そもそも金婚式とは?記念日の意味やお祝い方法などを徹底解説
「金婚式ってどんな記念日?」
「金婚式の意味や過ごし方が知りたい」
金婚式の名前を知っていても、詳しい意味やどのような過ごし方をすればいいのか分からない人が多いです。
この記事を読むことで、金婚式の由来や意味など、大まかな内容が分かります。
ご自分が金婚式のときに過ごし方を考えたりほかの人をお祝いしたりできるようになりますよ。
目次
金婚式はどんな記念日?
金婚式は結婚記念日の1つですが、詳しいことは知らない人も多いです。
ここでは、金婚式の意味や由来について解説していきます。
金婚式とは?
金婚式は、たくさんある結婚記念日の1つで、結婚50周年を祝う記念日のことです。
「金色の輝きを得た豊かさ」という意味が込められています。
50年という年月はとても長いので、全ての夫婦が迎えられる記念日ではありません。
そのため、大切な結婚生活の節目として、大々的にお祝いをする夫婦が多いです。
昔は金製品を贈り合う習慣があったと言われていますが、現在ではさまざまなスタイルでお祝いされています。
金婚式の由来
金婚式は、イギリスから日本に伝わったお祝いです。
明治天皇が結婚25周年記念である「銀婚式」を盛大に催したことにより、民衆にも金婚式や銀婚式が広まったと言われています。
当時の日本では、家同士のつながりを大切にするという考え方がありました。
そのため、明治天皇が催すまで夫婦の記念日を祝う文化はなかったのです。
現在の日本では、明治時代とは異なり銀婚式よりも金婚式を重視する人が多いです。
▶以下の記事でも、金婚式の由来や歴史習慣について解説しているので、合わせてご覧ください。
金婚式にはどのような由来がある?発祥の国や歴史、習慣を解説
どれぐらいの夫婦が金婚式を迎える?
金婚式は結婚50周年のお祝いなので、お伝えした通り全ての夫婦が迎える記念日ではありません。
平均初婚年齢が30歳前後だと考えると、80歳前後で金婚式を迎える計算になります。
e-ヘルスネットによると、日本の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳です。
いまでは多くの夫婦が金婚式を迎えていますが、迎えることが叶わなかった夫婦もいます。
お祝いの相場はいくら?
結婚50周年のお祝いである金婚式。
お祝いは奮発したいところですが、相場は1万円から5万円です。
お祝い金は、両親に贈る人は3万円から5万円、おじいさんやおばあさんに贈る人は1万円から2万円と、関係の近さによって調整されます。
しかし、必ずしも1万円から5万円の範囲でなければいけないものではありません。
「お世話になったから多く贈りたい」と思うのなら奮発してもいいですが、相手が恐縮する可能性にも配慮しましょう。
お祝い金やお祝いの品ではなく、食事や体験チケットなどを奮発することも1つの方法です。
金婚式の過ごし方は?
金婚式の意味を理解しても、「どうやって過ごすといいのか」が分からない人もいるでしょう。
金婚式には、レストランや自宅での食事会を開いたり、お祝いの品をいただいたりする夫婦が多いです。
しかし、過ごし方は決まっていないので、ほかにも以下の過ごし方をする夫婦がいます。
- 旅行
- クルージング
- 映画鑑賞
- 観劇
- 金にちなんだ贈り物をする
- いつも通り過ごす
大きく3つのパターンに分けることができるので、以下で解説します。
特別な体験をして過ごす
国内旅行や日帰りの旅行だけに限らず、海外旅行をする夫婦もいます。
非日常を味わいながら写真に残せば、長く記憶に残る思い出になるでしょう。
クルージングや映画鑑賞など、旅行以外の経験をすることも選択肢の1つです。
2人とも出かけることが好きなら、楽しい1日になります。
金にちなんだ贈り物をする
お伝えした通り、金婚式という名前には「金色の輝きを得た豊かさ」という意味が込められています。
そのため、金杯に夫婦の名前を刻んだり金製品を贈り合ったりして過ごす人もいます。
金婚式を迎える年代の夫婦は、腕時計やネックレスなどを好む人が多いです。
金杯には、単杯や3つの杯を重ねた金杯など種類があるので、プレゼントの際は夫婦の雰囲気に合わせて選びましょう。
いつも通り過ごす
金婚式だからといって無理をして思い出作りに出かける必要はありません。
わざわざ金婚式に出かけなくても、すでにたくさんの思い出作りをしていることもあります。
自宅で過ごした後にいつもよりちょっと豪華な料理を作ったり、プレゼントをもらうだけだったりといった過ごし方もあります。
▶このように金婚式の過ごし方は人それぞれ。
こちらの記事では、金婚式の過ごし方をより詳しく解説しているので、チェックしてください。
金婚式は何する?過ごし方やお祝い金額やプレゼントの目安を解説!
