金婚式にはどのような挨拶をする?構成や文例を紹介
「金婚式の挨拶はどのような内容が良い?」
「金婚式の挨拶の内容がまとまらない」
金婚式は結婚50周年の特別な日であり、盛大な会を開いてお祝いすることがあります。
お祝いの挨拶をすることになった場合、どのような挨拶をすべきか迷いがちです。
金婚式を迎える夫婦は50年もの年月を経ており、様々な思い出があるので、当時を振り返ったり懐かしく思えたりする内容を選ぶのが良いでしょう。
本記事では、金婚式の挨拶の構成や様々な立場からの文例などについてご紹介します。
目次
金婚式の挨拶の構成を押さえておこう
金婚式の挨拶の構成を押さえておくと、スムーズに原稿を作成できます。
ぜひ、参考にしてみてください。
金婚式を迎えることのおめでたい気持ちを伝える
金婚式の挨拶では、金婚式を迎えることに対するおめでたい気持ちを伝えます。
金婚式は結婚50周年目であり、長生きして夫婦生活をともに送ってきたことは輝かしいことだからです。
まずは、「金婚式おめでとう」という気持ちを伝えましょう。
金婚式を迎える夫婦との思い出を伝える
金婚式を迎える夫婦との思い出話があると、懐かしさからうれしい気持ちになります。
結婚50周年の金婚式では、夫婦の年代は70代以降となっていることが多く、それまで様々な思い出があるはずです。
夫婦からの挨拶では夫婦生活50年の中での楽しい思い出、子どもの立場ではそれまで育ててくれたことへの思い、孫からはかわいがってくれたエピソードなどがあります。
金婚式を迎える夫婦とのエピソードとともに、思いを伝えましょう。
これからも元気で仲良くして欲しい気持ちを伝える
金婚式を迎える夫婦に対しては、これからも元気で仲良くして欲しいという思いがあります。
夫婦そろって金婚式を迎えるのが喜ばしいことや、これからの思いを込めて挨拶を送りましょう。
なお、高齢の夫婦の場合は、伝わりやすいように、挨拶の声や速さ、長さなどを考慮することも大切です。
忌み言葉・重ね言葉を避ける必要あり
金婚式の挨拶では、忌み言葉・重ね言葉を避けるのが基本です。
忌み言葉は、別れや不幸などを連想する言葉であり、金婚式としてはふさわしくありません。
また、重ね言葉は繰り返すことにつながるので、再婚を連想するという考えもあります。
忌み言葉・重ね言葉は、以下のような言葉が例としてあります。
知らずに使ってしまう言葉もあるので、注意しましょう。
- 切れる
- なくなる
- 最後
- 飽きる
- 終わる
- ますます
- いよいよ
- 重ね重ね
金婚式の挨拶をするタイミング
金婚式は、挨拶をするタイミングで印象が変わります。
金婚式は結婚50周年の特別な日なので、夫婦に気持ちが伝わるようタイミングなどささいな部分にも配慮することが大切です。
金婚式の挨拶をするタイミングについてご紹介します。
乾杯の直前に挨拶する
金婚式にホームパーティーやレストランでの食事会などを開く場合は、乾杯の直前に挨拶するのが定番です。
乾杯の前に挨拶することで参加者の意識も高まるので、スタートのメリハリがつきます。
金婚式で夫婦の幸せを願う気持ちを込めた挨拶をして、乾杯につなげるのが良いでしょう。
食事会の途中で挨拶を挟む
食事会を開催する場合は、途中で挨拶を挟むのも1つの手段です。
食事会の途中では、参加者が打ち解けて雰囲気も良くなっているので、そのタイミングで挨拶をすると盛り上がるでしょう。
食事会の途中であれば、夫婦との思い出話を取り入れるなど工夫することで、その後の話題づくりにもなります。
途中でメッセージ動画を流すことも、場を盛り上げるのに効果的です。
パーティーや食事会をしめるタイミング
金婚式の挨拶では、パーティーや食事会をしめるタイミングにするのも1つの手段です。
締めの挨拶にインパクトがあると、印象に残りやすいです。
楽しい金婚式を迎えられたことへの思い、これからの幸せや健康を祈る気持ちを伝えましょう。
金婚式に参加できない場合の挨拶
金婚式に都合がつかず、当日に挨拶ができないこともあります。
金婚式に参加できないときに気持ちを伝えたい場合は、以下のように様々な方法があります。
- メッセージを贈る
- 電報を贈る
- 動画を贈る
金婚式としてイベントを開く場合は、当日の参加者にメッセージを読み上げてもらったり、電報を贈ったりすることも1つの手段です。
動画を作成して、金婚式に流してもらうのも良いでしょう。
特別なイベントを開かないときは、別日に直接思いを伝えたり、遠方の場合はメッセージを添えたプレゼントを贈ったりするなどの工夫できます。
