シンプルな似顔絵の書き方!アナログとデジタルのポイントを解説
「シンプルな似顔絵なら自分にも書けるかも」と思って、シンプルな似顔絵の書き方を探しているのではないでしょうか。
シンプルな似顔絵といっても組み合わせ方は何通りもあるので、奥が深いのが特徴です。
この記事では、シンプルな似顔絵の書き方を説明したので、誰でも似顔絵が書けるようになっています。たった一度だけ似顔絵を書くつもりでも、奥の深さに気づいてたくさん書きたくなるかもしれませんよ。
シンプルな似顔絵の書き方7選
シンプルな似顔絵の書き方は、とにかくモデルの顔をシンプルな形で捉えていくところからはじめます。ここでは、シンプルな似顔絵の書き方をひとつずつ見ていきましょう。
まずはモデルの特徴を確認する
シンプルな似顔絵を書く時は、まずモデルの特徴を確認していきます。
ここでポイントになるのは、図形で表現できる顔のパーツはないか?と考えることです。リアルな絵柄の似顔絵も多いですが、今回書くのはあくまでもシンプルな絵柄。シンプルでありながらモデルに似た似顔絵にすることが、今回の制作で重要な点です。
絵を書く道具をそろえる
絵を書く道具をそろえるといっても、シンプルな似顔絵ならプロが使うような道具をそろえる必要はありません。
アナログならノートとシャーペン、デジタルなら「ペイント」またはフリーのソフトなどで十分です。もし、絵を書く道具を持っているのなら、そちらを使ってみてもいいでしょう。
自分が使いやすい道具を選んで、シンプルな似顔絵を書いてくださいね。
アタリを取る
人の顔を書くときに、未完成な線を書くことを「アタリ」といいます。
一番簡単なアタリは、卵型または長方形を書き、中心で交わるように縦と横の線を入れることです。
シンプルな絵は、目や鼻などの各パーツを書くこと自体は難しくありません。しかし、各パーツの配置によって全く違った顔になるのが難しいポイントです。
たとえば、長方形のアタリを書いた場合で解説します。中心で交わるように線を引くと、2×2で合計4マスになるでしょう。その中で、左右の輪郭に寄せて目を書いた場合と、鼻に寄せて目を書いた場合では、似顔絵から受ける印象が違うのではないでしょうか。
このように、各パーツの配置によって似顔絵から受ける印象が全く違うので、シンプルなイラストを書く場合でもアタリを取るといいでしょう。
輪郭はシンプルな形を意識する
モデルの輪郭は、とにかくシンプルな形を意識しましょう。
私たちの顔は複雑な形をしているので、本来は単純な丸や卵型で表現できるものではありません。しかし、今回制作するのはシンプルな似顔絵ですから、とにかく単純な表現で書くことを意識します。
丸や卵型のほかには、四角形や逆三角形などもありますよ。ゴツゴツとした輪郭の男性を書きたいときは、四角形や逆三角形などを活用していくといいでしょう。
顔のパーツは図形で考える
顔のパーツは図形だと考えると、シンプルな人の似顔絵が書けるようになります。
最も簡単な方法は、卵型の輪郭に「丸」「三角」「_」の記号を入れるだけです。3つの記号を使って顔を書くときに、各パーツの配置に気をつけるだけでも、顔の個性を出せるでしょう。
人の顔を書き分けたいときは、目を楕円形にしてみたり、口を「U」や「V」の形にしてみたりできます。各パーツの角度を調整していくと、さらに似顔絵らしくなっていきますよ。
髪型はひとつの塊として考える
髪型を書くときはひとつの塊として考えると、誰でも簡単にシンプルな似顔絵が書けます。
人の髪を書くときは、毛の流れを意識してつむじから書いていくことが多いです。毛を一本ずつ書いていくので、全体のバランスをチェックしながら量を調整していく必要があります。髪を書く作業は慣れると面白いものですが、何度書いてみても苦手な人もいるでしょう。
髪型をひとつの塊として考えると、毛の流れを一本ずつ書いていくときとは違い、数本の線画で書けることが多いです。書く線が少ない分、似顔絵に慣れていない人でもシンプルな表現ができますよ。
パーツの配置パターンを覚える
シンプルな似顔絵を書くなら、パーツの配置パターンを覚えておくといいでしょう。
「アタリを取る」の項目で紹介した内容と同じになりますが、卵型や長方形を書き、中心で交わるように2本の線を書いてください。モデルの顔はパーツが中心寄りでしょうか、外側寄りでしょうか。パーツがどちらかに寄っているわけではなく、おでこが広かったり、あごが特徴的だったりする場合もありますよ。
いくつかの配置パターンを覚えていくと、その中から最もモデルに似た配置を選べるでしょう。
デジタルで書く|ペンタブレットの使い方
シンプルな似顔絵を書きたい人の中には、デジタルで制作する人もいると思います。ここからは、ペンタブレットを使用する際のコツを少し解説していきましょう。
ペンタブレットの基本的な操作方法とは?