金婚式に集まってお祝いできないときの対処法
現在では、働いている人も多く、金婚式の日に集まれない親族や友人もいます。
金婚式のお祝いなので金婚式の当日にお祝いするのがいいですが、そうもいかない場合もあるでしょう。
親戚や友人で集まれないときは、1週間以内でみんなが集まりやすい日を選んで金婚式を開催するといいです。
金婚式の当日に届くよう、お祝いを手配しておくことも素敵な計らいです。
金婚式のお祝いに似顔絵を贈りませんか
金婚式には、夫婦箸や花束など、結婚記念日にふさわしい贈り物がよく贈られています。
しかし、似顔絵もまた、現在選ぶ人が増えているプレゼントです。
ここでは、金婚式のお祝いに似顔絵をおすすめする理由をご紹介します。
祝福の気持ちを伝えやすい贈り物である
似顔絵は、金婚式を祝福したい気持ちを伝えやすい贈り物です。
- 笑顔で並ぶ2人
- 「金婚式おめでとう」の文字
- ていねいに書き込まれたイラスト
上記の点から、誰でもすぐに「金婚式のお祝いを手配してくれた」と分かります。
似顔絵を贈ると迷惑ではないか?
似顔絵を贈ることをイメージすると、以下のようにさまざまな疑問が思い浮かぶ人もいます。
- 似顔絵を贈ったら飾ってくれるだろうか
- 注文する方法がわかない
- そもそも絵を飾る習慣がないかもしれない
- 相手の好きな作風がわからない
- ほかの人とかぶったら邪魔になるだろう
もし、上記のような心配があり似顔絵を選べないときは、検討している贈り物を伝えましょう。
相手との関係性によりますが、「金婚式の贈り物に似顔絵を検討している」とさりげなく伝えてはいかがでしょう。
似顔絵なら「似顔絵グラフィックス」へ
金婚式に似顔絵を贈るなら、専門性の高い似顔絵通販サイトがおすすめです。
似顔絵に特化した通販サイトなら、結婚記念日に似顔絵を書いた経験が豊富なので、イメージに近い作品を作ってもらえます。
似顔絵グラフィックスは、スマートフォンに保存している写真から似顔絵を作成できる通販サイトです。
必要な情報はインターネット上でやりとりすることが可能なので、店舗に行く時間がない人でも作業ができます。
20名以上の似顔絵師が所属している似顔絵グラフィックスなら、「相手の好きそうな作風がない」と悩むことはないでしょう。
似顔絵師の作品一覧ページから作品サンプルが無料で閲覧できるので、一度ご覧ください。
似顔絵以外に贈られている金婚式のギフト
上記では似顔絵をご紹介しましたが、もちろん似顔絵以外にもよく贈られているギフトがあります。
- 花束
- ペアグッズ
- お酒
- カタログギフト
- 旅行券
それぞれの特徴を見ていきましょう。
花束
花束は、単体で贈ることもできますし、ほかのギフトと一緒に贈ることもできます。
思い出の花がある夫婦には、その花を贈ると素敵なプレゼントになります。
ペアグッズ
2つで1セットのペアグッズを夫婦に贈ると縁起がいいと言われています。
ペアグッズには、以下の種類があるので、夫婦のライフスタイルに合わせて選んでください。
- 食器やカトラリー
- 酒器
- パジャマ
お酒
お酒が好きな人には、毎日の晩酌がさらに楽しくなるものを贈ると喜んでもらえます。
お酒だけではなく、マッチするおつまみのセットを一緒に贈ることもおすすめです。
カタログギフト
現在、カタログギフトは100種類以上あり、ジャンルもさまざまです。
たとえば、総合型のカタログギフトは、商品の掲載数が多く、割引をすることがあります。
百貨店型は、審査が厳しく高級感のあることが特徴です。
審査の水準を満たさない商品を掲載しないので、クオリティの高い商品が多い傾向です。
100種類以上なので、ほかにもさまざまな種類があります。
旅行券
夫婦がかけがえのない思い出を作れる旅行券は、「しあわせなひとときを過ごしてほしい」という気持ちを込めて贈られます。
チケットはかさばらないので、食事会のような外出先でも気兼ねなく手渡すことが可能です。
結婚記念日について
夫婦の記念日は、金婚式だけではありません。
ここでは、結婚記念日のルールや名称などを解説していきます。
結婚記念日の決め方にルールはある?