お祝いで使える挨拶の文例
金婚式のお祝いで使える挨拶の文例を、様々な立場からご紹介します。
あらかじめ伝えたい内容を書き出して、整理しながら構成を考えるのが良いでしょう。
挨拶の内容で迷っている方は、参考にしてみてください。
子どもからのお祝いの挨拶
子どもの立場で金婚式の挨拶をする際は、金婚式を迎えられることに対するお祝いの気持ちと、参加者に対する感謝の気持ちを伝えましょう。
【文例】
お父さん、お母さん、金婚式おめでとうございます。
また、参加してくださった皆様、本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。
両親が元気にこのような素晴らしい日を迎えられ、多くの方に祝福していただけることを幸せに思っています。
普段は離れて暮らしていますので、周囲の方々が近くにいてくださることに、ありがたく感じています。
お父さん、お母さん、改めてこの日を迎えられて良かったですね。
これからも、ずっと元気で幸せな生活を送ることを祈っています。
孫からの挨拶
孫からの挨拶は、金婚式を迎える夫婦にとってうれしいものです。
尊敬の気持ちや感謝の気持ちを伝えると、感動してもらえます。
【文例】
おじいちゃん、おばあちゃん、金婚式おめでとうございます。
結婚50周年と、夫婦生活を築き上げてきたことに、改めて尊敬の気持ちでいっぱいです。
お2人が元気にこの日を迎えられたことを心から祝福いたします。
楽しいことも大変なことも乗り越えて50年という年月を夫婦ともに歩んできたお2人は、私たちの誇りです。
これからも元気で楽しい生活を過ごしてください。
教え子からのお祝いの挨拶
親密な関係の場合は、教え子が金婚式の挨拶を担当することがあります。
教え子は学生のときのエピソードがあるので、挨拶の中に取り入れるのが良いでしょう。
【文例】
〇〇先生、奥様、金婚式おめでとうございます。
在学中も卒業後も、先生には様々な相談にのっていただき、手助けいただきました。
学生時代に先生の研究室で打ち込んだ研究や仲間との旅行は、今でも思い出に残っています。
お2人の輝かしい50年の結婚生活を、心から祝福いたします。
乾杯の挨拶
乾杯の挨拶では、参加者のテンションが高くなるような盛り上がる内容を選びます。
【文例】
金婚式おめでとうございます。
金婚式に招待していただいて、お2人の結婚生活の長さに驚いています。
まず、金婚式を迎えるお2人のご紹介を簡単にさせていただきたいと思います。
夫〇〇さんは、75歳を迎えられています。
感情的になることはなく心優しい性格であり、〇〇さんと穏やかな楽しい生活を送られています。
定年退職後は楽器の演奏を楽しまれており、定期的に演奏会にも参加されています。
妻〇〇さんはアクティブな性格であり、70歳を超えた今でもバリバリ地域での活動を行われています。
地域のゲートボールに参加されたり、ジムに通ったりと、アクティブさに驚いています。
頼りになる相談相手でもあり、今までたくさん手助けいただいている存在です。
本日は、輝かしい結婚50周年目を記念して、盛大に盛り上がりましょう。
金婚式、おめでとうございます。乾杯!
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金婚式に似顔絵を贈るのはサプライズになりますし、お祝いの会を盛り上げるきっかけにもなります。
金婚式を迎える夫婦に対して、お祝いや感謝の気持ちを込めたメッセージを取り入れるなど工夫すると、オリジナリティが高まります。
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似顔絵師の作風は様々なので、過去の作品を参考にしながら、金婚式を迎える夫婦をイメージして選びましょう。
まとめ|金婚式には祝福の挨拶をしよう!
金婚式は結婚50周年目と半世紀の年月が経っており、結婚記念日の中でも特別な日なので、盛大な会を開いてお祝いすることも多いです。
金婚式の挨拶をするのは、子どもや孫、友人など様々ですが、それぞれの立場で感謝の気持ちやお祝いの気持ちを伝えると、感動してもらえます。
また、金婚式で食事会などを開く場合、乾杯の挨拶を任せられることもあります。
挨拶を任せられたときは、盛り上がるきっかけになる内容を選びましょう。
金婚式では、50年の年月を振り返り、輝かしい夫婦へお祝いの気持ちを伝えましょう。
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