ペンタブレットでは、以下の基本的な操作が可能となっています。
- クリック・・ペンの先を強く押し当てる。または1度だけたたく
- ダブルクリック・・タブレット上の同じ場所を2回たたく
- ドラッグ・・ペン先はタブレット上につけた状態で、ペンを移動させていく
シンプルな似顔絵をペンタブレットで書く場合でも、まずは基本の操作が必要です。
ペンタブレットにはどんな特徴がある?
ペンタブレットは、主に以下の特徴があります。
筆圧を感知できる
ペンタブレットには筆圧を感知する機能があるので、アナログでイラストを書く時のように、自分の筆圧に合わせて似顔絵の制作が可能です。筆圧を感知しない時は、どんな強さで線を書いても濃淡や太さが均一になります。
消しゴム機能が使用できる
ペンタブレットには消しゴム機能があるので、マウスに持ちかえる必要がありません。(対応しているのは、消しゴム機能がついたペンタブレットです)
慣れない人は文字や図形の練習から
ペンタブレットに慣れない人は、いきなり似顔絵を書くのではなく、文字や図形の練習からはじめることがおすすめです。
アナログと比較したときに、ペンタブレットにはどうしても書き方のコツに差があります。四角や丸などの簡単な図形を練習して、筆圧の強さなどを覚えていくといいでしょう。
作家のイラストをトレースして練習する
ペンタブレットを使って図形を書くことに慣れたら、好きな作家のイラストをなぞって練習してみてください。
この時、アナログのイラストをわざわざパソコンに取り込まなくても、タブレットの上にイラストをおいてなぞる方法が簡単です。ペンタブレットに慣れないうちは、色がついたイラストを選択するより、白黒のイラストを選択した方が練習しやすくなります。
注目すべきは手元ではなくポインタ
アナログでイラストを制作していた人は、今まで手元に集中しながら書いていたことでしょう。
しかし、ペンタブレットの場合は注目すべき場所がペンタブレットのポインタになります。その理由は、ペン先が手元ではなくパソコンの画面上にあるからです。
慣れないうちはつい手元に集中してしまうかもしれませんが、それではイラストの感覚を掴むことが難しいでしょう。ペンタブレットで書く場合は、手元ではなくポインタに集中することがおすすめです。
似顔絵はプロに依頼する方法もおすすめ
似顔絵は、自分で書くだけではなくプロに依頼する方法があります。
たとえば、ブログやSNSなどを収益化する場合は、自分の似顔絵を書いてもらってユーザーに覚えてもらうこともできます。ここでは、プロの似顔絵師がたくさん所属している「似顔絵グラフィックス」を紹介しましょう。
個性豊かな20人以上の似顔絵師
似顔絵グラフィックスには、個性豊かな20人以上の似顔絵師が活動しています。みんなそれぞれ作風やタッチが異なるので、自分好みの「シンプル」な似顔絵師が見つかるはずです。
フレームやイーゼルを購入できる
大切な人のプレゼントにするなら、フレームやイーゼルにかけて渡すのはいかがでしょうか。似顔絵は税込み8,580円で提供しているものもありますが、シチュエーションに合わせてオプションの商品を選べます。
最短3日で発送
似顔絵グラフィックスは、似顔絵師の稼働状況にもよりますが、最短3日で似顔絵を発送するのが特徴です。「記念日に間に合わない」といった場合でも、人によっては間に合う可能性があるので、まずは「似顔絵師一覧」などから似顔絵師の稼働状況をご覧ください。
似顔絵グラフィックスの似顔絵師を紹介
ここでは、似顔絵グラフィックスに所属していて、シンプルなイラストを書く似顔絵師を一部紹介します。
しーこ♪さん
しーこ♪さんはシンプルな似顔絵で、2人の子どものかわいらしさを表現しています。優しく穏やかな絵柄なので、見ているこちらも温かい気持ちになれますよね。
福ちゃん
福ちゃんは、シンプルなイラストで還暦を迎える方のつややかさを表現しました。ほどよい輝きの絵柄にきらきらとした背景がよくマッチしています。このように、全体のバランスを考えて書いてくれますよ。
シンプルな似顔絵の書き方を意識しよう
シンプルな似顔絵は、単純でありながら奥が深いですが、楽しんで書いているうちに自分なりの書き方を見つけられるはずです。
また、プロに依頼すると、紹介した似顔絵師のように自分では表現できない部分まで書き上げてくれますよ。シンプルな似顔絵でも、プロに依頼する意味があるのです。
この記事は「似顔絵グラフィックス」が書きました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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