結婚記念日の数え方は年齢と同じなので、結婚した1年後に1周年の記念日があります。
細かい決め方のルールはないので、自分たちの思い出があれば該当の日を設定すると覚えやすいです。
一般的には、結婚式をした日に設定する夫婦が多いです。
ほかには、プロポーズを受けた日や結婚届を提出した日など、さまざまな日が設定されています。
周年ごとの記念日の名称
結婚記念日は、周年ごとにさまざまな呼び方が存在します。
日本に結婚記念日をお祝いする文化を伝えたイギリスでは、結婚15周年まで1年単位で記念日があります。
15周年を過ぎると5年単位で名前がつけられており、夫婦の記念日を大切にする文化が特徴です。
以下にて、10周年までの名前をご紹介します。
1年目 紙婚式
2年目 藁婚式(綿婚式)
3年目 革婚式
4年目 花婚式
5年目 木婚式
6年目 鉄婚式
7年目 銅婚式
8年目 ゴム婚式
9年目 陶器婚式
10年目 錫婚式(アルミ婚式)
たとえば、紙婚式なら「白紙のようなふたりの将来の幸せと夢を願う」という意味が込められています。
藁婚式なら、2人の関係が藁や綿のようにもろいことを表現しています。
結婚2周年で、まだ不安定な夫婦の絆を表したものです。
たくさんの記念日がありますが、1つずつ結婚にちなんだ意味が込められています。
金婚式のお祝いを贈るご祝儀袋について
ここでは、ご祝儀袋に関する書き方や注意点をご紹介します。
ご祝儀袋の書き方
金婚式に贈るご祝儀袋は、以下の点に配慮して作成しましょう。
- 表書き・・「寿」「金婚式御祝」などから選ぶ
- 水引・・紅白または金銀の蝶結び
- 使うペン・・筆ペンで書く
- ご祝儀袋・・高級なデザインを選ぶ
上記を確認すると、結婚祝いの際に贈ったご祝儀と違う点がいくつかあります。
金婚式は、結婚式とは違って繰り返しても問題のないお祝いなので、蝶結びの水引を選びましょう。
表書きは、寿のほか、金婚式のお祝いであることが分かる「金婚式御祝」とします。
ご祝儀袋は、中に入れる金額と袋の格を合わせるといった考え方があります。
しかし、一生に一度のお祝い事では贈る金額が高い人もいるでしょう。
贈る金額が高いときは、豪華なデザインのご祝儀袋を選ぶと喜ばれます。
ふくさは必要?
ふくさは、ご祝儀袋の水引が崩れることや、袋にしわがつくことを防ぐ目的で使用します。
そのため、ご祝儀袋をそのまま持っていくと、手渡しする際に崩れてしまうかもしれません。
現在は、包むものだけではなく挟めるふくさも販売されているので、1つ持っておくと、いざというときに活躍します。
まとめ|金婚式のことを知ってお祝いしよう!
金婚式のことについて解説しましたが、お分かりいただけたでしょうか。
人生で一度の記念日なので、ご本人が望むなら親戚同士で集まってお祝いをしてはいかがでしょう。
ご本人が望むお祝いをすることで、楽しい思い出として記憶に残るものです。
金婚式の贈り物を考えている人は、似顔絵をご検討ください。
結婚記念日には似顔絵グラフィックスの似顔絵をプレゼント!
金婚式や銀婚式などの結婚記念日。
一生の思い出に残る記念日に2人の似顔絵をプレゼントしてみませんか?