
結婚50周年おめでとうございます
出会ってから何度も恋してけんかしても 仲良くしてくれてありがとう
2人が築いてきた家庭に敬意を表します これからも愛が深まりますように
【文例2】
結婚記念日おめでとうございます
〇〇さまのご活躍も 素晴らしいご家庭があってのこととお見受けします
これからも末永く元気で円満な人生でありますように
【文例3】
おじいちゃん おばあちゃん 結婚50周年おめでとう!
いつも私と仲良くしてくれてありがとう
優しい2人がいるおうちは温かくて大好きです
これからも体に気をつけて長生きしてね
メッセージでよく使われる言葉について
金婚式のメッセージでは、身体や体という言葉が使われます。
一般的に、「体」は肉体的な意味合いがあり、「身体」は心や精神のほか、立場なども含む言葉です。
金婚式を迎える相手に肉体的にも精神的にも元気でいてほしいなら、「身体」を使います。
しかし、孫や子どもからのメッセージなど、贈り主が幼いときやご本人と仲がいいときは、とくに気にする必要はありません。
金婚式の金額相場はいくら?
金婚式でよく贈られているお祝いの金額は、1万円から5万円と幅広いです。
子どもから親に贈る時は金額が高くなり、孫から親に贈る時は子どもより低い傾向にあります。
個人でお祝いの品を準備する方法だけではなく、夫婦や子どもたちから連名で準備する方法もあります。
高価な品物を贈りたいときは、連名で贈ると相手も気を遣わないでしょう。
長寿祝いの名称や意味を紹介
長寿祝いには、金婚式以外にもさまざまな名称があります。
長寿祝いの種類や意味を知って、金婚式以外でもお祝いできるといいですね。
長寿祝いの種類や意味
長寿祝いは結婚記念日と同様に、さまざまなタイミングと意味があります。
以下では長寿祝いについてまとめたので、参考にしてください。
・還暦・・満年齢で60歳、数え年で61歳をお祝いします。
十干十二支に合わせて暦を数えた時に、干支は60年で一周するため61歳のお祝いとなっています。
・緑寿・・ろくじゅと読み、66歳の記念日です。
若さと活力の象徴である緑がイメージカラーとなっています。
・古希・・こきと読み、70歳のお祝いです。
イメージカラーは藍色です。
昔は70歳まで生きる人は珍しかったのですが、現在では珍しいものではありません。
とはいえ、ひとつの節目であり、ありがたい記念日です。
・喜寿・・77歳のお祝いで、きじゅと読みます。
喜の漢字を草書体で書くと七が並んだ形なので、この名前になったと言われています。
・傘寿・・80歳の記念日で、読み方はさんじゅです。
仐は傘という字の略字ですが、よく見たら八十と読めるので、この名前になったと言われています。
・米寿・・88歳のお祝いは、べいじゅと読みます。
米の字を観察すると、八十八という字に分解できるところから、この名前がつきました。
・卒寿・・そつじゅと読み、90歳のお祝いです。
卒の略字「卆」をよく観察すると、九十と読めるので、この名前がついたと言われています。
・白寿・・99歳のお祝いで、はくじゅと読みます。
百から一引けば白の字になることが、名前の由来です。
・百寿・・100歳のお祝いのことを表していて、百歳の漢字からそのまま名づけられたと言われています。
長寿祝いはいつするの?
結論からいうと、長寿祝いに「この日までにみんなで集まってお祝いしなければならない」といった決まりはありません。
満年齢や数え年などありますが、どちらにもこだわる必要はないわけです。
とくにこだわりがなければ、分かりやすい満年齢でお祝いしても問題はありません。
現在では、感染症の流行や仕事などの影響で、家族や親戚が全員集まることは難しいでしょう。
全員で集まることが難しいときは、個人でプレゼントを贈ることも1つの手段です。
金婚式のプレゼントは名入れギフトがおすすめ
金婚式のプレゼントに、オリジナリティの高い名入れギフトを贈るのはいかがでしょう。
ここでは、名入れギフトとそれぞれの特徴をご紹介するので、ご本人の顔を思い浮かべながら選んでください。
お酒のボトル
お酒のボトルに名入れをして、お酒を飲む人へ贈ってはいかがでしょう。
金色尽くしのボトルなら、高級な見た目で特別感があります。
こちらの名入れボトルは名前のほかに、一言メッセージを添えることが可能です。
名入れスイーツ
現在では、ケーキだけに限らず、さまざまなスイーツに名入れすることが可能です。
自分たちのために用意してくれたプレゼントという感じがするので、もらったときのうれしさもひとしおです。
洋菓子が苦手な夫婦には、和菓子の選択肢もあります。
文明堂では、柔らかな温かみを感じ取れる名入れカステラを販売しています。
和菓子に名入れできることを知らない人も多いので、プレゼントするだけでサプライズになるでしょう。
作品ごとにオリジナルの型から制作していて、注文数が30個未満のときは型代がかかるのでご注意ください。
名前ポエム
名前ポエムとは、2人の名前から文字をとってポエムを作るプレゼントです。
2人の名前からとる文字は、1文字のこともあれば全ての文字を使うこともあります。
ポエムだけの色紙があれば、似顔絵を入れて華やかにした色紙もあります。
似顔絵や名前ポエムは、オンラインで通販サイトやフリーランスなどに注文することが可能です。
まとめ|金婚式の贈り物にはのしをつけよう
金婚式は一生に一度のお祝いなので、普段よりていねいに贈り物をしたいですよね。
贈り物にのしをつけて、お祝いの品であることを示しましょう。
金婚式の贈り物で名前ポエムを検討している人は、似顔絵グラフィックスの似顔絵師一覧をご覧ください。
作品サンプルは無料で閲覧できるので、時間をかけてじっくりと選ぶことができますよ。
結婚記念日には似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
金婚式や銀婚式などの結婚記念日。
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